フェブラリーステークス2021｜全頭診断｜追い切り診断｜枠順確定｜1番人気濃厚カフェファラオは2枠3番からスタート！！現時点での本命候補と穴馬候補を発表！

タイトルに書きましたが、角居調教師は今回行われるフェブラリーステークスがラストGⅠです。2月28日をもって角居勝彦調教師は勇退されます。今後は実家の天理教をおつぎになるようです。素晴らしいホースマンだっただけに勇退されるのは残念ですが、これは数年前から決まっていたことなので、その時が来たかという感じです。ラストGⅠなので複数頭登録するかなっと思っていましたが、ワイドファラオのみで勝負するようです。漢気を感じますね。近代競馬を担った人材の一人なので、最後のGⅠでどんなレースを見せてくれるのか楽しみです。

この記事では日曜日の東京11RのGⅠ【フェブラリーステークス】へ出走が確定している全馬の短評をしていきます。最後に現時点で注目している本命馬と穴馬を紹介します。

★フェブラリーステークス2021枠順確定！！

★フェブラリーステークス2021全頭診断（前半）！！

アルクトス　　牡6　57.0㎏　田辺騎手

1週前追い切り【美浦　南B(良)　単走　70.5‐55.0‐41.4‐12.9】
最終追い切り　【美浦　坂路(良)　併走　51.8‐37.7‐24.7‐12.2】

昨年の南部杯で勝利してGⅠホースの仲間入りを果たしました。完全に今が充実期って感じです。近2走は結果を残せていないものの、根岸ステークスは数字以上に強い競馬をしてたので改めてここでも期待したいです。追い切りの動きも良かったですし、鞍上の田辺騎手との相性も非常に良いです。相手強化の一戦ですが、最終追い切り次第では中心視まで期待できる。

インティ　牡7　57.0㎏　武豊騎手

1週前追い切り【栗東　CW(良)　単走　81.7‐66.5‐51.6‐37.9‐12.0】
最終追い切り　【栗東　坂路(重)　単走　52.1‐38.6‐25.6‐12.9】

前哨戦の東海ステークスで惨敗したので人気が落ちそうですが、前走の敗因は明らかなので軽視は禁物です。2走前のチャンピオンズカップではハイレベルなメンバー相手に3着と好走しましたし、経験値も豊富で年齢による衰えはないと言えるでしょう。武豊騎手とともに久しぶりのGⅠ勝利なるか注目です。追い切りの動きは非常に良いので、最終追い切りも良ければ力を発揮してくれるでしょう。

エアアルマス　牡6　57.0㎏　松山騎手

1週前追い切り【栗東　CW(良)　単走　81.4‐66.0‐51.9‐38.5‐12.0】
最終追い切り　【栗東　坂路(重)　単走　55.6‐39.3‐24.9‐12.0】

好調の松山騎手が騎乗予定なので、簡単に消すことが出来なくなりました。ただ条件的には最悪と言えます。左回りより右回りの方がいいですし、すんなり逃げれないと砂を被る展開になると走らないので、さすがに今回は買い材料が少なすぎる。松山騎手がどこまで上手くもってくるか。

エアスピネル　牡8　57.0㎏　鮫島駿騎手

1週前追い切り【栗東　坂路(良)　併走　52.1‐38.1‐24.4‐12.1】
最終追い切り　【栗東　坂路(重)　併走　52.3‐38.5‐25.2‐12.5】

ダートに転向してからは好走と凡走を繰り返しています。ただもともとは芝GⅠでも活躍を期待されていた馬なので秘めているポテンシャルは非常に大きいです。今回と同じ舞台の武蔵野ステークスでは3着の実績があるので、適性面は問題ありません。チャンピオンズカップでもそこそこやれたので、今回は前走程の相手関係ではないのでスムーズに競馬が出来ればチャンスはあるでしょう。

オーヴェルニュ　牡5　57.0㎏　未定

1週前追い切り【栗東　坂路(良)　単走　54.8‐39.0‐25.1‐12.7】
最終追い切り　【栗東　CW(重)　単走　82.2‐67.0‐52.1‐38.4‐11.8】

スマートファルコン産駒として初めて重賞を制覇した当馬。前走の東海ステークスは不良馬場の中での競馬でしたが、当馬だけ別次元の競馬でした。脚抜きの良い馬場になればここでも期待出来る存在ですが、天気予報的には微妙ですし、前走鞍上を務めた川田騎手が別馬を選んでおり、1週前時点では鞍上未定というポイントも気になります。追い切りの動き的には状態面的にはキープ出来ていると思います。

カフェファラオ　牡4　57.0㎏　C.ルメール騎手

1週前追い切り【美浦　南W(良)　併走　69.4‐54.1‐39.5‐12.8】
最終追い切り　【　映像なし　】

昨年は海外遠征まで期待された馬ですが、以降は少しムラのある戦績になっています。負けているのは全てGⅠレースなので大舞台でどうなのかというのもあります。GⅠレース独特の流れや展開に年齢的についていけていないのかもしれませんが、その点は経験を重ねれれば問題ないでしょう。このコースはユニコーンステークスで勝利している舞台なので適性面は問題ありません。引き続き鞍上はC.ルメール騎手なので注目したいです。

サクセスエナジー　牡7　57.0㎏　酒井騎手

1週前追い切り【栗東　坂路(良)　単走　53.8‐39.5‐25.4‐12.5】
最終追い切り　【栗東　坂路(重)　単走　52.0‐38.3‐25.0‐12.5】

一昨年にこのレースに出走していますが、その時はキャリアの中で一番勢いがあったときで8着なので、衰えが出始めている今はかなり厳しい競馬になるでしょう。中央重賞では力不足でしょう。

サンライズノヴァ　牡7　57.0㎏　松若騎手

1週前追い切り【栗東　坂路(良)　併走　51.8‐37.9‐24.8‐12.6】
最終追い切り　【栗東　坂路(重)　併走　51.8‐38.0‐24.7‐12.2】

昨年の3着馬ですし東京ダート1600mは最も得意としているコースなので適性面は問題ありません。明け7歳と年齢を重ねていますが、去年からの競馬を見る限りでは劣えを感じることはない。脚質面が後ろから行く馬なので不安定な部分があるので中心視するのは危険かも知れませんが、印的には外せない存在でしょう。追い切りの動きも1週前の状態はまずまずなので最終追い切りでどこまで上げてくるか。

スマートダンディー　牡7　57.0㎏　秋山騎手

1週前追い切り【　映像なし　】
最終追い切り　【栗東　坂路(重)　単走　54.4‐39.2‐24.9‐12.3】

条件的には問題ないのですが、潮汐を残しているのは1400m戦が多いですし、重賞レースでは少し力が足りていないので。GⅠでは力不足なのは明白です。今回は秋山騎手が騎乗してくれるのはプラスですが、相手関係がかなりハードなのでどこまでやれるか。

ソリストサンダー　牡6　57.0㎏　北村友騎手

1週前追い切り【　映像なし　】
最終追い切り　【栗東　坂路(重)　単走　55.0‐40.0‐25.8‐12.1】

キャリア的には人気上位馬に比べると劣るのですが、2走前に武蔵野ステークスで11番人気ながら2着に好走しているので、自分の競馬が出来れば一発のチャンスはあるでしょう。例年のフェブラリーステークスに比べれば相手関係はラクですし、充実期を迎えた今なら馬券に絡んできても驚けないです。

★フェブラリーステークス2021全頭診断（後半）！！

ヘリオス　セ5　57.0㎏　M.デムーロ騎手

1週前追い切り【栗東　坂路(良)　単走　58.3‐42.5‐28.0‐14.1】
最終追い切り　【栗東　CW(重)　併走　82.7‐66.2‐52.1‐38.2‐12.4】

前走初重賞挑戦となった根岸ステークスでは5番人気ながら8着と沈んでいるので重賞レースで力が通用するのかは疑問が残ります。オープン勝ちはあるものの、今回は相手が強敵ばかりですし鞍上の不調も気になります。

ミューチャリー　牡5　57.0㎏　御神本騎手

1週前追い切り【　映像なし　】
最終追い切り　【船橋　ダート(不良)　78.9‐62.2‐48.8‐37.0‐12.0】

唯一の地方馬です。地方競馬の予想もしている身としては地方馬にも頑張ってほしい。中央GⅠなので能力的に足りない部分はあるものの、今回は例年よりも手薄なメンバーかつ前に行きたい馬が多いので展開面ではチャンスがありそうです。勝ち負けは厳しいかも知れませんが、馬券圏内ならチャンスはある。

ヤマニンアンプリメ　牝7　55.0㎏　横山武騎手

1週前追い切り【栗東　坂路(良)　単走　57.5‐42.8‐28.2‐13.9】
最終追い切り　【栗東　坂路(重)　単走　53.6‐38.7‐25.4‐12.8】

紅一点の存在です。牝馬なので斤量は2.0㎏減です。昨年のJBCレディスクラシックを制した馬なので、能力的には問題ありません。牡馬相手でもしっかり競馬が出来ていますし、マイルが合えば変わり身に期待できそうです。

レッドルゼル　牡5　57.0㎏　川田騎手

1週前追い切り【　映像なし　】
最終追い切り　【栗東　坂路(重)　単走　52.7‐38.5‐25.0‐12.3】

前走の根岸ステークスでようやく重賞初勝利を手にしました。ロードカナロア産駒がダート重賞でも通用することを証明している先駆者です。前走は時計面でも優秀でしたが、あれでもここを見据えた競馬だったみたいなので、まだまだ上積みが見込めそうです。追い切り動きが良ければ中心視出来る存在です。

ワイドファラオ　牡5　57.0㎏　福永騎手

1週前追い切り【栗東　CW(良)　単走　83.2‐67.1‐52.4‐38.4‐12.0】
最終追い切り　【栗東　坂路(重)　単走　52.1‐37.8‐24.6‐12.3】

管理する角居調教師にとってこれが最後のGⅠ挑戦となるので、どの陣営よりもこのレースに賭ける想いは強いでしょう。昨年11月のみやこステークス以来の競馬なのでローテーション的には疑問が残るものの、中間は外厩調整を利用してしっかりここに向けて仕上げられた印象があります。追い切りの動きも非常に良いので好走する可能性を秘めています。ムラがある戦績ですが、嵌ればとんでもない競馬をするのでここでも注目です。

ワンダーリーデル　牡8　57.0㎏　横山典騎手

1週前追い切り【栗東　坂路(良)　単走　52.8‐38.5‐25.4‐13.0】
最終追い切り　【栗東　坂路(重)　単走　53.5‐38.8‐24.9‐12.3】

再び横山典騎手に手戻りするのは少し疑問が残りますが、条件的にはベストなので自分の競馬が出来ればチャンスがあります。追い切りの動きを見る限りではまだまだ上積みの幅を感じますが、全体的な追い切りの動きは良いです。枠などの問題はあるものの、穴馬として抑えておいて損はないでしょう。

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現時点での穴馬候補　⇒　B.フェブラリーステークス2021本命候補は最強競馬ブログランキングへ

また上位に返り咲けるように頑張ります。

明日も神ログを覗いてみてください。

よろしくお願いします。

【フェブラリーＳ】カフェファラオに迫る穴馬は？絞った３頭公開