今年もこの季節がやってきました。世界の競馬界最高峰のレースの1つであるフランスGⅠ凱旋門賞が今週末に行われます。発送時刻は日本時間では深夜になりますが、テレビ番組などで特集を組まれるほどの注目のレースです。最近ではオルフェーヴルの2年連続2着が記憶に新しいのではないでしょうか。今年は日本からは1頭しか出走していませんが、鞍上が武豊騎手なので楽しみな1戦です。
★凱旋門賞2018有力出走予定メンバー
エネイブル L・デットーリ騎手
キューガーデンズ R・ムーア騎手
クリンチャー 武豊騎手
シーオブクラス J・ドイル騎手
フォーエバートゥギャザー D・オブライエン騎手
今年の凱旋門賞も例年通りレベルの高いレースになりそうです。日本馬の出走は1頭と物悲しいですが、日本の馬が行けば行くほど国内GⅠのメンツがどうしても手薄になるので、これくらいの方が、国内も海外も楽しめるのかもしれませんね。
★凱旋門賞2018有力メンバー短評
エネイブル
昨年の勝ち馬なので2連覇を目指しての出走になります。世界最強牝馬の参戦で一気にレースのレベルも上がった印象です。凱旋門賞後は休養に当てていました。6月復帰戦を迎えましたが膝の痛みにより回避して先月8日にイギリスのセプテンバーステークスで復帰しました。膝の痛みや長期休養明けなど心配されていましたが、結果は強敵相手に快勝し7連勝と強さを照明してくれました。今回は叩き2戦目なのでさらにパフォーマンスを上げてくるのではないでしょうか。しかし、昨年と今回は斤量が違い+3㎏がレースにどのように影響するのか気になるところです。前走で斤量58.0㎏は経験しているもののこのメンバーでも通用するのか微妙なところです。
キューガーデンズ
日本でもおなじみR・ムーア騎手が騎乗するので注目の1頭です。実績的にはやや不足な部分が感じられますが、GⅠ2勝馬でパリ大賞典を制しているので適性面的には問題ないと考えています。抜けている馬がいるので勝ち負けは厳しいかもしれませんが、複勝圏内なら十分に狙えると考えているので抑えておいて損はないでしょう。
クリンチャー
唯一の日本からの参戦馬です。今までの参戦馬に比べれば少し華がありませんが、唯一の日本馬と言うことで応援したいです。前走のフォワ賞では見せ場を作るも最下位という結果でした。能力的には力不足でる事は否めませんが、当日の現地は雨予報なので当馬にとっては恵の雨になる可能性が高いです。馬場がタフになればこの馬のスタミナが生きるのでチャンスもあるのではないでしょうか。人気薄の馬ですが、応援馬券の購入もあると思うので人気次第ではないでしょうか。
シーオブクラス
凱旋門賞と相性の良い「3歳牝馬」なので注目を集めそうです。近2走のGⅠレースの内容が非常に良くここでも期待出来る存在です。3歳牝馬なので斤量の恩恵もあり昨年の勝ち馬の様な結果になることも十分考えられます。馬場が悪くなれば回避濃厚らしいので、出走するのであれば勝算があるということでしょう。近2走の競馬を見ている限りではエネイブルに逆転できる勇逸の馬ではないでしょうか。
フォーエバートゥギャザー
今年のイギリスオークスを制した当馬も侮れない存在ではないでしょうか。近3走の競馬を見ている限りでは非常に能力が高い競馬をしてくれたのでここでも軽視できない存在ではないでしょうか。名厩舎所属の1頭で、勝負服も2016年のファウンドと被るので面白い存在です。現時点ではあまり人気を集めていませんが、能力的には複勝圏内も狙える馬なので印を回したいです。
★今年は日本馬にチャンスあり!?
今年の出走メンバーを見る限りでは日本馬のクリンチャーのチャンスは少ないと考える方が多いでしょう。ただ当日の現地の天気は雨が予報されているので日本馬のクリンチャーにとっては恵の雨となりそうです。雨が降れば有力候補の中では回避を選択する馬や重馬場適性が合わない馬がいるのでクリンチャーにとっては馬券圏内のチャンスがかなり上がります。雨が降らなければ凡走濃厚ですが、雨が降れば思い切って勝負するのも面白いのではないでしょうか。
現時点での軸馬候補 ⇒ ◎ G.最強競馬ブログランキングへ
前回とは条件は違いますが、このメンバーの中では能力が違うのでここは馬券圏内を外す事を考える方が難しいです。凱旋門賞を知る騎手が鞍上と言うのも心強いですし、近走の競馬を見ても去年よりもスケールアップしている印象があるので安心して見ていられる存在ではないでしょうか。
現在13位です。応援よろしくお願いします。
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