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注目の騎手、ミルコ・デムーロはサトノクラウン・シュヴァルグランにはボウマン騎手に決定しました。天皇賞・秋でキタサンブラックを追い詰めたサトノクラウンにミルコ・デムーロ騎手が騎乗することで、距離不安はありますが、3強の一角として人気してきそうですね。
ところで、相撲好きの私は先日も悲しい出来事に遭遇しました。横綱白鵬の「まった騒動」はいかが思われますか！？場所中から、日馬富士問題でモンゴル勢はストレスが溜まっているかとおもいますが、そこは横綱。相撲道でこそ横綱としての風格を見せてもらいたかったです。負けの美学でないですが、「まった」を催促したり、土俵での一挙手一投足がプロレスそのものでした。もはや様式美を期待する時代は終わったのかもしれませんね。
★ジャパンカップ2017枠順確定
1枠1番 シュヴァルグラン
1枠2番 レイデオロ
2枠3番 ギニョール
2枠4番 キタサンブラック
3枠5番 サウンズオブアース
3枠6番 イキートス
4枠7番 ディサイファ
4枠8番 ソウルスターリング
5枠9番 レインボーライン
5枠10番 ブームタイム
6枠11番 マカヒキ
6枠12番 サトノクラウン
7枠13番 シャケトラ
7枠14番 アイダホ
8枠15番 ワンアンドオンリー
8枠16番 ヤマカツエース
8枠17番 ラストインパクト
★枠順の印象！
出走回避の馬が2頭いたのでフルゲート割れを起こしました。18頭揃わなかったのは残念ですが、最高メンバーの17頭が揃ったのではないでしょうか。枠順の印象としては人気馬や穴人気しそうな馬が内枠～中枠に固まった印象があます。大外枠には2桁人気以下の馬が揃ったので枠順で有力馬を消す消さないということにはならなさそうです。また人気馬もまばらに広がった印象なので非常に良い枠順になったのではないでしょうか。
★キタサンブラックは2枠4番からスタート！
共同会見で武豊騎手が仰っていた「内枠」に見事入る事が出来ました。現役最強馬と評されるだけあって運も兼ね備えている証拠でしょうか。キタサンブラックと言えば白帽だったのでそれは叶いませんでしたが、自身が初めてGⅠタイトルを獲った時と同じ枠で馬番なので何かロマンを感じる部分でもあります。絶好枠に入ったと言っても過言ではないので単勝人気が1.0倍台になってもおかしくありません。
★今年のダービー馬レイデオロは1枠2番からスタート！
キタサンブラックよりもさらに良い枠を入ることが出来たのが今年のダービー馬レイデオロでしょう。各陣営出来るだけロスの少ない枠に入りたかったでしょうから最内枠ではありませんが同じようなものなので問題ないでしょう。さすがダービー馬だけあって実力もさることながら運もしっかり持ち合わせています。前走の神戸新聞杯は脚質転換を図ったように前で競馬を進める競馬をしていたのでここを見据えた競馬と考えるのがベターでしょう。経済コースを回れるのでロスも少ないのでチャンスが一気増して来ました。ただキタサンブラックと近い分やり合わないかどうか心配な枠でもあります。
★紅一点の今年のオークス馬ソウルスターリングは4枠8番！
枠的には有力馬の中で1番リスクの少ない枠に入ったのではないでしょうか。他の有力馬と近くなると懸念材料になるところでしたが離れているので問題ありません。水曜日から木曜日の午前中に降った雨がどのような影響を馬場に起こすのかがキーポイントになるでしょう。産駒的にもデータが少ないので未知数な部分があります。天皇賞秋が最大目標だったと考えると危険な印象もあるので中心視は出来ませんが馬券には入れておきたいです。
★3歳馬とGⅠ連勝中のM・デムーロ騎手は6枠12番サトノクラウンと挑む！
有力馬の中で最も残念な枠に入ったのはM・デムーロ騎手が鞍上のサトノクラウンでしょう。過去10年で6枠からは勝ち馬が出ていません。複勝率も5.3％の狭き門です。絶好調中のM・デムーロ騎手がどのようなエスコートをするのかにも注目ですが、さすがにデータ的には希望が薄い枠に入りました。これは他の有力馬に比べたら不利なのは確かでしょう。ただダービー3着で同じ枠に入ったので馬券から消すことは出来ません。
★外国馬の枠順は！？
2枠3番ギニョール、3枠6番イキートス、5枠10番ブームタイム、7枠14番アイダホと比較的に均等に散らばりました。枠的には有利な内枠に入った2頭でしょうが、日本の馬場に適性出来るかが鍵になるでしょう。日本の馬場に対応出来れば内枠の2頭は警戒した方が良さそうなので簡単には消せなくなりました。
★キタサンブラック引退まで残り2戦！！
キタサンブラックの引退が刻一刻と近づいています。今年が始まった頃は春の競馬次第では凱旋門賞挑戦とも言われていましたが、大阪杯と天皇賞春を制して挑んだ大阪杯では惨敗して秋は国内専念となりました。そして天皇賞秋が始まる前に管理する清水調教師から今シーズンで引退することが発表されました。引退まで3戦とし初戦の天皇賞秋は不良馬場の中横綱相撲で勝利しました。引退まで残り2戦となりましたがまだキタサンブラックが引退する実感が個人的にはありません。まだまだ戦いが続いているからでしょう。彼の引退に向けてファンは応援することしかできません。引退に向けて自信で有終の美を飾れるのか注目の2戦目です。
★3週連続古馬GⅠで3歳馬が制するか！？
先々週に行われたエリザベス女王杯は3歳牝馬のモズカッチャンが、先週行われたマイルチャンピオンシップは不利な大外枠に入った3歳馬ペルシアンナイトが制しました。共に鞍上はM・デムーロ騎手でしたが、今年の3歳馬のレベルは本当に高いです。古馬と当たるまであくまで予想の中で高いと評価してきましたが、ここまで結果が出ると本当に強い証拠でしょう。このままの流れでジャパンカップもとなりますがどうでしょうか。ダービ馬のレイデオロにオークス馬のソウルスターリングの2頭が世代を代表して出走してきますが王道路線なので古馬のレベルも半端ではありません。ここでも3歳馬が制するような結果になれば最強世代と評価しても良いのではないでしょうか。
ジャパンカップ「データ分析」
①過去10年「人気別競走馬の成績」
| 人気 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 3-3-2-2 | 30.0% | 60.0% | 80.0% |
| 2番人気 | 1-1-2-6 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
| 3番人気 | 1-1-0-8 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
| 4・5番人気 | 4-2-0-14 | 20.0% | 30.0% | 30.0% |
| 6～9番人気 | 1-3-4-32 | 2.5% | 10.0% | 20.0% |
| 10番人気～ | 0-0-2-82 | 0.0% | 0.0% | 2.4% |
上位人気が好成績をあげており、1番人気がかなりの確率で馬券に絡んでいます。警戒するのは4～5番人気の伏兵馬。
②過去10年「前走別競走馬の成績」
| 前走クラス | 成績 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| G1 | 8-9-9-61 | 9.2% | 19.5% | 29.9% |
| G2 | 2-1-1-28 | 6.2% | 9.4% | 12.5% |
| G3 | 0-0-0-1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| OP特別 | 0-0-0-3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 1600万下 | 0-0-0-4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走、G1に出走した馬が圧倒的な成績を上げています。データ的にはG3以下のレースに出走していた馬は、ばっさり消してもいいかもしれませんね。
③過去10年「年齢別競走馬の成績」
| 3歳 | 2-2-2-24 | 6.7% | 13.3% | 20.0% |
| 4歳 | 6-3-3-41 | 11.3% | 17.0% | 22.6% |
| 5歳 | 2-4-3-35 | 4.5% | 13.6% | 20.5% |
| 6歳 | 0-1-0-24 | 0.0% | 4.0% | 4.0% |
| 7歳～ | 0-0-2-20 | 0.0% | 0.0% | 9.1% |
データ的には4歳馬が一番良い成績をあげております。マカヒキ・シャケトラ・レインボーラインあたりが該当します。今秋、勢いのある3歳馬も該当数はすくないものの、悪くない数字となっており、軽斤量も魅力ですね。
上記データに該当するデータより注目する馬は・・・
- キタサンブラック
- マカヒキ
- レイデオロ
注目のレイデオロは2番人気が予想されており・前走G2・3歳馬ですので、①・②・③のデータを全て見てみるとまずまずといったところです。当日、1番人気となれば、データ的にも後押ししてくれそうですね。
枠順確定の軸馬候補 ⇒ キタサンブラック
やはり最強運を持ってる当馬でしょう。演歌界の大御所北島三郎氏がオーナーと言うことも合って運気が非常に良いように感じます。ここまで内枠が似合う馬はいないでしょう。徹底的なマークに合うとは思いますが有馬記念に向けて、そして引退に向けて負けられない1戦です。
