昨年の菊花賞で奇跡を起こしたキセキの春のローテーションが報道されました。キセキと言えば父がルーラーシップ産駒なので彼が父に重賞初制覇にしてGⅠ制覇をプレゼントした馬です。本当に父にしては奇跡の1頭かも知れません。昨年は菊花賞を制してから海外に挑戦しましたが結果が残せず休養に入っていました。この春はGⅠの大阪杯か天皇賞・春から始動する様です。古馬になってもキセキを起こせるのか注目です。キタサンブラックが引退したので絶対王者不在ではありますが、最強世代の現4歳世代が参入したので昨年同様のハイレベルなレースで私たちを楽しませてくれるのではないでしょうか。
今週は重賞レースが2つ組まれています。日曜日の京都メインでGⅢ【きさらぎ賞】が行われます。芝1800m戦ではあるのですがクラシックの登竜門として注目されているレースです。今年も本番で有力候補と評されている馬も出走していますし、能力の高い馬が出走しているので本番に向けても注目したいレースです。
★有力出走予定メンバー
カツジ 松山騎手
グローリーヴェイズ M・デムーロ騎手
サトノフェイバー 古川騎手
ダノンマジェスティ 松若騎手
レッドレオン 岩田騎手
出走メンバーを見ても分かるのですが、今年のクラシックに向けて注目される馬が集まりました。クラシックの登竜門でもあるレースなのでクラシックのためにも注目しておきたいレースです。
★有力メンバー短評
カツジ
新馬戦の競馬も強かったですが、前走のデイリー杯2歳ステークスではのちのGⅠ2着馬ジャンダルム相手に接戦を演じた馬なので能力は非常に高いと考えています。血統的にも父ディープインパクトで母も重賞勝ちの経験のあるメリッサなので血統面から考えてもここは上位の存在ではないでしょうか。デビューから主戦が変わっていないのも好材料です。レースを見る限りでは能力は相当なものがあると考えているので、強力なライバル馬はいますが勝ち負けを演じれてもおかしくありません。
グローリーヴェイズ
新馬戦を勝利して500万クラスでも期待されていましたが、前走の500万クラスのレースではアタマ差で敗れてしまいました。現時点では人気を集めている1頭ですが、デビュー戦勝利後500万クラスを勝利していない馬がこのメンバー相手に人気をかなり過剰に集めている印象があります。もちろん理由があり、鞍上がM・デムーロ騎手だからです。俗に言うデムーロ人気な気がしてなりません。さらにオーナーが1月絶好調だったシルクレーシングなので人気を集めている印象を受けます。まだまだ馬体の完成度を見る限りでは遠いような気もするのでここまで人気するならここから勝負するのは難しいか。
サトノフェイバー
2018年に入ってからデビューした馬でデビュー戦を逃げて勝利しました。行き脚が良い馬なのですんなりポジションを取る事が出来る馬です。前走は最後の直線で見せた脚はなかなかでしたが、展開面の恩恵や相手関係のレベルも考えるとなかなか評価するのが難しいところです。大型馬なので叩かれた分上積みがあるので前走よりさらにパフォーマンスを上げてくるのではないでしょうか。前走の競馬だけでは評価が分かれる1戦なのでここが試金石な1戦になるのではないでしょうか。
ダノンマジェスティ
新馬戦は特有のスローペースになり新馬にとっては厳しく折り合うのが難しいレースになりましたが、馬郡に揉まれながらしっかり対応して直線でも強い競馬を見せてくれました。直線ではモタれる仕草を見せましたが良血馬らしい横綱相撲で勝利しました。全兄には皐月賞馬アルアインがいるので能力、血統ともに力上位です。セレクトセールで2億3,760万円が付いた素質馬でクラシック候補として注目されている馬なだけにここはレース内容が問われる1戦ではないでしょうか。
レッドレオン
2018年にデビューした馬なのですが、デビュー戦はM・デムーロ騎手だったのですが乗り替わっているのでそれだけ勝算がないということでしょうか。馬格的には距離がまだ短い印象がありますが、前走のような競馬が出来れば面白い存在ではないでしょうか。新馬戦の内容は良かったのですが、今回は相手関係強化の1戦なのでここでどのような競馬が出来るかが注目です。キャリアからここから勝負する事は出来ませんが馬券的には抑えておきたいです。
★クラシックの登竜門「きさらぎ賞」！！
きさらぎ賞はクラシックの登竜門と言われており、過去5年の勝ち馬を見てみるとタマモベストプレイ、トーセンスターダム、ルージュバック、サトノダイヤモンド、アメリカズカップの5頭です。確かにクラシックレースを勝った馬もいますし、古馬になってから活躍している馬もいます。有名どころでいえばサトノダイヤモンドでしょう。菊花賞を制した勢いで有馬記念も制した能力が非常に高い馬です。過去の勝ち馬が勝ち馬なので登竜門とも言われています。今回の出走メンバーを見てもクラシックで有力視されている馬もいるので有力馬はクラシックに向けてしっかり注目しておきたいです。
現時点での軸馬候補 ⇒ カツジ
まだまだキャリアが浅く3歳馬なので現時点の完成度次第ではあるが、出走メンバーの中で信頼度が高いのはこの馬ではないでしょうか。キャリア2戦とも強い競馬をしており、強い相手とも競馬しているので信頼度が高いです。追い切りの動きも良さそうなのでクラシックに向けて弾みをつけたいのではないでしょうか。
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マイル路線を歩む馬たちにとって、春の大目標となるのは６月の安田記念。直近にもいくつか前哨戦は組まれているものの、実は、安田記念前に東京マイルで行われる重賞はココしかない。そのため、本番から約４ヶ月と間隔は開くものの、本番さながらの好メンバーが揃うケースも少なくない。今年も出走予定馬には、アドマイヤリード、ダノンプラチナ、グレーターロンドンなど有力馬が名を連ねている。
そして、このレースで馬券の肝となるのが４歳馬の存在だ。安田記念週に行われるクラス再編成によって、４歳馬は賞金が半分になってしまうため、必然的に出走に必要な賞金ボーダーが高くなっていく。陣営とすれば「早い段階で賞金を加算して、本番までのローテーションを楽にさせておきたい」との思惑を持つのは当然の流れとなるが、とはいえ、４歳馬が全て勝負というわけではなく、その辺りは正確なジャッジが必要となる。
そのために必要となるのが、競馬関係者から入手した確かな情報。建前しか伝えることができない一般マスコミとは違い、増沢末夫、平井雄二、中野渡清一など競馬界の大物ＯＢが情報ルートして在籍する当社シンクタンクには、トレセン内はもちろん、マスコミの取材が及ばない外厩施設や、馬主関係者など、あらゆる競馬関係者から隈なく情報収集を行っている。
本来、こうした情報を一般公開することはできないのだが、今週はより多くの方に本物の関係者情報を知って頂くべく、シンクタンクを初めてご利用の先着１００名様限定で、東京新聞杯の【３連単勝負馬券】を特別に無料公開する。この機会に、是非シンクタンクの情報を体感してもらいたい。
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