今週は週の前半で地方競馬の予想が続いたので、先週の回顧が遅くなりました。先週のエリザベス女王杯は痺れました。本命に指名したラッキーライラックが見事勝利してくれました。スタート直後は後ろ過ぎるなと思っていたのですが、道中でしっかりポジションを獲得して最後の末脚に賭ける競馬でした。C.スミヨン騎手が外ではなく、内を選んだのも好判断でした。父譲りの素晴らしい末脚で、阪神ジュベナイルフィリーズ以来のGⅠタイトルを獲得しました。同世代にアーモンドアイがいるのでなかなかGⅠタイトルを獲得する事が出来ませんでしたが、能力的にはいつGⅠタイトルを獲得してもおかしくない馬なのでここからの快進撃に期待したいです。次走はC.スミヨン騎手のままで香港ヴァーズに進むようです。予想としては◎△▲で馬単と3連複を的中することが出来たので、この調子で有馬記念、ホープフルステークスまで駆け抜けたいと思います。
今週は重賞レースが2レースしかないので、先週と比べるとゆっくりと競馬を楽しめる週末となりそうです。土曜日の東京メインでは2歳重賞のGⅢ東京スポーツ杯2歳ステークス、日曜日の京都メインでGⅠマイルチャンピオンシップが行われます。今のマイル路線には絶対的王者が不在です。今年の安田記念を思い出してほしいのですが、安田記念とマイルチャンピオンシップのメンバーをみると一変しています。今夏を超えただけでマイル路線の勢力図は大きく変化しました。今週のG1レースも荒れると考えているのでしっかり精査していきたいです。
この記事では日曜日の京都メインのGⅠ【マイルチャンピオンシップ】の有力馬展望を行います。
★マイルチャンピオンシップ2019枠順確定
出走予定のメンバーを見ても混戦模様が一目瞭然です。展開や馬場状況次第ではどの馬にも勝つチャンスがあるメンバー構成です。先週のエリザベス女王杯に引き続き見応えのある競馬が見れそうです。
★マイルチャンピオンシップ2019有力出走予定メンバー短評
アルアイン 牡5 57.0㎏ R.ムーア騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 併走 52.5‐38.6‐24.8‐12.5】
前走の天皇賞秋では9番人気に支持されながら14着と大敗しましたが、枠も最悪でしたしかなり太め残りだったので度外視出来るでしょう。1週前追い切りの映像はありませんが、最終追い切りの映像を見る限りでは前走が良い叩き台になって動きがシャープになっていました。しかしまだ動きが重いです。状態面は前走よりは良くなっているものの、良い時と比べるとまだまだです。距離短縮戦で鞍上を大幅に強化する一戦なので変に人気するなら少し嫌いたい人気馬です。
インディチャンプ 牡4 57.0㎏ 池添騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 併走 50.3‐37.5‐25.1‐13.0】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 併走 52.9‐38.6‐24.6‐12.2】
春のマイル王が春秋連覇を目指して登場します。前走の毎日王冠後はノーザンファームしがらきに短期放牧に出されました。帰厩後から追い切りで良い動きを披露して状態の良さをアピールしていました。1週前では馬なりで自己ベストを更新するなど完全にメイチでしょう。最終追い切りの動きも良かったので状態面の心配はいらないでしょう。ただ問題が2点あります。まずは福永騎手が騎乗停止中なので鞍上が急遽乗り替わった事です。池添騎手なので大舞台では問題ないのですが、テン乗りなので相性などが気になるところです。福永騎手から当馬の情報は聞いている様ですがどうか。もう1点は京都の戦績があまり良くない点です。本格化してからはマイラーズカップで一度走っているのですが、馬券に絡めていないのでコース適性に不安が残ります。
ダイアトニック 牡4 57.0㎏ C.スミヨン騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 単走 54.5‐39.4‐25.1‐12.3】
キャリアだけ考えると人気馬の中で一番劣っていますが、メンバーの中で最も勢いのある存在です。前走のスワンステークスで改めて当馬の末脚の破壊力を知りましたし、初コンビを組んだC.スミヨン騎手との相性も良かったです。前走後は直ぐに稽古にはいっているみたいなので、それだけ状態面も良く、精神面にも余裕があるのではないでしょうか。この中間は負荷をかけた追い切りは行っていないものの、馬なりで自己ベストに近い時計を叩き出しているので充実期に突入したのではないでしょうか。初GⅠ挑戦ではあるものの、京都コースは勝率100%の得意コースなので期待値の方が大きいです。しかし、後ろから行く脚質なのが少し気になります。展開の恩恵がないと自分から切り開いていくのはGⅠの舞台では厳しいか。
ダノンキングリー 牡3 56.0㎏ 横山典騎手
1週前追い切り【美浦 南W(良) 併走 67.4‐53.1‐39.4‐12.7】
最終追い切り【美浦 南P(良) 併走 64.6‐49.9‐36.6‐11.6】
古馬との斤量さが1.0㎏しかないので3歳馬には厳しいGⅠレースではあったが、近年は3歳馬が連勝しているので当馬もその流れに乗りたいところでしょう。この春クラシックではもう一歩タイトルには届かなかったが、前走の毎日王冠の競馬を見ていると距離が長かったのが理由だという事が判明しました。ベストよりも長い距離だったのでもう一押しが足りませんでした。今回はベスト条件のGⅠですし、古馬相手にも十分通用するのは前走で証明したので条件的には問題ありません。前走後はノーザンファーム天栄に短期放牧に出されて、良い動きを披露していました。最終追い切りでは自己ベストに近い動きを馬なりで披露したので状態面は文句なしです。ただ不安材料が無いわけではありません。主戦の戸崎騎手が落馬負傷で不在のため、横山典騎手に乗り替わります。初コンビなので上手く当馬の良いところを引き出す事が出来るか。
ダノンプレミアム 牡4 57.0㎏ 川田騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 単走 62.6‐44.7‐28.7‐14.2】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 単走 53.4‐37.4‐24.2‐12.3】
能力は高い馬なのですが、なかなか朝日杯フューチュリティステークス以降はGⅠで勝利することが出来ません。前走はアーモンドアイが別格の強さだったので勝利は出来ませんでしたが、2着としっかり結果を残せました。今回は間隔もそこまでないので在厩調整で状態を整えてきました。1週前追い切りの映像はありませんでしたが、最終追い切りの映像を見ている限りでは、あまり良いとは思えません。時計や動きは問題ないのですが、良い時と比べる動きが重い印象がするので前走の疲れが残っているかもしれません。川田騎手と中内田厩舎のコンビも今年はあまりパッとしないので中心視は出来ません。
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現在12位です。また10以内に入れるように頑張ります!
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