昨日の記事でも凱旋門賞に挑戦する日本馬の紹介をしましたが、最近は海外競馬の存在が近くなってきました。日本馬のレベルも上がり海外挑戦に挑む陣営が多くなったこともありますが、日本馬が出走する海外GⅠをJRAの即PAT限定で購入出来るようになったことで海外競馬が一気に身近な存在となりました。今週日曜日はフランスGⅠ【ジャックルマロワ賞】が販売されます。ドーヴィル競馬場芝1600mで行われる戦いです。久しぶりのGⅠレースなので多くの競馬ファンが燃えているのではないでしょうか。
★有力出走予定メンバー
アルファセントーリ
アクシデンタルエージェント
インテロジャント
カスカディアン
サンダースノー
あまり聞かれない馬名が並んでいますが、全て海外馬なので仕方ありません。日本馬のサトノアレス、ジュニアルが出走と予定していたのですが回避となり普通の海外のGⅠレースとなりました。なんか変な気分ですが、配当的には面白いレースになりそうです。
★有力メンバー短評
アルファセントーリ
アイルランドの女性トレーナであるJ・ハリントン調教師が管理する競争馬です。2歳時には不発に終わりましたが、今年に入って一気に才能が開花した印象が強い馬です。今年のアイルランド1000ギニーを勝利すると、6月にはイギリスGⅠのコロネーションSをコースレコードの圧巻の走りで快勝した。現在GⅠ3連勝中と最も勢いに乗っている。マイル能力は相当高いのでここでも中心視出来るでしょう。
アクシデンタルエージェント
管理するE.ジョンソンホートン調教師（イギリス）の母親の生産所有馬と日本では珍しいエピソードがあります。マイル以下で活躍している印象が強い馬なのでマイルは少しばかり不安ですが、能力は高いので問題ないでしょう。今年に入ってGⅠレースを制しているので勢いも感じられます。
インテロジャント
前走の競馬を見る限りではここでも注目出来る存在です。今年のフランスダービーでも4着に入線している能力の高い馬なのでここでも中心メンバーです。7月に行われてたフランスGⅠジャンプラ賞で初のGⅠタイトル獲得と今勢いに乗っている1頭です。マイル戦は4戦して全て複勝圏内と安定感抜群です。得意距離の今回は馬券からは外せません。
カスカディアン
前走のジャンプラ賞で一気に頭角を現した当馬ですが、いきなりこのメンバー相手に勝ち負け出来るかというと微妙なところです。まだまだ強い相手と競馬をしたキャリアが少ないのでここは勝ち負けというよりも複勝圏内ならという評価で良いのではないでしょうか。鞍上がバルザローナ騎手というのが信頼度が高くなります。
サンダースノー
ダートGⅠで主な戦績を残している当馬ですが、芝のマイルGⅠに挑みます。芝適性はキャリアから問題ないことは証明済みなので適性面の問題はありません。昨年はこのレースで3着で今年のメンバーを見る限りでは勝ち負け出来るのではないでしょうか。今年も馬券からは外れる事は考えにくい1頭ですが、ダートの方がやや信頼度が高い印象です。
★1998年に日本馬タイキシャトルが制したフランス伝統のマイル戦！！
あまり聞き馴染みのないフランスGⅠ【ジャックルマロワ賞】ですが、過去には日本馬が勝利したレースとして有名です。GⅠ【ジャックルマロワ賞】はフランスにおける真夏のマイル王者を決めるレースです。特徴的なのは芝直線1600mで行われるマイル戦です。日本の直線重賞と言えばGⅢアイビスサマーダッシュですが、さらに600m長いとなるとかなり見ごたえがあるレースです。さらにIFHA（国際競馬統括機関連盟）が発表する「世界のトップ100 G1レース」に名を連ねる非常にレベルの高いレースです。今年は日本馬の出走はありませんが、非常に面白いレースなので軍資金に余裕がある方は勝負してみてはどうでしょうか。
現時点での軸馬候補 ⇒ 
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日本馬が不在と言うのは即PATで海外馬券を購入する身としてはいろいろな意味で残念ではあるが、情報の少ない海外競馬なので思わぬ高配当に巡り合う可能性もあります。出走メンバーの中で最も軸向きなのは当馬でしょう。適性面の不安はあるが、キャリアがしっかり裏付けされています。アクシデントが無い限り今年は勝ち負けに参加してくれるでしょう。
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2012年からサマーマイルシリーズ第２戦に指定された関屋記念。サマーマイルシリーズは３戦のみとなるが、サマーマイルシリーズの優勝を狙う為にも重要な一戦となる。
サマーマイルシリーズが開催された2012以降、関屋記念の優勝馬ではクラレント、レッドアリオンがシリーズチャンピオンに輝いている。過去にはジャスタウェイ、ダノンシャーク、カンパニーが同レースで好走し、後にＧＩ馬となっているように、ＧＩへの登竜門でもある。昨年は関屋記念･２着馬ウインガニオン(中京記念１着）がサマーマイルシリーズのチャンピオンに輝いた。
過去10年の傾向では、1人気[2.2.1.5]、2人気[2.2.0.6]、3人気[1.0.2.7]。二桁人気馬は２頭のみ馬券圏に好走しているが、上位人気馬が崩れることが少なく大波乱となるケースはない。
サマーマイルシリーズが開催されてからのステップレースでは中京記念組が主力となっている。ステップレース別での成績では中京記念【2.3.2.33】、安田記念【2.1.0.7】、1600万【2.1.0.9】、オープン【1.1.4.34】エプソムC【0.3.0.7】。主力となる中京記念組みでは上位入線組みよりも、掲示板外に敗れた出走馬の好走が多い。
新潟芝1600Mの外回りコースは約659Mと直線長いコースで前半のペースが遅くなりやすく、展開次第では先行馬の活躍も目立つ。高速決着になる傾向で上がりも速くなる。枠順では圧倒的に7枠・8枠の好走が多く外枠が有利な傾向。
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