【ローズステークス2017】出走予定馬|予想|予想オッズ2.7倍ファンディーナ秋は牝馬路線で秋華賞を狙う!

2017年競馬予想

先週から秋競馬が始まり開催地もローカル開催から中山・阪神開催に替わりました。3場開催から2場開催に替わったので少し楽になるかと思いましたが、トライアルレースなどの重賞レースが多く組まれていたのでさらに忙しい週末になりました。秋華賞のトライアルレースの【紫苑ステークス】では本命だったディアドラが見事勝利してくれたので◎△の馬連5点で的中する事が出来ました。ライバル馬は今週行われる【ローズステークス】に進んだので当たり前のことかも知れませんが、チョイ荒れが起きたので改めてトライアルレースの難しさを知るレースでした。

 

17日(日)の阪神競馬場メインで行われるレースは阪神芝1800mのGⅡ【ローズステークス】で秋華賞に向けてのトライアルレースです。冒頭でも少し触れましたがオークス上位馬のほとんどがこのレースを選択したので非常にハイレベルなレースになると考えています。登録段階で23頭の登録があるのでフルゲートの18頭立になるのは濃厚です。状態面がまだまだ整っていない陣営もあるようなのでしっかり見極めて秋華賞に向けて弾みをつけたいです。

 

 

★有力出走予定メンバー

アドマイヤミヤビ C・ルメール騎手
ファンディーナ  岩田騎手
モズカッチャン  M・デムーロ騎手
リスグラシュー  武豊騎手
レーヌミノル   池添騎手

 

 

オークス上位メンバーが集まりました。桜花賞馬もいるのでGⅠレースさながらのメンバー構成ではないでしょうか。秋華賞に向けて夏の間にどの程度成長したのか、状態面はどうなのかしっかり見極めたいレースです。

 

 

★有力メンバー短評

アドマイヤミヤビ

桜花賞では出遅れが最後まで響いた感じで2番人気ながら2桁着順で大敗と結果を残すことが出来ませんでした。続くオークスでもスタートでやや遅れ展開にも恵まれずメンバー最速の上りを繰り出すも3着がやっとの競馬でした。春のクラシック戦線では結果を残すことが出来ませんでしたが、能力はあGⅠタイトルを獲れてもおかしくないことはクイーンCが証明しているので陣営も秋に賭ける想いは強いでしょう。鞍上も相性の良いC・ルメール騎手に替わるのもプラス材料でしょう。始動戦で牝馬なので状態面が少し気になりますが、最終でしっかり動いていれば秋に向けて良いスタートが切れるのではないでしょうか。

 

ファンディーナ

2017年1月にデビューして3戦3勝の好戦績で春クラシック戦線に間に合わせました。3戦とも圧倒的な内容で怪物牝馬とまで評されました。牝馬ながらに牡馬クラシックの皐月賞に駒を進めましたが、1番人気に支持されて7着と牡馬の壁を超えることは出来ませんでした。ただデビューから皐月賞まで間隔が短く駆け足で進んで来たローテーションだったので本番では万全な状態とは言えなかったのも事実です。皐月賞大敗後は秋に向けて早々と休養に入ったのでリフレッシュもしっかり出来たのではないでしょうか。調子がどこまで戻っているかが鍵になるでしょう。秋に向けての仕切り直しの1戦なので結果はもちろんですが内容も問われる1戦です。

 

モズカッチャン

3連勝で臨んだ牝馬クラシックの大一番オークスではフランケル産駒のソウルスターリングに続く2着を確保した力のある馬です。デビュー戦は注目されなかったものの、近2走の活躍ぶりを考えるとここは人気になるでしょう。さらに和田騎手からM・デムーロ騎手に乗り替わりが決まっているのでさらに人気を集めそうです。夏競馬は身を潜めていたM・デムーロ騎手ですが、先週も重賞レースで勝利しているのでメイン会場になると強さを発揮します。夏の間でさらに成長していればオークス馬ソウルスターリングに逆転できる可能性を秘めている馬ですから状態面次第では中心視しても良いでしょう。

 

リスグラシュー

キャリア7戦(2:3:1:1)で桜花賞2着、オークス5着と安定した戦績を残しているのですがタイトルを手に入れることは出来ませんでした。馬券を外した1回もハイレベルなオークスでの5着なので掲示板率は100%です。武豊騎手が主戦でハイレベルな世代というのもあいまって昨年クラシック戦線を戦い抜いたエアスピネルのように思えます。安定した戦績を残すことが出来るのは能力が高い証拠です。ただ賞金的には余裕があるのでここで仕上げてくると思えないので試運転の仕上げだと考えています。馬体重も減らし続けている点も気になる点です。安定感があるので馬券から消すことは出来ませんが軸向きとは言えないのではないでしょうか。

 

レーヌミノル

中間の動きで最もよく見えたのは桜花賞馬の当馬です。2冠を目指したオークスでは13着に敗れましたが明らかに距離が長い印象が残りました。今回は1800m戦なので距離短縮はプラス材料ですがまだ長い印象も。桜花賞での競馬は非常に強かったので適性範囲内の今回は見直しが必要な1頭でしょう。中間の動きも良く古馬相手でも見劣りしない稽古を行えているので状態面もかなり良いのではないでしょうか。本番は次走なのは間違いありませんがここまで中間の動きが良いと狙いたくなります。

 

 

★ハイレベルなローズステークスを制する者が秋華賞を制するか!?

先週行われた【紫苑ステークス】は昨年からGⅢに格上げされたレースで昨年こそメンバーが集まったものの今年は昨年ほど集まりませんでした。昨年の勝ち馬ビッシュが本番では2桁着順に大敗したので縁起の悪さが目立ったのか、今年はあまりメンバーが集まらず今週行われるローズステークスに有力馬が集まりました。オークスで上位入線した馬や桜花賞馬を始め実力のある馬が集まったのでGⅡレースですがGⅠレース並みのメンバー構成ではないでしょうか。ハイレベルな前哨戦を制する事が出来れば本番も制する事が出来るのではと考えがちですが、あくまでもトライアルレースなので有力馬の状態やデキなどもかかわるので一概に直結してるとは言い難いです。秋華賞は牝馬クラシック最後の1冠で各陣営燃えていると思うので、中間の動きなどを見て改めて評価が必要なのではないでしょうか。

 

 

1週前軸馬候補 ⇒ ファンディーナ

前走の皐月賞大敗でリズムが崩れていれば凡走する可能性はあります。ただデビューからの3戦は内容のある勝利で怪物とまで評された牝馬なので牝馬限定となると上位評価が必要なのではないでしょうか。相手関係は前走に比べると楽になりましたが、ハイレベルには変わりはないので秋に向けてどのような競馬を見せてくれるのか注目の1戦です。

 

 

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