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2015年に有馬記念を制したゴールドアクターが有馬記念を回避することが明らかになりました。春は天皇賞春、宝塚記念のGⅠレースに出走して宝塚記念2着は次走に向けて非常に意味のある2着でした。秋も期待されていましたが夏から全く体調が戻らず宝塚記念以来レースには出走していませn。有馬記念では是非狙いたかった馬だけに残念です。次走は来年のアメリカAJCCを予定しているようです。
週末に近づき【チャンピオンズカップ】の枠順が気になるようになってきました。今のところ出走を辞退する馬はいなさそうなので除外対象馬は除外になる事が濃厚でしょう。ダートの頂上決定戦はハイレベルな戦いになりそうですが混戦模様なので枠順の有利不利も考えて予想を組み立てたいです。
★チャンピオンズカップ2017予想オッズ
1番人気 テイエムジンソク 3.6倍
2番人気 サウンドトゥルー 3.7倍
3番人気 アウォーディー 6.1倍
4番人気 ケイティブレイブ 8.6倍
5番人気 ロンドンタウン 10.1倍
6番人気 カフジテイク 12.6倍
7番人気 ノンコノユメ 14.8倍
8番人気 キングズガード 18.4倍
9番人気 グレンツェント 22.0倍
10番人気 アポロケンタッキー 22.7倍
11番人気 コパノリッキー 24.3倍
12番人気 サンライズソア 40.1倍
13番人気 ゴールドドリーム 47.2倍
14番人気 ミツバ 64.0倍
15番人気 サンライズノヴァ 117.7倍
16番人気 ローズプリンスダム 136.2倍
★チャンピオンズカップ2017枠順確定
1枠1番 コパノリッキー 田辺騎手
1枠2番 ケイティブレイブ 福永騎手
2枠3番 ミツバ 松山騎手
2枠4番 ノンコノユメ C・デムーロ騎手
3枠5番 メイショウスミトモ 吉田隼騎手
3枠6番 モルトベーネ 松山騎手
4枠7番 ロンドンタウン 岩田騎手
4枠8番 グレンツェント H・ボウマン騎手
5枠9番 ゴールドドリーム R・ムーア騎手
5枠10番 キングズガード 藤岡康騎手
6枠11番 アウォーディー 武豊騎手
6枠12番 カフジテイク C・ルメール騎手
7枠13番 テイエムジンソク 古川騎手
7枠14番 サウンドトゥルー 大野騎手
8枠15番 アポロケンタッキー 内田騎手
8枠16番 ローズプリンスダム 戸崎騎手
★注目の3歳世代でオススメの馬は!?
クラシック戦線が終了してから古馬GⅠがスタートしました。エリザベス女王杯とマイルチャンピオンシップは3歳馬が優勝するという世代レベルの高さを証明するレースでした。さらに先週のジャパンカップではさすがにあのハイレベルなメンバー相手に勝利する事は出来ませんでしたが、今年のダービー馬レイデオロが現役最強の呼び声が高いキタサンブックく指し切るという競馬を見せてくれました。負けて強しの競馬を見せてくれました。ここまで見せつけられると今年の3歳世代のレベルは非常に高いと言わざる得ません。現時点では3歳馬は3頭登録されておりサンライズソア、サンライズノヴァ、ローズプリンスダムなのですが、このメンバーに勝ち負け出来るかというとやや力不足な印象なのは否めません。ただ現3歳世代の能力の高さは最近のGⅠレースで証明されているので穴をあける可能性は十分あります。中でもオススメの馬は鞍上大幅強化のローズプリンスダムではないでしょうか。GⅠではあまり結果を残せていないですが、ダートGⅠなので注目したいです。
★絶好調中M・デムーロ騎手に騎乗馬なし・・・
先週のジャパンカップでGⅠ10戦連続馬券に絡む記録にストップがかかりましたが、GⅠレースになると息を吹き返す絶好調騎手がイタリア人JRA騎手M・デムーロ騎手です。GⅠになるとお手馬が被り選べる立場になる人気騎手なのですが、チャンピオンズカップに至ってはお手馬がいないのでどの馬に乗るのかわからないところです。鞍上が決まっていない陣営は水面下で彼の手配に動いているのではないでしょうか。絶好調で勝ち馬の相馬眼が高いM・デムーロ騎手はチャンピオンズカップに騎乗するのか、騎乗するならばどの馬を選ぶのか非常に注目です。3歳馬に騎乗するのではあれば思い切って狙いたいです。
★GⅠ実績豊富な高齢馬にどこまで若手が食らいつけるか!?
上位人気が予想されるトップ3の中に7歳馬が2頭います。GⅠ馬で安定感のあるアウォーディー、GⅠ3勝馬サウンドトゥルーとキャリア的にはメンバー上位ですが年齢が引っかかるところです。高齢馬なので状態面が気になるので追い切りをしっかりチャックして判断したいですが、借りにこの2頭のどちらかが勝利すればまだまだダート界の混戦模様は続きそうです。
★セン馬になり実力未知数のノンコノユメに夢はあるのか!?
今年のチャンピオンシップは連覇を狙う馬から実力のある馬までたくさん揃い非常に難解なレースとなりました。有力馬にはそれぞれに不安要素があるので展開次第ではどの馬にも勝つチャンスがあります。上位人気ばかり目が行きますが、オッズはあくまでも素人が作った人気順なので実力だけで力比べすると1頭人気の盲点となっている馬がいます。それがセン馬になったノンコノユメです。セン馬になってから武器の切れ味が見れなくなっていましたが、前走の武蔵野ステークスで久しぶりに切れ味鋭い末脚を見せてくれました。復調していれば現在の人気は非常に美味しいです。年末に向けてノンコノユメが夢をかなえてくれかも知れません。
★枠順の印象!!
例年荒れる傾向が高いレースなのですが今年も荒れそうな枠順となりました。あくまでもデータ的な話になるのですがチャンピオンズカップに名前を変更してから3回しかレースが行われていないのでデータ量としては非常に少ないのですが、外枠は結果が出ていません。データを過信するわけではないのですが、有力馬は外目の枠に入ったので厳しい競馬になると考えると荒れるレースになるのではないでしょうか。
★1番人気濃厚のテイエムジンソクは7枠13番!!
記事作成時に1番人気に支持されているのはテイエムジンソクです。GⅠレースへの出走は初めてなのでこの相手関係にどこまでやれるか未知数な部分があるのですが、昨年の準オープン勝利後の安定感を考えると人気を集めても驚けません。枠順もデータ的には評価出来ませんし、追い切りがいつもの追い切りと違うパターンで終えているのでこの追い切りをどのように評価するかではないでしょうか。陣営や鞍上のコメントを見ている限りでは勝負気配が強いので信用したいのですが、追い切りパターンの変更とGⅠ初種出走を考えるとここからは勝負しづらいか。
★失速気味の武豊騎手はアウォーディーと6枠11番!!
調教中に起きたアクシデント以来戦績と騎乗数が下降傾向の同騎手ですが、チャンピオンズカップでは再起をかけてGⅠでも安定した戦績を残している昨年のJBCクラシック馬アウォーディーと挑んできます。GⅠレースでは掲示板を外していない安定感のある競馬をしていますし、ここも能力的には上位なのでキャリアだけ見ると堅軸の可能性が高いのですが、データ的にはやや不安が残るところです。過去3年のデータでは7歳馬は馬券率0%です。枠順も外目に近い枠に入ったので枠からも見放された可能性が高いです。
★注目の3歳馬達は?
予備登録の段階では3頭いた現3歳世代ですが出走出来るのは、ローズプリンスダムただ1頭となりました。今年の3歳馬は秋GⅠで古馬相手に大活躍しており、鞍上も戸崎騎手なので人気を集めるのではないでしょうか。ただデータ的には最悪ともいえる大外枠にこの層の厚い相手関係を考慮すると全く歯が立たないと考えています。もしここで馬券に絡むような活躍をすれば一気にスターホースの仲間入りを果たすのでないでしょうか。
★最も好枠に入った馬は!?
有力馬の中で最も好枠に入ったのはケイティブレイブではないだろうか。上位人気の中ではただ1頭だけ内目の枠に入る事が出来たのでどんどん売れるのではないでしょうか。最終的に過剰なオッズになる可能性もあるので評価的に難しいところです。一方で注目したいのは1枠1番コパノリッキーと2枠4番のノンコノユメではないだろうか。この2頭は確かな実力がありながらもあまり評価されていない実力馬です。枠順も内目の良いところに入ったのでロス無く経済コースをしっかり回ればあっさりがあっても驚けません。馬券の高配当の立役者になれるか注目したいです。
枠順確定後の穴馬 ⇒ ノンコノユメ
セン馬になってからは勝ち切れない競馬が続いていましたが、前走の武蔵野ステークスで久しぶりに持ち味の末脚を繰り出すことが出来たので、叩き2戦目で状態的にも上がる今回は枠にも恵まれたので馬券圏内に入線出来る可能性は高いのではないでしょうか。