エルムステークス2018｜出走予定馬｜有力馬診断｜C・ルメール騎手は今週は札幌に戻ってリッカルドに騎乗！！

1 ★有力出走予定メンバー
2 ★有力メンバー短評
3 ★数少ない夏のダート重賞！！

今年の凱旋門賞に挑戦する馬の戦いはすでに始まっている。現4歳世代のクリンチャーが海外GⅠ制覇に挑むために稽古を行った。今月にはフランスに出国するのですが、追い切りの動きはしっかり作られている印象がしました。国内ではあと一歩足りない馬ですが、海外で一花咲かせるか。今年の凱旋門賞は楽しめそうです。

★有力出走予定メンバー
★有力メンバー短評
★数少ない夏のダート重賞！！

★有力出走予定メンバー

ドリームキラリ　　藤岡佑騎手
ハイランドピーク　横山和騎手
ミツバ　　　　　　松山騎手
リッカルド　　　　C・ルメール騎手
ロンドンタウン　　蛯名騎手

近年は1番人気が全く勝てていない波乱傾向の強いレースです。開幕時期が早まった事により能力の高い馬が集まる事は少なくなりましたが、秋に飛躍を誓う実力馬が集まるレースになったので秋重賞に向けて注目のレースです。

★有力メンバー短評

ドリームキラリ

重賞レースになるとワンパンチ足りない馬なのですが、昨年のエルムステークスで3着に入線している馬なので警戒しておきたい1頭です。7重賞に参戦しましたが、結果を残したのは昨年の同レースだけなのでエルムステークスはかなり得意としている可能性があります。札幌コースは好走率が高いコースなのでこのコース替わりはプラスだと考えています。鞍上はテン乗り騎手の藤岡騎手なので相性など問題がありますし、相手関係も揃ったので勝ち負けは厳しいでしょうが、馬券の端には入れておきたい馬です。

ハイランドピーク

以前ハイランドリールと勘違いしてしまいそうな馬として紹介した馬です。3走前のマーチステークスでは2連勝の勢いを評価されて1番人気の指示を集めましたが、疲れもあったのか9着と敗れてしまいました。降級する事になりましたが力の違いを見せつけてすぐにオープンに戻ってきました。近2走はリフレッシュ出来たのか復調気配を見せてくれています。中間の動きも良く、成長分を感じさせられる稽古でした。最終追い切りでさらに上げてこれば中心視出来るのではないでしょうか。

ミツバ

近走の競馬を考えると1番人気に支持されるのは当然の結果ではないでしょうか。GⅠ連戦ではハイレベルな相手にしっかり自分の見せ場を作っていましたし、近走自己条件では大崩れの無い競馬を見せてくれています。どこからでも競馬が出来るので展開は不問なので馬券を買う身としては安心して買える馬です。ただ今までレベルの高い重賞レースをメインに出走していたので、北海道開催は約3年ぶりの出走となります。コース展開や流れなどフィットするのか疑問が残りますが、能力的には問題ないと考えているので馬券からは外せません。

リッカルド

元中央馬であるリッカルドが再び中央重賞に挑戦します。前走の帝王賞はホームでの戦いでしたが、ハイレベルなメンバー相手にしっかり結果を残したのでここでも目が離せない1頭です。前走よりはメンバーレベルは楽になりますが、昨年の同レースでは6着だったので取り捨てが非常に難しいです。地方に移籍してからは能力が開花しているのは見れば分かるのですが、この馬の力がこのメンバーの中でどこまで通用するのかわからないので抑え程度で良いのではないでしょうか。

ロンドンタウン

韓国GⅠを勝利してからなかなか結果を残せていません。韓国競馬界はそこまでレベル高い国ではないのでこのGⅠ獲得はそこまで評価する値では無いかも知れませんが、昨年のエルムステークスの勝ち馬なので適性面は問題ありません。昨年に比べると今年はそこまで状態面が良いわけではありませんし、結果を残せていないだけに昨年の勝ち馬をどこまで評価するかが鍵となるでしょう。人気を背負うなら危険な人気馬と判断したいです。

★数少ない夏のダート重賞！！

夏競馬期間中でもJRAは毎週のように重賞レースがあります。春秋の競馬シーズンに比べると重賞レースが少ないですが。夏競馬期間中はほとんどの重賞レースが芝レースなので、ダートレースは非常に稀です。そう考えるとダート馬にとって数少ないチャンスで結果を残すしかないわけです。なのでここで結果を残すことが出来れば、GⅠへの道も見えてくるわけです。エルムステークスの過去の勝ち馬を見てもGⅠ馬の名前があるので、トップホースへ駆け上がりたいならば少ないチャンスで結果を残すしかありません。ここで結果を残した馬や好走した馬は秋には要注目です。

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