来週には今年初の中央GⅠ【フェブラリーステークス】が行われます。毎週クラシック戦線に向けた重賞が行われるのでクラシックムードが漂っていますが、春GⅠの中でメンバーかなり揃いそうなレースがあります。それはGⅠ【大阪杯】です。昨年からGⅠレースに格上げされたレースなのですが、キタサンブラックが引退したので今年はハイレベルなメンバーが後に続けと集まる事間違いなしです。サトノダイヤモンド、スワーヴリチャード、シュヴァルグランほかいろいろな実力馬が集まる予定です。今年の大阪杯は近年まれに見るハイレベルメンバーが集まりハイレベルな戦いになること間違いなしなので今から期待が膨らみます。
今週は3日間開催になるのですが、東京日曜日のメインはGⅢ【共同通信杯】が行われます。芝1800m戦で行われる1戦です。クラシックへの登竜門として知られているレースなので今年も能力の高い3歳馬が集まりました。クラシック戦線に向けて注目したいレースです。
★有力出走予定メンバー
カフジバンガード 内田博騎手
グレイル 武豊騎手
ゴーフォザサミット 田辺騎手
サトノソルタス
ステイフーリッシュ 中谷騎手
クラシックの登竜門と言われるレースなので力のある馬が集まりました。先週のきさらぎ賞も面白いレースになりましたが、今週行われる共同通信杯もハイレベルなメンバーなので見応えのあるレースになるのではないでしょうか。
★有力メンバー短評
カフジバンガード
重賞レースでは勝ち切れない競馬が続いていますが、キャリア全体を見る限りでは安定した戦績を残しているのでここでも展開次第ではチャンスがある馬なので警戒が必要な1頭ではないでしょうか。前々走では先週のきさらぎ賞でサトノフェイバーと戦線を演じたグローリーヴェイズに勝利しているので能力的には問題ないと考えています。実力をしっかり出し切る事が出来ればここでも勝ち負け出来る能力があると考えているので馬券的には抑えておきたい存在です。
グレイル
前走の京都2歳ステークスではまだまだ幼さが残る一面を残しながらも強い内容で勝利しました。負かした相手がホープフルステークスで勝利したGⅠ馬なので評価が高まっている1頭です。予想オッズではありますが1.0倍台になる予定なのでかなりの人気を集めそうです。タイムフライヤーが勝利してからグンと注目度が上がった馬なのでこの人気が妥当なのかというと疑問が残ります。陣営にしてはここで勝利したいという感じではなく、ダービーを見据えた出走だと思うので固定するのは危険かも知れません。過去2戦の競馬を見る限りでは圧勝の競馬ないので取りこぼす可能性もあるのでその点は頭に入れておきたいです。
ゴーフォザサミット
昨年のクラシックで大活躍した藤沢和雄厩舎が送り出す1頭なので注目の1頭です。デビュー戦は太目残りで結果を残すことが出来ませんでしたが、続く未勝利と500万の特別戦では圧巻の競馬を見せてくれました。近2走の競馬を見ている限りでは相当能力が高いと見込んでいるのでここでも状態がデキていれば崩れることは考えにくいです。適性面は前走勝利した東京なので問題ありませんし、距離も勝利経験があるので適性面は問題ありません。2連勝中と勢いのある1頭ではありますがハイレベルな相手との競馬は初なので中心視は出来ませんが抑えておきたいです。
サトノソルタス
好調中のサトノ軍団なのでここでも注目の1頭です。キャリアはまだ新馬戦のみですが前目で競馬が出来る馬なので展開的には問題ないと考えています。新馬戦のレベルを考えるとここで力が通用するのかというと未知数な部分があります。前走の競馬を見ている限りではやや力不足の印象しかないので中心視する事は出来ませんが馬券的には抑えて損はない1頭ではないでしょうか。堀厩舎なので外国人騎手を手配してくると思うのでどの騎手になるのかも気になるところです。
ステイフーリッシュ
前走のGⅠホープフルステークスでは新馬勝利後臨みましたが3着という結果になりました。今回は初めての東京コースなので適性に疑問が残りますが、脚質的には東京コースは問題ないと考えていますし、新馬戦で左回りはクリアしているので問題ないと考えています。陣営のコメントを考えるとかなり成長しているのでどのくらい成長しているのか見極めるうえでも重要なレースではないでしょうか。ただ鞍上が気になるところなので中心視するのは難しいのではないでしょうか。
★重賞レースではあるが勝負度の度合が各陣営違う！？
一般の競馬ファンなら重賞レースに出走となると各陣営100％に作られていると思いがちですが、この時期のクラシック戦線は陣営の本気度が各陣営いろいろなので人気馬だから必ず勝利するわけではありません。有力馬の中にはダービーを見据えて東京コースを使いたい陣営もいるのでその点の見極めが重要になりそうです。さらに3歳馬はまだまだ成長途中なのでここで下剋上が起きる可能性も十分あるので追い切りなどもしっかり注目して予想を立てたいです。
現時点での軸馬候補 ⇒ カフジバンガード
重賞レースになるとワンパンチ足りない印象がありますが、今回は重賞では初めてのテン乗り経験なのでこの点が良い方向に動けばアッサリ勝利する事もあるのではないでしょうか。前走はいつもより後ろからの競馬になったので今回は前で競馬をすると思うので崩れることも少ないと考えています。
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昨年の勝ち馬スワーヴリチャードはダービー２着、16年の勝ち馬ディーマジェスティは皐月賞を優勝、15年の勝ち馬リアルスティールは皐月賞２着、菊花賞２着、14年の勝ち馬イスラボニータは皐月賞1着、ダービー２着と近年の勝ち馬はクラシック路線でも活躍。90年以降の勝ち馬でも、アイネスフウジン、ナリタブライアン、メジロブライト、エルコンドルパサー、ジャングルポケット、アドマイヤムーンなどがおりクラシックの登竜門として名馬を送り出している注目の３歳重賞戦。
今年のメンバーでは、ホープフルＳの制したタイムフライヤーを京都２歳Ｓで負かしたグレイル、ホープフルＳ･３着ステイフーリッシュ、２連勝中のゴーフォザサミットなどが参戦するが、クラシック路線で活躍する馬が出てくるのか。競馬セブンでは、早くから「クラシック候補生」と言われていた陣営の勝負情報を入手済！クラシック路線での活躍が期待できる勝負馬とは！？週末情報はお見逃しのないようにご注意ください。
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