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10/24に出走予定馬(後編)を追記しました!
土曜日に行われた【富士ステークス】は【マイルチャンピオンシップ】に向けた1戦でしたが、台風の影響で馬場が特殊な馬場になったので本番に参考になるかわかりません。特殊な条件でのレースになりましたが、有力どころはしっかり結果を残したので本番に向けて良いステップになったのではないでしょうか。予想は◎〇で的中出来ました。
数時間前に行われた【菊花賞】はキセキが本当に奇跡を起こして勝利しました。もちろん奇跡なのでは無く当馬の実力が勝るものでこのタフな馬場であの競馬は本当に強くないと出来ないでしょう。予想は▲無無と見せ場は全くありませんでした。ただサイン予想で上げたGACKTさんの誕生日7月4日のサインはしっかり発動していました。7月4日が7枠4番と。持ってる男GACKTさんは違いますね。
今週はいよいよ秋古馬三冠の初戦GⅠ【天皇賞秋】が行われます。日本が誇る実力馬達が揃いました。3歳馬が2頭も出走しているので世代のレベルを測る意味でも重要なレースになるのではないでしょうか。まずはじめの一冠を制するのはどの馬なのか注目です。
★天皇賞・秋2017出走予定馬短評(前半)
カデナ
3歳馬が古馬の一線級に挑戦します。東京芝2000mでは連対しているもののさすがにこの相手関係を考えると力不足ではないでしょうか。前走の神戸新聞杯のレースを見ても始動戦とは言えまだまだ力不足だと感じています。
キタサンブラック
今年で引退することが表明され彼の勇姿を見ることが出来るのは残り3戦となりました。始動戦から動く馬で安定感のある馬だからこそここまで評価されたので鉄砲実績は問題ありませんし、東京適性も問題ないのでここはかなりの人気を集めるでしょう。しかし今年で引退が決まり残り3戦どこで万全の状態にするかと考えると有馬記念ではないかと考えています。さらに種牡馬入りも決定していることから100%のデキを施してくるのは1戦くらいでしょう。そう考えると秋古馬三冠のなかでこのレースの勝負気配が低い印象があります。天皇賞春の疲れと宝塚記念の大敗で状態面がどこまで戻っているか。
グレーターロンドン
春のマイル王を決める安田記念では4着、休み明けの毎日王冠では3着と能力の高いところを見せてくれています。距離に疑問は残りますが2000m戦なのでペース次第では誤魔化しが利くのでそこで問題ないでしょう。ただ1週前追い切りを見る限りではそこまで上積みを感じなかったので、最終追い切りでどこまで仕上げてくるかに注目したいです。能力的には穴をあける可能性はあると考えています。
サクラアンプルール
大阪杯の競馬見る限りでは力不足な印象を受けたのでここでも勝ち負けは厳しいでしょう。ただここに向けて夏に使われて100%のデキでここに挑んで来ていることは確かです。前走の札幌記念の競馬は本格化した印象を受けました。東京2000mでは結果を残しているほど得意な舞台なので穴馬として注目したいです。
サトノアラジン
久しぶりの2000mの挑戦ですが、前走の毎日王冠で休み明けの始動と距離を試す意味でも走って見せ場たっぷりの2着に入線したのでここでも注目を集める存在となりました。追い切りの動きがレースに反動する馬なので最終追い切りまでしっかり注目したいです。ただ毎日王冠の頭数と比べると多く、メンバーレベルも一気に上がるので本職はマイラーの当馬がどこまでやれるのか。
サトノクラウン
ぶっつけ本番でまたもやこのレースを選択してきました。過去2戦ぶっつけ本番でこのレースに出走して2戦連続2桁着順に敗れているのでさすがに鉄砲でこのメンバー相手に好走するのは難しいのではないでしょうか。
シャケトラ
戦績を見る限りでは距離がやや短い気がするので中心視は出来ませんが、能力的にはこのメンバーなら十分足りているので追い切り次第では評価が一気に上がるのではないでしょうか。1週前追い切りを見ている限りではここは最大目標なのではと考えれるくらいの動きをしていました。この後のことを考えてもこの馬にとって条件的にはプラスになっても相手関係も上がる1戦なので、有力馬が始動戦と手薄なここならチャンスはあるのではないだろうか。
ステファノス
年齢を考えても今年がラストチャンスなので陣営はかなり仕上げてくるのではないでしょうか。前々走の東京コースで行われた安田記念は7着と敗れましたが、過去2年の天皇賞秋では2戦とも複勝圏内に入線しているので適性面は問題ないでしょう。今年は今までと違うローテーションで臨んできましたが状態面はそこまで問題ないでしょう。メンバー的にもチャンスがあるので最終追い切りに次第では中心視したいです。
ソウルスターリング
ハイレベルの3歳牝馬のエース格でフランケル産駒として注目されていましたが、前走の毎日王冠では1番人気に支持されながら8着と敗れました。久しぶりと言うこともあり+6㎏の余裕残しの馬体に追い切りの始動戦状態の動きと走れない条件も揃っていたので今回は仕切り直しの1戦です。前走は逃げて直線で失速しまいましたが、今回はさすがにこのメンバー相手に逃げをかますとは考えにくいので本来の競馬が出来れば叩き2戦目なので期待してもいいのではないでしょうか。
ディサイファ
長く競馬界を引っ張ってきた脇役者がこのレースで引退します。最後はこの馬の主戦を務めた四位騎手か武豊騎手で挑んでほしかったですがそれはわがままなのかも知れませんね。重賞番長の様なイメージでしたが、最後に大舞台で引退の花道を自分で導くことが出来るのか。年齢的にこのメンバーは厳しいでしょうが是非頑張って欲しい1頭です。
★天皇賞・秋2017出走予定馬短評(後半)
トルークマクト
除外対象馬なので出走取消が無い限り出走は難しいでしょう。現状では力不足なので掲示板も厳しいでしょう。
ネオリアリズム
札幌記念を目標に稽古をしていましたが、函館に移動して回避を発表してぶっつけ本番で出走してくるので状態面がどの程度整っているかが鍵になるのではないでしょうか。休み明け初戦からこのメンバーに通用するとは思えないので厩舎を考えてもここは明らかな叩き台な印象もあります。本番は香港といったところでしょうか。
ヒットザターゲット
9歳と大ベテランの域に到達しています。近走はハイレベルなレースを中心に走っていますが、2桁着順ばかりなのでここは厳しいでしょう。アルゼンチン共和国杯へ向かうとのことです。
マカヒキ
春の段階からここを目標に早めに休養に入るローテーションを組みました。その期待もあってか前走の毎日王冠では始動戦ながら2番人気の指示を集めましたが結果は6着とその期待にそぐわない結果となりました。ダービー馬なので競馬ファンの期待は大きいのですがスランプに陥っているのでしょう。今回は得意な東京に替わり、叩き2戦目なので見直したいですが、追い切りでどれだけ動いているかで判断します。
ミッキーロケット
前走の競馬を見る限りではさすがにこのメンバーでは勝ち負けは厳しいのではないでしょうか。まだまだ本格化していないので力不足な印象があります。前走からあんまり間隔が空いていないのにもかかわらず1週前追い切りはかなりハード調教をされていたのでココに合わせて稽古しているのか、それともそうしないと走らないのか判断に難しいところです。最終追い切りの動きを見て判断したいですが、取り捨てが難しい1頭です。
ヤマカツエース
今年に入って本格化しているのではないでしょうか。今年は3戦消化していますが全て馬券圏内に入線しているので安定感も増して来ました。初戦の金鯱賞や大阪杯で結果を残しているのは評価出来るポイントです。昨年も挑戦した天皇賞秋と有馬記念を筆頭にGⅠタイトルを獲りたいと陣営は目論んでいるでしょうからここでも注目したいです。中間の動きを見てもかなり精力的に稽古をこなしているので最終追い切りで状態が良ければ中心視したいです。
リアルスティール
昨年のぶっつけ本番のローテーションと違い今年は毎日王冠を使ったローテーションなので陣営の本気度が伺えます。ただ前走は始動戦にも関らずかなり追い切りの段階から動いており好時計を連発していました。反動が気になるほど動いていたので状態面が気になるところです。追い切りの日にちをずらしたりしているみたいなので状態面は最終追い切りで判断したいです。ただ鞍上がV・シュミノー騎手と非常に上手い騎手を手配出来たことは大きいので馬券から消すことは出来ませんが、状態面が引っかかるので中心視は出来ません。
レインボーライン
実績的に有力どころと比べるとやや足りない部分がありますが、ハイレベルなメンバーが揃ってもあまり大崩れしていないのでここでも馬券には入れておきたい1頭です。距離適性も問題ありませんし、このメンバーならチャンスはあるのではないでしょうか。昨年の菊花賞でサトノダイヤモンドを脅かした存在なので能力も問題ないでしょう。最終追い切り次第では中心視したい存在です。
ロードヴァンドール
除外対象馬ですがヒットザターゲットが取り消せば出走のチャンスが巡ってきます。ただ重賞勝利経験がなく近走の競馬を見ている限りではさすがにここでは力不足なので馬券圏内も厳しいのではないでしょうか。
ワンアンドオンリー
2014年ダービー馬ですが、今は忘れられたダービー馬となっています。復調気配が見えたと思うとまたスランプに陥るので難しいところです。相手関係もそろったのでここでは軽視しますが、前走久しぶりに負けはしたがタイム差が0.5秒を切っているので走る気になっていればとも考えています。最終追い切りを見て判断したいです。
★キタサンブラックの種牡馬入りをどの様に捉えるかが的中への鍵!?
フルゲート18頭でキタサンブラックを含めてGⅠ馬が8頭も揃うハイレベルな相手関係と今回の天皇賞秋ですが、キタサンブラックは同レースを含めて残り3戦となるのでファンにしては勇姿を見れる数少ないレースです。陣営も秋古馬三冠は使うと公言しているので1つでもタイトルを増やして種牡馬としての価値をあげたいともとれるのですが、既にGⅠ5勝も挙げているので種牡馬としては価値はあるので種牡馬入りのことを考えても怪我は避けたいところでしょう。オーナーの北島三郎氏は有馬記念に強い思いがあるようなので始動戦となる天皇賞秋の本気度はどうなんでしょうか。天皇賞春の疲れは抜け切れているのか。このようなポイントを見極めることが馬券の近道になりそうです。
★現役最強馬キタサンブラック vs 3歳牝馬エース格ソウルスターリングの直接対決に注目!!
現役最強馬キタサンブラックがいよいよ秋初戦を迎えます。秋古馬三冠に向けて初戦を迎えます。春の競馬を見ている限りではライバル馬は不在なので天皇賞秋もかなりの人気を集めそうです。そのキタサンブラックに勝負を挑むのが、フランケル産駒3歳牝馬のソウルスターリングです。前哨戦の毎日王冠は余裕残しとはいえ少し負けすぎた印象がありますが、ここに向けて陣営は調整しているので世代を超えた戦いに注目です。ソウルスターリングは3歳牝馬はもちろんですが世代の中でもエース格と評されているので3歳馬が古馬戦線で活躍できるか図れるものさしでもあるので注目したいです。
軸馬候補① ⇒ キタサンブラック
陣営の思惑や背景などを考えると悩ましい部分もありますが、実力と能力だけで考えれば一枚も二枚も上手だと考えています。相手関係を考えても楽な1戦になるので普通に力を出し切れば勝ち負け出来るでしょう。人気を集めるでしょうから固定しないとガミる可能性があるので点数を絞らないといけないかもしれません。
軸馬候補② ⇒ ヤマカツエース
本格化した今の当馬ならこのメンバーでも好勝負必死ではないでしょうか。今年に入って安定感も増しているので連軸としてはピッタリなのではないでしょうか。強敵はいますが状態面などを考えてもアドバンテージがあるので軸にはピッタリなのではないでしょうか。