「緊急事態宣言」が全国に出ている中で、なんとか競馬は開催出来ています。数名の職員に感染はいたものの、先手の予防線を張っている中央競馬界・地方競馬界には感謝しかありません。パチンコ店の休業要請に従う従わないで関西の方はすったもんだありますが、こんな時こそ一丸になってコロナ対策に乗り出して欲しいです。早く競馬を現地で観戦したいので、今はじっと我慢します。中央競馬も5月いっぱいは無観客が決定しました。日本ダービーまで無観客で行われるとは思ってもみませんでしたが仕方ありません。早くコロナウイルスが終息する事を願うばかりです。
今週はGⅠ【天皇賞・春】が行われます。昨年は13頭だったので少し悲しかったですが、今年は16頭が集結しました。フルゲートではありませんが、最低ラインは超えたのではないでしょうか。京都開幕週間近で行われる長距離レースなのでケガのリスクがあるのですが、勇敢な16頭には拍手を送りたいです。その中でも連覇を目指すのはフィエールマン×C.ルメール騎手のコンビです。先々週の皐月賞を▲◎△で的中したので、この勢いに乗って天皇賞・春もサクッと的中させたいです。
この記事では日曜日の京都メインのGⅠ【天皇賞・春】の出走予定馬の全頭診断を行います。
★天皇賞・春2020枠順確定！！
★天皇賞・春2020全頭診断（前半）
エタリオウ 牡5 58.0㎏ 川田騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り 【】
前走の日経賞では本命に指名しましたが6着と結果を残す事が出来ませんでした。今までのメンバーレベルを考えれば、一戦ずつ下降している様に思えます。当馬自身の精神的な問題なのか走る気を無くしている様にもレースぶりから思えます。今回は初コンビとなる川田騎手とコンビを組むのですが、どうでしょうか。川田騎手自身も今春からあまり結果を残せていませんし、ここで好走するようにも思えません。
オセアグレイト 牡4 58.0㎏ 野中騎手
1週前追い切り【美浦 南W(良) 併走 65.3‐51.3‐38.4‐12.6】
最終追い切り 【】
ダイヤモンドステークス3着馬なので距離適性は問題ありません。野中騎手との相性もいいので引き続き騎乗してくれるのは心強いです。ただ今回は初関西遠征、初京都コース、初58.0㎏と不安材料が多いです。鞍上の野中騎手も初GⅠ騎乗ですし、重賞レースでの勝利経験はありません。格式高いGⅠ天皇賞春でいきなり結果を残すのは難しいでしょう。
キセキ 牡6 58.0㎏ 武豊騎手
1週前追い切り【栗東 CW(稍重) 単走 82.3‐65.8‐51.2‐38.0‐11.7】
最終追い切り 【】
まずは長距離戦は騎手の腕が問われる戦いでその上京都も自信の庭とも言っている武豊騎手にとっては持ってこいの一戦でしょう。初コンビとなる当馬も菊花賞馬なので適性面は問題ありません。近走は結果を残せていませんが、崩れているわけでもないので復活が期待されます。前走でゲート試験を受けないとダメになりましたが、無事クリアしたので後はレース感を戻す事が出来れば面白い存在です。
シルヴァンシャー 牡5 58.0㎏ M.デムーロ騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(稍重) 併走 52.6‐38.4‐25.0‐12.4】
最終追い切り 【】
前走久しぶりの中で初重賞GⅡ京都大賞典で3着といきなり結果を残しました。そこからまた間隔が開いたのは気になりますが、しっかりノーザンファームしがらきで乗り込まれているので問題ないでしょう。戦ってきた相手もなかなかのメンバーと戦っているのですが、3000m以上の経験が無いので距離適性が疑問です。今までのレースを見る限りでは長いと考えています。久しぶりにM.デムーロ騎手が騎乗します。スランプは抜け出せたみたいなので少しは安心して彼の騎乗が見れそうです。
スティッフェリオ 牡6 58.0㎏ 北村友騎手
1週前追い切り【栗東 CW(稍重) 併走 79.0‐64.0‐50.3‐38.3‐13.0】
最終追い切り 【】
前走の日経賞では９番人気ながら3着に入線して波乱の立役者となりました。ただレースを見ている限りでは距離的にはここまでが限界といった感じのレースぶりでした。さらにGⅠレースでは力不足感は否めないのでここでも能力不足でしょう。GⅡまでなら買いなので次走以降で狙い目な時に狙いたいです。
タイセイトレイル 牡5 58.0㎏ 未定
1週前追い切り【栗東 CW(稍重) 併走 82.4‐66.1‐51.0‐37.7‐12.2】
最終追い切り 【】
回避することが発表されました。賢明な判断だと思います。
ダンビュライト セ6 58.0㎏ 松若騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(稍重) 併走 50.7‐37.9‐25.5‐13.3】
最終追い切り 【】
昨年のジャパンカップ以来で去勢手術明け初戦なので取り捨てが難しいです。菊花賞5着に入線しているので距離適性は問題ないと考えていますし、中間はインディチャンプと併せを行い良い動きを披露しているので初戦から動けそうな雰囲気は出ています。久しぶりと去勢明けという事で嫌われるのであれば穴馬として狙いたいです。
トーセンカンビーナ 牡4 58.0㎏ 藤岡康騎手
1週前追い切り【栗東 CW(稍重) 併走 86.0‐69.2‐53.9‐39.5‐11.3】
最終追い切り 【】
前走GⅡ阪神大賞典で2着に好走した馬なのでここでも注目の存在です。コンスタントに使われているので状態面が気になります。藤岡康騎手とコンビを組んでから安定した戦績を残していますし、今回も状態面が良ければ馬券には絡めたいです。京都でも結果を残しているので適性面は問題ありません。
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★天皇賞・春2020全頭診断（後半）
ハッピーグリン 牡5 58.0㎏ 和田騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り 【】
キャリアを見る限りではさすがにここは厳しいでしょう。ただ血統をみると長距離で嵌まる血はは入っていますし、鞍上も京都が得意な和田騎手と背景はしっかりしているので追い切りの動きが良ければ穴馬として狙うのも良いのではないでしょうか。
フィエールマン 牡5 58.0㎏ C.ルメール騎手
1週前追い切り【美浦 南W(良) 併走 65.5‐50.4‐36.8‐12.4】
最終追い切り 【】
前走は池添騎手が鞍上でしたが、今回はC.ルメール騎手に手戻りするみたいなので鞍上強化と考えていいでしょう。昨年の有馬記念以来の競馬ではあるものの、昨秋は忙しいシーズンを過ごしたと思うので良いリフレッシュになったのではないでしょうか。中間はノーザンファーム天栄でしっかり調整されており、帰厩して直ぐからしっかり動いています。この春の目標はココなのか入念に乗り込まれているので最終追い切りで一段階ギアを上げてこれば中心視していいでしょう。
ミッキースワロー 牡6 58.0㎏ 横山典騎手
1週前追い切り【美浦 南W(良) 併走 65.2‐51.2‐38.3‐12.5】
最終追い切り 【】
4歳時には大阪杯やジャパンカップで好走した馬なのですが、昨年は一度もGⅠレースに出走せず賞金稼ぎに徹した異色のキャリアの持ち主です。菊花賞6着に入線しているので適性面は問題ないでしょうが、このメンバーにどこまで通用するかでしょう。横山典騎手が引き続き騎乗してくれるのはプラスじなので、彼の手腕でどこまで当馬をエスコート出来るかでしょう。
ミライヘノツバサ 牡7 58.0㎏ 小幡巧騎手
1週前追い切り【美浦 南W(良) 併走 67.3‐51.8‐39.2‐12.4】
最終追い切り 【】
ケガが原因で上手くレースを使う事が出来ずにいましたが、近走はマラソンレースに出走して前走のダイヤモンドステークスで勝利するなど長距離に転向してから才能が開花しました。最近このような傾向があるので、キャリア的には足りませんが抑えておいて損はないでしょう。状態面もまずまずみたいなので、最終追い切りの動きに注目したいです。
メイショウテンゲン 牡4 58.0㎏ 松山騎手
1週前追い切り【栗東 CW(稍重) 併走 80.2‐65.4‐51.4‐37.3‐11.6】
最終追い切り 【】
昨年のステイヤーズステークスでは凡走しましたが、今年に入ってマラソンレースであるダイヤモンドステークス2着、阪神大賞典3着で結果を残しているので距離適性は問題ありません。京都コースは2歳時以来ですが、レースを見る限りでは問題ないでしょう。中間の動きも良さそうなので、初古馬GⅠでどこまで爪痕を残せるか。
メロディーレーン 牝4 56.0㎏ 岩田望騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(稍重) 単走 55.9‐40.8‐26.5‐13.5】
最終追い切り 【】
近2走の競馬を見る限りでは古馬上位陣とはまだ少し差がある印象が残りました。昨年の菊花賞5着馬なので適性面などの問題はありませんが、このメンバー相手にどこまでやれるかといった印象です。オルフェーヴル産駒の成長力にも期待したいので追い切りの動きを最後まで注視して決めたいです。
モズベッロ 牡4 58.0㎏ 池添騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(稍重) 併走 53.9‐39.6‐26.2‐13.4】
最終追い切り 【】
距離延長を順調にこなして来ており、力もしっかりつけているのでここでも楽しみな存在です。初めて58.0㎏の斤量を背負う不安はあるものの、京都コースは3勝上げている最も得意としているコースなので適性面の不安はありません。一線級のステイヤーと対決するのは初めてですが、今後のためにも陣営は結果を残したいと思っているので抑えておいておきたいです。
ユーキャンスマイル 牡5 58.0㎏ 岩田康騎手 → 浜中騎手
1週前追い切り【栗東 CW(稍重) 併走 93.3‐77.8‐62.7‐48.9‐35.9‐12.1】
最終追い切り 【】
昨年3番人気に支持されながらも5着と期待に応えることが出来ませんでした。その後の左回りのレースでは安定した戦績を残していたのでサウスポーの可能性が高いのですが、前走の右回りレースでもしっかり結果を残したので何回りはそこまで気にしなくて良さそうです。前走GⅡ阪神大賞典は最悪な条件の中で優勝したので能力は本物でしょう。状態面さえ良ければ勝ち負けまであると考えているので、最終追い切りまでしっかりチェックしたいです。
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