アーモンドアイの出走の有無が現時点では不明ではあるものの、今年のジャパンカップは超豪華な一戦となるでしょう。令和競馬の中だけでなく、日本競馬界の中で永遠に語り継がれる一戦になるでしょう。今年の3歳クラシック路線で無敗で3冠を達成したデアリングタクトとコントレイルがいきなり直接対決します。さらにサートゥルナーリアなどGⅠ馬が8頭出走します。これでアーモンドアイが参戦してくれれば文句なしの日本頂上決戦です。アーモンドアイの動向が気になります。
今週は最強牝馬を決める一戦の【エリザベス女王杯】が阪神2200mで行われます。例年なら京都競馬場で行われるのですが、今年は改修工事で阪神開催です。過去のデータなどはあまり通用しませんが、阪神芝2200mのデータなどを参考にしながら読み解いていきたいです。
この記事では日曜日の阪神メインのGⅠ【エリザベス女王杯】に出走予定馬の全頭診断を行います。
★エリザベス女王杯2020出走予定馬！！
枠順確定後、コチラで枠順を発表します。
★エリザベス女王杯2020全頭診断（前半）！！
ウインマイティー 牝3 54.0㎏ 和田竜騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 単走 82.1‐65.7‐50.6‐36.9‐12.3】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 単走 52.5‐38.0‐25.0‐12.7】
前走はキャリアの中でもトップ体重の480㎏での出走だったので完全に始動戦仕様か調教ミスな印象を受けました。ただここに向けて良い叩き台にはなったのではないでしょうか。追い切りの動きも前走よりも動いていますし、目標はここだったのかも知れません。ただ古馬にどこまで通用するのかは未知数です。
ウインマリリン 牝3 54.0㎏ 横山武騎手
1週前追い切り【美浦 南W(良) 併走 68.9‐53.3‐39.2‐12.5】
最終追い切り【美浦 南W(良) 併走 68.9‐53.5‐38.5‐12.2】
前走はぶっつけの秋華賞では15着と大敗しましたが、この負けは休み明けの分でしょう。休み明けだけでは説明できない部分はあるものの、オークスではデアリングタクトに0.1差まで迫った馬なので能力は高いと考えています。血統的にもロベルト系が入っているので一発のチャンスは十分ありそうです。
ウラヌスチャーム 牝5 56.0㎏ 斎藤新騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り【栗東 CW(良) 併走 83.2‐66.8‐52.3‐38.5‐11.9】
逃げるか捲るかのタイプの馬なので、極端な展開にならないといけないのが難点です。中2週での出走というのが気になるのですが、追い切りの動きを見る限りでは動きが良いので陣営は出走を決断したのでしょう。前走の勝利で勢いづいていれば楽しみな存在です。
エスポワール 牝4 56.0㎏ 武豊騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 単走 53.7‐38.9‐25.3‐12.5】
重賞レースではワンパンチ足りないです。ましてや今回はメンバーが揃ったGⅠレースなので力不足間が半端ないのです。ただ血統的には楽しみでもあります。父オルフェーヴル×母父にロベルト系なのでこの条件はドンピシャな感じです。前走で距離は問題ないことは証明したのでうまく嵌れば。
カーロバンビーナ 牝5 56.0㎏ 浜中騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り【美浦 坂路(良) 併走 53.4‐38.5‐25.3‐12.8】
近走の戦績やレースを見てもGⅠクラスと言える馬ではありません。まずは自己条件で力をつけてほしいです。
サトノガーネット 牝5 56.0㎏ 坂井騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 併走 82.9‐67.3‐52.4‐38.8‐12.4】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 単走 52.8‐38.5‐24.8‐12.2】
今年は一度も勝利していません。GⅠでは力不足なので、さすがにここで勝ち負けするのは難しいでしょう。ただどんなレースでも展開でもしっかり終いの脚を使っている点は評価できます。今回は短期放牧でリフレッシュされた状態で出てくるので、嵌れば着なら拾えるか。
サムシングジャスト 牝4 56.0㎏ 松山騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り【栗東 CW(良) 単走 85.7‐69.1‐54.1‐38.9‐12.5】
府中牝馬ステークスで8番人気ながら3着と着実にしっかり力をつけてきている印象を行けました。今回は前走よりさらに動きの切れが増しメイチに近い状態だと考えています。鞍上は引き続き相性の良い松山騎手っが騎乗してくれるのは心強いです。
サラキア 牝5 56.0㎏ 北村友騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 単走 80.5‐64.8‐50.0‐36.8‐11.5】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 単走 52.6‐38.3‐24.7‐12.3】
現在2連勝中と勢いに乗っており、半弟にはサリオスがいる良血馬です。昨年も当レースに出走しており6着とまずまずの結果を残しています。基本的には1800mまでのイメージなので距離延長は＋とは言えないので軽視します。
シャドウディーヴァ 牝4 56.0㎏ 内田博騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 単走 82.9‐67.6‐52.5‐39.5‐12.9】
最終追い切り【栗東 CW(良) 併走 82.4‐66.8‐52.6‐38.6‐12.4】
サウスポーな印象があるものの、中山コースで勝利経験があるので右回りもそこまで問題ないと思います。前走に引き続き内田騎手が騎乗してくれるのはプラスですし、今回は滞在競馬を選択しているので陣営の勝負気配も感じられます。
★エリザベス女王杯2020全頭診断（後半）！！
センテリュオ 牝5 56.0㎏ 戸崎圭騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 単走 53.9‐39.0‐25.1‐12.3】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 単走 52.4‐38.1‐24.8‐12.4】
現5歳世代の牝馬は同世代にアーモンドアイがいるので、なかなか輝ききれなったのですが、当馬も年齢を重ねるにつれて、結果が残るようになりました。昨年の4着馬なので適正面も問題ありません。自分の競馬にも
ソフトフルート 牝3 54.0㎏ 福永騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 単走 84.0‐68.1‐52.9‐39.4‐12.6】
最終追い切り【栗東 CW(良) 単走 84.5‐67.4‐52.8‐38.4‐12.2】
好調騎手の福永騎手を手配して来ているので警戒したいです。今年の3歳世代は夏競馬を見ている限りでは世代レベルが低いと考えているのですが、ディープインパクト産駒で秋華賞3着の実績がある馬なので、ジャパンカップ前に3歳世代が古馬GⅠにどれだけ通用するのか図れるので楽しみです。
ノームコア 牝5 56.0㎏ 横山典騎手
1週前追い切り【美浦 南W(稍重) 併走 69.7‐54.3‐39.3‐13.1】
最終追い切り【美浦 南W(良) 単走 66.5‐52.3‐39.2‐13.2】
マイル路線でキャリアを積んでいましたが、前走札幌記念を勝利して2000m前後への適性も証明しました。今回はさらに距離延長となるが、昨年の5着馬なので適性面は問題ないでしょう。札幌記念は混合戦なので牝馬限定の今回はさらに良いパフォーマンスをしてくれるのではないでしょうか。
ミスニューヨーク 牝3 54.0㎏ 加藤騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 併走 86.0‐68.4‐52.8‐38.5‐11.8】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 単走 53.8‐39.2‐24.7‐12.0】
重賞レースでは惜しい競馬が続いているものの、掲示板にはしっかり絡んでいるので能力は世代の中でもトップクラスでしょう。近走は2000m戦が続いていますが、まだまだ脚を余した余裕のある競馬をしていることから、距離延長はプラスと判断しました。ただ鞍上が変わらない限り前進は厳しいか。
ラッキーライラック 牝5 56.0㎏ C.ルメール騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 併走 81.3‐65.6‐51.0‐37.3‐12.2】
最終追い切り【栗東 CW(良) 併走 80.8‐66.2‐51.6‐38.0‐12.3】
アーモンドアイと同世代ということでなかなか日の目を浴びることはありませんでしたが、今年の大阪杯で久しぶりのGⅠ勝利、そのあとは勝ちこそないものの厳しい条件下の中でもしっかり結果を残しているので、今年の彼女は去年までとは違う成熟した良さが出てきています。連覇に向けて、鞍上には復活したC.ルメール騎手を手配するなど陣営の勝負気配も感じます。
ラヴズオンリーユー 牝4 56.0㎏ M.デムーロ騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 単走 78.3‐63.7‐50.2‐36.9‐12.1】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 単走 55.9‐39.5‐24.8‐11.9】
昨年のオークス以降、結果を残せていない点が気がかりではあるものの、今年も戦績は比較的に安定している印象があります。コンスタントにレースを使えていないが、今回はしっかり叩かれてからのレースなので、上積みに期待できます。ただ前走の府中牝馬ステークスの内容はあまりいいとは言えないです。
リアアメリア 牝3 54.0㎏ 川田騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り【栗東 CW(良) 単走 53.6‐38.6‐12.4】
秋は春ほどの活躍をしていないが、デビュー時から注目されていた存在なので能力的には世代の中なら上位だと思うのですが、古馬との一戦は初ですし世代レベルを考えるとそこまでの協調材料はないです。追い切りの動きも良く、鞍上は引き続き川田騎手と狙いたい材料は多いのですが・・・。
リュヌルージュ 牝5 56.0㎏ 団野騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り【栗東 CW(良) 併走 79.8‐64.7‐50.8‐37.4‐12.2】
追い切りの動きはキャリアの中でもかなりいい方のなので、枠が良ければ一発の可能性は秘めています。鞍上は重賞レースで相性の良い団野騎手に手戻りしますし、距離延長も阪神2200ｍのコース経験はあるので適性面も問題在りません。枠順次第では面白い存在です。
ロサグラウカ 牝5 56.0㎏ 幸騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り【美浦 南W(良) 併走 69.2‐54.2‐40.2‐12.8】
輸送もあるからなのか調教後の馬体重が470㎏なのは少し気になるところです。ただ今回はブリンカーを初装着して挑む一戦なので警戒が必要です。馬具の交換は嵌れば相当のものですし、血統的にも爆発力のある血統なのでこんなところで燻ぶている場合ではありません。得意の非根幹距離でどうか。
現時点での穴馬候補Ⅰ ⇒ B.エリザベス女王杯2020穴馬候補Ⅰは最強競馬ブログランキングへ
現時点での穴馬候補Ⅱ ⇒ C.エリザベス女王杯2020穴馬候補Ⅱは最強競馬ブログランキングへ
また上位に返り咲けるように頑張ります。
明日も神ログを覗いてみてください。
よろしくお願いします。
エリザベス女王杯の結論【馬主×廐舎×騎手】なら馬連３点で十分
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エリザベス女王杯の結論【馬主×廐舎×騎手】なら馬連３点で十分
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