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今年のダービー馬レイデオロの今後の動向が25日発表されました。ジャパンカップ2着後放牧に出ており来年に向けて英気を養っているのですが、来年は京都記念から始動する事が発表されました。鞍上は変わらずC・ルメール騎手で結果次第ではドバイシーマクラシックへの参戦も視野に入れている様です。最近のダービー馬は凡走が続いていただけに最強世代のダービー馬の活躍に期待したいです。
12月28日(木)に中山メインで行われるGⅠ【ホープフルステークス】の枠順が発表されました。皐月賞と同じ距離でのレースで今年からGⅠに昇格したレースなので注目が集まります。枠順による有利不利があるのか精査していきます。
★ホープフルステークス2017枠順確定
1枠1番 リュヌルージュ
1枠2番 トーセンクリーガー
2枠3番 ウォーターパルフェ
2枠4番 ロードアクシス
3枠5番 トライン
3枠6番 マイハートビート
4枠7番 タイムフライヤー
4枠8番 シャルルマーニュ
5枠9番 サンリヴァル
5枠10番 ルーカス
6枠11番 フラットレー
6枠12番 ジュンヴァルロ
7枠13番 ステイフーリッシュ
7枠14番 ワークアンドラブ
8枠15番 ジャンダルム
8枠16番 シャフトオブライト
8枠17番 ナスノシンフォニー
★枠順を見た印象・・・
今年からGⅠレースに昇格したホープフルステークス。昨年までのデータはあるのですが、GⅠレースになると集まるメンバーレベルが違うので無意味ではないかと考えています。そうなると枠順を見ても評価しにくい部分はあるのですが、内枠に人気のない馬が集まった印象です。人気馬は中枠から外枠に集まったのでかなりやり合う可能性を秘めているので展開次第では荒れる可能性があるのではないでしょうか。一般的には中山2000mは内枠有利なので、先週は堅い決着なったので今年最後のGⅠは荒れるのではないでしょうか。
★モーリスの全弟ルーカス出走決定!!
調教中に放馬して回避が検討されていたルーカスですが、出走することが枠順発表でわかりました。管理する堀調教師が26日行われた坂路での追い切り歩様の確認や全体の確認をして出走可能と判断したようです。この判断は馬券購入者も悩ませるものとなりました。借りにこの状況で勝利すれば放馬を乗り越えてなどの付加価値が付いた勝利となり、負けても放馬を言い訳に出来るので何とも悩ましい結果となりました。M・デムーロ騎手にとっては年間GⅠ7勝がかかっているので重要な1戦となりますが、枠順を考えても軸向きでは無いと考えています。
★名牝ビリーヴの仔ジャンダルムは8枠15番スタート!!
2歳時期のマル外産駒は能力をしっかり出せる傾向にあるので要注意です。ただ8枠15番の大外枠はこの馬にとってはマイナス材料です。血統的1200m~1800mがベスト距離なので今回の出走距離は長いうえに大外枠に入ったのでかなり不利な枠と言えるのではないでしょうか。さらに先週のキタサンブラック勝利でさらに豊人気が過剰的になっている印象を受けました。フラットな目で見るとこの枠で1番人気と考えると中心視は難しいのではないでしょうか。
★今年の目玉コンビフラットレーは6枠11番からスタート!!
今年の目玉コンビと言えば藤沢厩舎とC・ルメール騎手ではないでしょうか。さらにキャロットファームとバックグランドはトップクラスです。兄弟には重賞勝ちしている馬もあるので血統面は問題ありません。前走のアイビーステークスでは1番人気でしたが5着と敗れました。馬場の影響もあったと思うので今回は仕切り直しの1戦でもあります。デビューから手綱を握っているC・ルメール騎手も期待しているようなので注目です。新馬戦は相手関係は弱かったですが競馬内容は良かったので試金石の1戦になるでしょう。
★枠順発表後の穴馬候補は・・・?
現時点で注目しているのは8枠17番ナスノシンフォニーです。牝馬なので内枠に入ると厳しいかなと考えていましたが、大外枠に入ったので思い切って狙っても面白いのではないでしょうか。距離的にも厳しいレースになるのは明白ですが、陣営の目標であるオークスに向けてはクリアしておきたいレースでもあります。まだまだ経験値が少ないのでスムーズに競馬が運びが出来る大外枠はむしろプラスだと考えているので穴馬として注目します。
枠順確定後の軸馬候補 ⇒ フラットレー
前走の大敗で人気を落としている印象がありますが、能力的にはここでも上位なのでアッサリがあってもおかしくないと考えています。前走は度外視出来る一戦なので人気が落ちる今回が狙い目でもあります。藤沢厩舎とC・ルメール騎手のコンビは今年結果を残しているコンビでもあるのでトレンドと言う意味でも注目したいです。