先週は土日合わせて3重賞行われ、予想の結果としては3戦2勝と勝ち越す事が出来ました。しかし、一番大荒れとなった日曜日京都メインのGⅡ京都大賞典を仕留めることが出来ませんでした。馬券に絡んだのは1頭だけと、完全に見当違いの予想をしていました。GⅠ戦線も始まっているのでこんなレースを一発当てて起きたかったです。GⅢサウジアラビアロイヤルカップは◎○▲、GⅡ毎日王冠は◎△○、GⅡ京都大賞典は無☆無でした。日曜日の深夜に行われた海外GⅠ凱旋門賞。現役最強牝馬エネイブルには3連覇が掛かっていましたが、達成する事は出来ませんでした。凱旋門賞じゃなくても3連覇は難しいだけに当然の結果かも知れませんが、2着に入線しているのでメンツは保てたのではないでしょうか。今年も日本勢の悲願が達成させることはありませんでしたし、蓋を開ければ前哨戦で凡走したキセキが日本勢最高着順と、何とも言えない結果となりました。来年以降も日本の挑戦は続きますが、今年は世界と距離が開いた事を実感できるレースになったのではないでしょうか。
今週から国内でGⅠ連戦が始まります。JBCシリーズを含めるとここから年末のホープフルステークスまでノンストップでGⅠレースが続きます。今週は3歳牝馬三冠の最終戦であるGⅠ【秋華賞】が京都競馬場で行われます。有力馬の回避が続出しましたが、出走予定メンバーを見るとやっぱりGⅠレースだなと感じるメンバーです。今年の3歳牝馬路線は最後にどのようなドラマが待っているのか。
この記事では日曜日の京都メインのGⅠ【秋華賞】の全馬診断を行います。
★秋華賞2019出走予定メンバー
グランアレグリア、ラヴズオンリーユーなど回避馬が続出しましたが、春のクラシック戦線で活躍した馬や、夏の上り馬など良いころあいで集結したので昨年よりも面白いレースになりそうです。昨年はほとんど一強ムードが週初めから漂っていましたが、今年は混戦模様なので組み合わせ次第では思わぬ高配当に巡り合うかもしれません。
★秋華賞2019出走予定メンバー短評(前半)
エスポワール 牝3 55.0㎏ A.シュタルケ騎手
夏の上り馬の代表格ですし、鞍上にA.シュタルケ騎手が騎乗するとなれば確実に注目の存在となるでしょう。角居厩舎がデビューからトップ騎手を騎乗させているので期待度が伝わってきますし、前走のシンガポールTC賞は古馬相手に堂々たる競馬で勝利したので、同世代同士の戦いとなれば一発あっても驚けません。間隔は空きましたが、中間はノーザンファーム天栄で調整されているので追い切りでしっかり状態面をチェックしたいです。
カレンブーケドール 牝3 55.0㎏ 津村騎手
オークスでは12番人気ながら、勝ち馬と差のない2着なので能力は非常に高いです。さらに今回はその時敗れたラヴズオンリーユーが不在となれば、格的には上位です。前走の紫苑ステークスでは3着に敗れたものの、状態面的には始動戦仕様という感じだったので叩き2戦目の今回は前走よりもパフォーマンスを上げてくるでしょう。不安材料は状態面ではなく「立場」です。オークスの時はノーマークで競馬が出来ましたが、今回はマークされますし、さらに脚質もマークを受けやすい脚質なので真の力が問われるレースになでしょう。そうなると鞍上にも疑問が残ります。
クロノジェネシス 牝3 55.0㎏ 北村友騎手
桜花賞、オークスともに3着とタイトルまでは届かなかったものの、条件の違う2戦で崩れていない安定感は評価出来ます。脚質が不問なので、秋華賞でどのような展開になっても崩れることは考えにくいです。しかし、当馬は秋初戦がこのレースなのでぶっつけ本番で挑むことになります。他の有力馬は一度叩かれてこのレースに挑むのですが、このローテーションは決してプラス材料とは言えません。しかし、ノーザンファームで調整されているので不気味ではあります。キャリア的にはメンバーの中で最も軸向きではあるのですが、状態面がどこまで上がってくるかで取り捨てが変わるでしょう。
コパカティ 牝3 55.0㎏ 未定
メンバー唯一のハービンジャー産駒だっただけに穴党の方は注目していたと思うのですが、回避が発表されました。血統的には京都コースは得意でしょうから、別レースに出てきたら狙いたいです。
コントラチェック 牝3 55.0㎏ C.ルメール騎手
藤沢和雄厩舎×C.ルメール騎手×ノーザンファーム×キャロットファームの黄金カルテットです。前走のオークスでは3番人気に支持されながらも9着と敗れてしまいました。フラワーカップはかなり強い内容でしたが、前走は明らかに距離延長が響いていたので、距離短縮はプラスです。ただ2000mは対応出来るのか走ってみないと分からない部分でもあります。本質的には1600m~1800mでフルパフォーマンスをしてくると思うので2000mもどうかと考えています。黄金カルテットのせいで変に人気するのであれば評価を落としたいです。中間はもちろんノーザンファーム天栄で調整されているので状態面は万全に近い状態でしょう。
サトノダムゼル 牝3 55.0㎏ M.デムーロ騎手
デビューから一度も土着かずの3戦3勝でここに進んできた上り馬です。堀厩舎の期待馬なのか、かなり大事に乗られているのでここでも注目したい存在です。引き続きM.デムーロ騎手が騎乗してくれるのも心強いです。ただこの3戦とも決してインパクトのある競馬ではありませんでした。対戦相手も強化されますし、鞍上のM.デムーロ騎手も決して好調騎手ではないので、馬の状態次第では軽視も考えています。
シェーングランツ 牝3 55.0㎏ 武豊騎手
昨年のアルテミスステークスの勝ち馬なのですが、3歳になってからはあまり活躍出来ていません。ハイレベルな重賞レースに出走しているという事もあるのですが、そのレースでも能力差があることは明らかです。休み明けぶっつけ本番で秋華賞は結果を出せる甘い舞台ではありません。
シゲルダイヤピンク 牝3 55.0㎏ 和田騎手
桜花賞では7番人気ながら2着に好走しましたが、オークスでは2桁着順に凡走するなど条件次第で浮き沈みが激しい馬です。前走のローズステークスは4着でしたが、休み明けの分もあるのかと思っていましたが、管理する渡辺調教師から距離が長いというコメントが出ているので、さらに延長する秋華賞に出す意図とは何なのかと考えてしまいます。距離的には前走よりも延長戦なので長いでしょうか、週末の天気予報から馬場を考えると抑えておきたい存在なので、最終追い切りの状態で取り捨てを決めたいです。
シャドウディーヴァ 牝3 55.0㎏ 松山騎手
今春のステップレースでは良績を残していましたが、GⅠレースになるとやはり力差を感じます。前走のローズステークスの内容を見ても上位陣と差があるのは明らかです。前走はノーザンファーム天栄で調整されているのですが、今回は在厩での調整の様です。この在厩も前走後は栗東滞在なのか美穂に戻っての栗東入りなのかで大きく予想が変わります。最終追い切りの動きで判明すると思うので最終追い切りに注目したいです。
★秋華賞2019出走予定メンバー短評(後半)
シングフォーユー 牝3 55.0㎏ 藤岡佑騎手
夏の上り馬なのですが、GⅠ未挑戦はもちろんなのですが、重賞レースも初挑戦なのでキャリア不足は否めません。相手関係も強化の一戦なので、今までのような競馬は通用しないなかでどのような競馬を見せてくれるのでしょうか。ギリギリ間に合わせたローテーションで上積みも感じません。追い切りで動いていれば評価したいですが。鞍上も手配にてこずった様なので陣営の本気度を考えても手が出し辛いです。
ダノンファンタジー 牝3 55.0㎏ 川田騎手
桜花賞馬、オークス馬が不在となれば2歳女王がここは人気を独占することになるでしょう。春2冠は結果を残せなかったとは言え、4着5着なので世代トップレベルの能力の持ち主であることは確かです。前走は休み明けでしたがレコードで勝利するなど、春同様に始動戦からフルスロットルでタイトルを獲りに行く姿勢です。ベストhがマイルなので距離延長はプラスとはいえないものの、前走の内容から察するに2000mは守備範囲内と考えています。始動戦でレコードを出すほど状態が良く成長したとも取れますが、春の結果を考えると手放しでは喜べない部分もあります。鉄砲では走って2戦目からパフォーマンスを落とす傾向もあるので追い切りでしっかり状態面を見極めたいです。
トゥーフラッシー 牝3 55.0㎏ 幸騎手
出走すれば21戦目とキャリアはメンバーの中で最も積んでいるのでレース感などは問題なさそうですが、さすがにここでは力不足なのは明白なので軽視します。
パッシングスルー 牝3 55.0㎏ 戸崎圭騎手
キャロットファーム×ノーザンファームの黄金コンビで連勝の勢いのある馬なのでここでも注目を集める存在でしょう。戸崎騎手に乗り替わってから2戦2勝と相性の良さを結果で見せています。前走の紫苑ステークスで初重賞制覇と切符を手に挑んで来ているので陣営の本気度は高いでしょうが、前走のおつりがあるのか微妙な所です。採取追い切りの状態をチェックして判断します。
ビーチサンバ 牝3 55.0㎏ 福永騎手
デビュー戦以降勝ち星に見放されているのですが、デビュー以降は重賞レースばかりはしり前々走のオークスを除いては全て掲示板に入線しているので、評価はされにくいですが能力の高い馬だと考えています。福永騎手が主戦を務めているのも期待の表れでしょう。オークスは距離が原因の様に見えるので2000m戦なら守備範囲内だと考えているので問題ないでしょう。叩き2戦目なので追い切り段階から上積みを感じますし、ライバル馬も不在となれば複勝圏内なら十分狙えるのではないでしょうか。
フェアリーポルカ 牝3 55.0㎏ 三浦騎手
前哨戦の紫苑ステークスでタイム差なしの2着なので権利を手にしここに進んできました。前走の競馬を見る限りでは夏の成長を感じますし、今回は叩き2戦目なので上積みも考えると期待せざるえないのですが、同脚質の馬がいるので巻き込まれてスムーズさを欠くと凡走する可能性も充分に考えられるので評価が難しいです。
ブランノワール 牝3 55.0㎏ 浜中騎手
川田騎手、福永騎手から替わり浜中騎手なのは気になりますが、条件戦での連勝とチューリップ賞でのレースセンスの良さを考えるとここでも一発の魅力は十分感じることが出来ます。相手関係は強化されますが、上り馬として追い切りでの状態が良ければ狙いたい候補です。
メイショウショウブ 牝3 55.0㎏ 池添騎手
キャリア10戦のうち7戦は重賞レースととんでもないキャリアを積んでいます。重賞レースでも複勝圏内の経験はあるものの全てマイル戦なので1600mがベスト条件でしょう。となると距離延長は決してプラス材料ではありませんし、相手関係も強化されるので前走以上に厳しい競馬になるのではないでしょうか。
レッドアネモス 牝3 55.0㎏ 藤岡康騎手
今秋はローズステークスから始動する予定でしたが、体調が整わず回避してぶっつけ本番での出走となりました。能力的にはレースを見る限りでは足りていませんし、勝ち負けよりも複勝圏内をねらえるかどうかでしょう。ローズステークスが使えなかったのは痛いと思うので、状態面をどこまで上げてこれるかでしょう。
ローズテソーロ 牝3 55.0㎏ 横山典騎手
さすがに1勝クラスしか勝利していませんし、前走の紫苑ステークスの競馬を見る限りでは上位陣とは能力差がハッキリしているのでここは軽視でいいでしょう。
現時点での軸馬候補 ⇒ A.秋華賞の現時点での軸馬候補は最強競馬ブログランキングへ
安定感に外厩調整なら問題ないでしょう。今までは始動戦がGⅠレースなんてありえませんでしたが、近年は休み明けでもGⅠレースで勝利する馬はたくさんいますし、そこまで休み明けを気にする必要はなくなりました。メンバーの中で安定感は一番なので軸にはピッタリでしょう。
現時点での穴馬候補 ⇒ B.秋華賞の現時点での穴馬候補は最強競馬ブログランキングへ
現時点では2桁人気馬なのでこの調子であまり人気しないで欲しいのですが、陣営の豪華なメンツを考えると当日は少し人気を上げてくるでしょう。夏の上り馬なので通用するか未知数ですが、ここに向けてしっかり仕上げた上に勢いがある存在なので一発が合っても驚けません。
現在13位です。応援よろしくお願いします!
引き続き神ログをよろしくお願いします。
ご声援ありがとうございます。
今週は牝馬三冠最終戦の秋華賞が開催されます。残念ながら春の牝馬クラシックを盛り上げた2頭は出走してきませんが、2歳女王ダノンファンタジーを始め楽しみなメンバーが揃いそうですね!私はよくここの予想を見ているのですが先週も凱旋門賞を含めた3重賞を的中!
凱旋門賞では9番人気ヴァルトガイストが1着で荒れた結果に。京都大賞典では有力馬総崩れとなり大波乱ドレッドノータスには驚かされましたね。毎日王冠では1・2・3番人気がそのまま来る堅い決着。このように堅くなろうが荒れようがキッチリ当てる実力は信頼できますね!初めての方はもちろん、もっと稼ぎたい方や最近当たってないな~と思う方にもオススメですね。秋華賞無料予想は前日に配信されるとのことなのでまずはそこから試してみませんか?
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