先週発表されましたが、アーモンドアイがジャパンカップへ参戦するようです。コロナの影響もあるかもしれませんが、ファンとして彼女のラストランを国内でしてくれるのは嬉しいですし、現役最強と言えるアーモンドアイが無敗の三冠馬となった3歳の若駒2頭に何かをレースで伝えてほしいと思っています。もちろん勝ち負けは非常に大事なのですが、これからの競馬を背負うデアリングタクトとコントレイルに、先輩馬として何かを伝えてほしい。ドリームマッチですが、ハンカチがいるレースになりそうです。
今週は秋のマイル王を決める【マイルチャンピオンシップ】が阪神1600mで行われます。例年なら京都競馬場で行われるのですが、今年は改修工事で阪神開催です。過去のデータなどはあまり通用しませんが、阪神芝1600mのデータなどを参考にしながら読み解いていきたいです。
この記事では日曜日の阪神メインのGⅠ【マイルチャンピオンシップ】に出走予定馬の全頭診断を行います。
★マイルチャンピオンシップ2020出走予定馬!!
枠順確定後、コチラで枠順を発表します。
★マイルチャンピオンシップ2020全頭診断(前半)!!
アウィルアウェイ 牝4 55.0㎏ 藤岡康騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 単走 52.5‐38.0‐24.9‐12.6】
最終追い切り 【栗東 坂路(良) 単走 53.2‐38.2‐25.0‐12.6】
半兄にはインディチャンプがいる良血馬なのですが、兄程の活躍はまだ見せていません。しかし近走は良血馬らしい競馬。そして武器である末脚で驚きの競馬を披露してくれています。キャリア的には1200mが中心ですが、インディチャンプの妹ということを考えるとマイルで覚醒する可能性は十分あります。後ろから行く馬なので取りこぼしが多いが、ぶっ飛んでくる可能性はあるので覚えておきたい。
アドマイヤマーズ 牡4 57.0㎏ 川田騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 単走 84.4‐67.4‐52.6‐38.9‐13.0】
最終追い切り 【栗東 CW(良) 単走 82.8‐66.6‐52.1‐38.7‐12.2】
日本飛び越えて世界のマイルで結果を残した当馬も注目です。昨年の香港マイルの勝ち馬で日本を飛び越えて世界でいきなり結果を残した異端児的存在ではあるものの、国内外でマイルGⅠ・3勝の実績の持ち主です。今年は2戦して結果を残せていないが、敗因はすべてハッキリしているので、そこまで悲観的になる必要はありません。叩いて良くなるタイプの馬なので叩き2戦目の今回は巻き返しに期待できます。
インディチャンプ 牡5 57.0㎏ 福永騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 併走 50.8‐37.2‐24.5‐12.8】
最終追い切り 【栗東 坂路(良) 併走 52.3‐38.3‐24.6‐12.2】
昨年のマイルGⅠでは春秋連覇を成し遂げているマイル王ではあるものの、今春の安田記念では3着に敗れて連覇の夢は途絶えました。安田記念は馬場が悪かったことも影響したようですが、週後半には阪神地域も雨が降るみたいなので馬場コンディションは注目しておきたいです。さらに今回はぶっつけ本番での出走が気がかりです、本来ならスプリンターズステークスを使う予定でしたが歩様の乱れで回避したので、ぶっつけ本番でどこまで強敵相手に王者の意地を見せることが出来るか。
カツジ 牡5 57.0㎏ 池添騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り 【栗東 CW(良) 単走 81.5‐65.8‐51.5‐37.8‐11.7】
岩田騎手が続投かと思っていましたが、先約などの関係で池添騎手へと乗り替わりになりました。この乗り替わりはプラスとは思えません。池添騎手がマイナスなのではなく、陣営の当初のプランにはない騎手だと思うのでどうでしょうか。昨年のマイルチャンピオンシップでは4着に入線しているものの、今年は阪神開催でハイレベルなので厳しいのではないでしょうか。
グランアレグリア 牝4 55.0㎏ C.ルメール騎手
1週前追い切り【美浦 南W(良) 単走 69.2‐54.2‐39.5‐13.4】
最終追い切り 【美浦 南芝(良) 併走 64.9‐49.7‐36.1‐11.7】
春のマイル王を決める安田記念でチャンピオンになったので、春秋連覇を賭けた1戦です。その安田記念では現役最強のアーモンドアイをねじ伏せての結果なので、現役マイラーでは王者です。今回は阪神開催ということで当馬にとっては願ってもない条件でレースが出来ます。前走の始動戦スプリンターズステークスでも快勝と短距離路線では敵なしか。ノーザンファーム天栄からあ帰厩後も良い動きをしており追い切りの動きも問題ないので、連覇の可能性は高いと考えています。
ケイアイノーテック 牡5 57.0㎏ 津村騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 単走 50.7‐37.4‐24.8‐12.5】
最終追い切り 【栗東 坂路(良) 単走 54.9‐39.3‐24.6‐11.9】
一昨年の3歳マイルGⅠNHKマイルカップの勝馬ではあるものの、以降は結果を残せていません。前走の富士すステークスで2年5か月ぶりに馬券に絡みました。後ろから競馬するタイプの馬なので前が崩れればチャンスはあると思います。終いの脚はしっかり伸びてくるので展開の助けがあればチャンスはありそうです。
サウンドキアラ 牝5 55.0㎏ 松山騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 単走 56.9‐41.3‐26.6‐12.6】
最終追い切り 【 映像なし 】
前走は1番人気ながら10着と敗れましたが、勝ち馬との差が0.5秒差なので数字程は負けていません。秋始動戦ということもあったのでそこまで悲観的になる必要はないと思います。叩き2戦目で上積みに期待できますし、本来の競馬が出来れば間違いなく上位に評価されてもおかしくありません。今年の3歳牝馬三冠を達成した松山騎手が引き続き当馬に騎乗するのも期待の表れではないでしょうか。
サリオス 牡3 56.0㎏ M.デムーロ騎手
1週前追い切り【美浦 南W(良) 併走 82.4‐66.8‐52.6‐38.8‐12.8】
最終追い切り 【美浦 南W(良) 併走 65.0‐50.3‐36.8‐12.9】
生まれた世代が悪すぎたとしか言えません。無敗の三冠馬コントレイルがいなければ、皐月賞とダービーは当馬が勝っていたでしょう。それだけの実力の持ち主であるのですが、今回は当馬が最も得意としているマイル戦で、朝日杯フューチュリティステークスで勝利した舞台なので阪神1600mは大歓迎です。ただ今回は不調のM.デムーロ騎手が鞍上なのでどうか。
★マイルチャンピオンシップ2020全頭診断(後半)!!
スカーレットカラー 牝5 55.0㎏ 岩田康騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り 【栗東 CW(良) 併走 81.6‐65.4‐51.1‐37.7‐12.1】
中距離路線でキャリアを積んできましたが、今春は牝馬限定戦ではあるもののマイル戦を2戦消化しました。さすがにGⅠでは力が足りませんでしたが、マイル適性があることは証明しています。能力的にはGⅠクラスの馬なので、展開がハマればチャンスはあるでしょう。ただ今回はヴィクトリアマイルよりもメンバーが揃ったので厳しい競馬になることは間違いありません。
タイセイビジョン 牡3 56.0㎏ 石橋脩騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 単走 82.4‐68.1‐53.6‐39.7‐12.5】
最終追い切り 【栗東 CW(良) 単走 52.3‐37.9‐11.9】
近2走は馬券に絡めていないものの、相手関係強化など敗因は明らかです。前走を見る限りでは古馬相手に勝ち切るにはまだ能力不足ですが、複勝圏内なら可能性はあります。得意の阪神マイルに替わりますし、人気も近走の結果で下がるならオイシイ存在と言えるでしょう。
ブラックムーン 牡8 57.0㎏ 幸騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 併走 81.0‐65.0‐50.9‐37.9‐12.7】
最終追い切り 【栗東 CW(良) 併走 84.3‐67.0‐51.9‐37.8‐11.9】
近走は2桁着順が続いていますし、完全にピークは過ぎました。年齢的な衰えも感じますし、今春の競馬を見ている限りではここで好走するのは不可能に近いです。
ぺステンダンク 牡8 57.0㎏ 藤岡佑騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 単走 54.0‐39.3‐25.7‐12.5】
最終追い切り 【栗東 坂路(良) 単走 52.6‐38.3‐24.7‐12.2】
今春のマイラーズカップで2着に好走しているものの、今回とは相手関係が違いますし厳しい競馬になるでしょう。陣営は春に結果を残した藤岡佑騎手を手配してきているので勝算を見込んでかも知れませんが、どうでしょうか。
ペルシアンナイト 牡6 57.0㎏ 大野騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 併走 82.2‐65.7‐51.4‐37.7‐12.0】
最終追い切り 【栗東 CW(良) 併走 83.9‐67.4‐52.0‐37.9‐11.8】
このレースだけはどんな戦績でも抑えておかないといけない存在です。当馬のキャリアを見ていただくと分かるのですが、マイルチャンピオンシップ過去3戦して(1:1:1:0)と一度も馬券を外していません。今回は舞台が京都から阪神に替わるが、阪神マイルはデビュー当初のアーリントンカップで勝利している舞台なので適性面は問題ないでしょう。相性の良い大野騎手が引き続き騎乗してくれるのも心強いです。
メイケイダイハード 牡5 57.0㎏ 酒井騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 単走 54.4‐39.0‐25.0‐12.2】
最終追い切り 【栗東 坂路(良) 単走 52.4‐38.4‐24.9‐12.4】
今夏の中京記念で18番人気ながら激走して勝利したインパクト大の馬なのですが、さすがに今回もその激走が見込めるかというと厳しいでしょう。相手関係が違いますし、夏馬という可能性もあります。コンスタントに使ってもいるので、今回は静観で良いでしょう。
ラウダシオン 牡3 56.0㎏ 武豊騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 単走 78.4‐64.2‐50.9‐37.8‐12.4】
最終追い切り 【栗東 CW(良) 併走 82.6‐66.5‐51.6‐37.8‐12.1】
リアルインパクトの初年度産駒では代表的な存在です。春の3歳マイル王を決めるNHKマイルカップでは9番人気ながら勝利しました。まぐれ可能性もありましたが、前走の富士ステークスでフロックでないことを証明しました。久しぶりに武豊騎手とのコンビ復活で名手手綱さばきにも注目したいが、サリオスとの直接対決も楽しみです。
レシステンシア 牝3 54.0㎏ 北村友騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 単走 51.9‐36.6‐23.5‐11.6】
最終追い切り 【栗東 坂路(良) 単走 52.0‐37.0‐23.9‐12.0】
春のNHKマイルカップではラウダシオンに敗れて2着に終わったが、阪神ジュベナイルフィリーズや桜花賞の内容を総合的に判断するとマイル戦なら安定した力を出せていますし、今回は得意の阪神マイルなので条件も問題在りません。不安材料は骨折明けということです。前走後に軽度の骨折が判明しており、秋の始動戦もエリザベス女王杯を回避してのマイルチャンピオンシップなので状態面が鍵となるでしょう。追い切りの動きは見る限りでは完全復調しておりしっかり動けているのですが、どうか。
ヴァンドギャルド 牡4 57.0㎏ 戸崎圭騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 併走 70.3‐54.0‐38.9‐12.3】
最終追い切り 【栗東 芝(良) 単走 67.3‐51.9‐37.2‐11.4】
前走の富士ステークスではかなり仕上がっていたのか、素晴らしい競馬内容でした。ただ本番はここだと思うので、前走からの反動あが気になるところです。追い切りの動きを見る限りでは問題無さそうですが、前走程はパッとしない印象です。鞍上も福永騎手・岩田望騎手ではなく、新コンビの戸崎騎手なので相性も気になるところです。中心視は出来ませんが、抑えてはおきたい馬という印象です。
現時点での本命馬候補 ⇒ A.マイルチャンピオンシップ2020本命候補は最強競馬ブログランキングへ
現時点での穴馬候補 ⇒ B.マイルチャンピオンシップ2020穴馬候補は最強競馬ブログランキングへ
また上位に返り咲けるように頑張ります。
明日も神ログを覗いてみてください。
よろしくお願いします。
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“大魔神”の愛称でお馴染み!
≪GI馬主・佐々木主浩≫
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