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いよいよ今年の総決算GⅠ【有馬記念】の枠順が発表されました。公開抽選会と言うことで当選されて会場で見ることが出来た方はおめでとうございます。枠順が決まるたびにネットでも盛り上がっていたのでそれだけ注目度の高いレースである事がわかります。このレースで北島三郎氏の愛馬キタサンブラックが引退します。その他にもこのレースで引退を決意した馬がいます。【有馬記念】は盛り上がるレースでもあるのですが、馬達が競争馬としての馬生に幕を下ろす寂しいレースでもあります。今年の【有馬記念】にはどんな感動が待っているのか。今からワクワクが止まりません。
★有馬記念予想オッズ
1番人気 キタサンブラック 2.2倍
2番人気 スワーヴリチャード 3.3倍
3番人気 シュヴァルグラン 6.1倍
4番人気 ミッキークイーン 9.4倍
5番人気 サトノクラウン 10.4倍
6番人気 レインボーライン 22.5倍
7番人気 シャケトラ 24.8倍
8番人気 ヤマカツエース 26.9倍
9番人気 ルージュバック 32.8倍
10番人気 サクラアンプルール 47.4倍
11番人気 サウンズオブアース 54.6倍
12番人気 クイーンズリング 67.3倍
13番人気 ブレスジャーニー 72.6倍
14番人気 サトノクロニクル 96.6倍
15番人気 トーセンビクトリー 241.3倍
16番人気 カレンミロティック 242.6倍
★有馬記念2017枠順確定
1枠1番 ヤマカツエース 牡5 57.0 池添騎手
1枠2番 キタサンブラック 牡5 57.0 武豊騎手
2枠3番 クイーンズリング 牝5 55.0 C・ルメール騎手
2枠4番 ブレスジャーニー 牡3 55.0 三浦騎手
3枠5番 トーセンビクトリー 牝5 55.0 田辺騎手
3枠6番 サトノクロニクル 牡3 55.0 戸崎圭騎手
4枠7番 シャケトラ 牡4 57.0 福永騎手
4枠8番 レインボーライン 牡4 57.0 岩田騎手
5枠9番 サクラアンプルール 牡6 57.0 蛯名騎手
5枠10番 シュヴァルグラン 牡5 57.0 H・ボウマン騎手
6枠11番 ルージュバック 牝5 55.0 北村宏騎手
6枠12番 サトノクラウン 牡5 57.0 R・ムーア騎手
7枠13番 ミッキークイーン 牝5 55.0 浜中騎手
7枠14番 スワーヴリチャード 牡3 55.0 Ｍ・デムーロ騎手
8枠15番 カレンミロティック セ9 57.0 川田騎手
8枠16番 サウンズオブアース 牡6 57.0 Ｃ・デムーロ騎手
★枠順の印象！
JRAの陰謀とまでは言えないがやはりキタサンブラックは1枠の白帽に入ったので馬券的には逆らうことが出来なくなりました。キタサンブラックにとっては絶好枠と言える枠なのであとはどのように固定するかでしょう。他の馬を見渡すと比較的有力馬と言える馬は中枠～外枠に固まった印象です。その中でキタサンブラックだけで内枠と何かきな臭い枠順です。正直これは荒れる可能性はかなり減ったと考えています。ただ逆に言えば穴馬が内枠に固まっているので三連系は穴馬の激走が考えられるので配当妙味がある1戦になりそうです。
★1枠2番キタサンブラックの追い切りは！？
追い切り内容は天皇賞秋とジャパンカップを消化しているので少し動き的には物足りない印象を受けました。いつもならタイム的にはもう少し早いだけにこの物足りなさは少し気になるところです。ただ馬体は叩き3戦目なので出来上がっており、前走同様にしっかり出来上がっている馬体の印象を受けました。ここに向けてしっかり陣営は稽古のローテーションを組んでいるので引退に向けてこれ以上の施しがないくらい仕上げている印象を受けます。枠順もそこまで気にする必要はないと思うのですが、この馬は白帽か黒帽なので出来れば内枠に入りたいところでしょう。ラストランは一番映える白帽子での出走なので堅軸か。
★ジャパンカップの勝ち馬シュヴァルグランは5枠からスタート！！
もうキタサンブラックと力比べは終わっていると思われていた2番手候補の当馬ですが、前走のジャパンカップではキタサンブラックを破る快進撃を見せてくれました。前走の激走があったのでデキ落ちの心配をしていましたが、1週前追い切りと最終追い切りを見る限りでは前走よりも状態面を上げている印象を受けました。時計は好時計をマークしていますし動きもしっかりしていたので叩き3戦目で状態面は100％に近いのではないでしょうか。枠順もこの馬はそこまで関係ないので前にすんなりつけるかが鍵になるのではないでしょうか。
★2枠3番クイーンズリング有終の美を飾れるか！？
キタサンブラック以外にも今回の有馬記念で引退する馬は他にもいます。サイン予想の記事でも取り上げたクイーンズリングもこのレースを最後に繁殖入りする事が決まっています。牝馬限定戦のレースで結果を出しているので混合戦なおかつ一線級の牡馬相手にどこまで競馬が通用するのか気になるところでもあります。ただこの心配とは別に追い切りの動きは非常に良く感じました。最終追い切りは流す程度だったような印象でしたが、1週前追い切りは自己ベストのタイムを記録するなどかなり好調な様子を見せてくれました。秋3戦の中で状態面は最も良い印象を持ちました。距離に少し不安があるので内枠に入る様なら狙ってみたい！！2枠3番は問題ないので抑えておいて損はないのではないでしょうか。
★最強世代の呼び声高い3歳馬達！！
サトノクロニクル、スワーヴリチャード、ブレスジャーニーの3頭が3歳世代の代表として出走します。サトノクロニクルとブレスジャーニーは共に人気していませんが、スワーヴリチャードはキタサンブラックに次ぐ2番人気と評価しています。鞍上はさらにM・デムーロ騎手と絶好調中の騎手なので打倒キタサンブラックに向けて準備はではないでしょうか。枠順もそこまで問題視する必要はないと考えています。前走は休み明けですがしっかり勝利しました。前走よりも追い切りの動きは良化しており時計もしっかり出しているので状態面は問題ありません。今までのGⅠの流れなら3歳馬はここでも通用するのですが、王道路線の相手関係強化の1戦でさらに外目の枠となるとさすがに中心視は出来ないのでどのような位置づけにするかが鍵になるのではないでしょうか。
★枠順から考える穴馬とは！？
先ほど紹介したクイーンズリングですが内枠からスタート出来るので穴馬候補ですが、他にも穴馬になりそうな馬はいます。こちらもサイン馬券で紹介しましたがドナルド・トランプ大統領関連で紹介したヤマカツエースに注目です。枠順も1枠1番の絶好枠を引き、追い切りもジャパンカップ以降も積極的に乗りこまれて状態面も良いところを示してくれています。時計も良い内容なので適性面も問題ないので枠の利を生かしてスムーズでロスのない競馬をすれば勝ち負けに参加してもおかしくありません。
追い切り注目馬 ⇒ シュヴァルグラン
有力メンバーの中で追い切りの動きが良かったのは当馬ではないでしょうか。最も人気を集めるであろうキタサンブラックに逆転出来る可能性が追い切りを見る限りではあると考えているので枠順が良ければ軸にしたいです。
枠順確定後の軸馬 ⇒ キタサンブラック
流石に1枠2番に入られると逆らうことは出来ません。昨年2着と雪辱を飲んだ舞台で今回はライバル馬もおらず引退レースと考えるとここは確勝級と評価する事も出来ます。追い切りの動きが気になるが連軸にはピッタリではないでしょうか。
