先週末は天皇賞・秋が行われました。東京芝2000mで行われるGⅠレースなので各路線から力のあるメンバーが集まれうので毎年豪華なメンバーになるのですが、今年はGⅠ馬が10頭も集まる超豪華なメンバーでの一戦になりました。その中でも単勝オッズ1.6倍の断トツ人気を集めたのは日本競馬界最強牝馬アーモンドアイでした。彼女の強さは本物です。前走のアクシデントと出遅れをものともせず、最後は他の有力牡馬の息が上がる中、突き抜けて勝利したのでびっくりしました。本命にしたサートゥルナーリアは6着と沈みました。戦ってきた相手関係のレベルが低かったのか、レースからそれほど強さを感じる内容ではありませんでした。まだまだ古馬とは差があります。予想結果としては○△無という無念の結果になりました。今週は中央GⅠは無いので、しっかり修正して来週から始まるGⅠ連戦に控えたいと思います。
今週は秋GⅠの中休み週となります。今週末は3連休ですが、中央開催は通常通り2日間開催です。土日ともにGⅡとGⅢレースが1つずつ合計4レース行われます。その中でも注目度が高いのは、日曜日の東京メインで行われるGⅡ【アルゼンチン共和国杯】でしょう。東京芝2500mで行われるレースで、最近は後のGⅠレースで活躍する馬を輩出しているので注目度が急上昇しているレースです。
この記事では日曜日の東京メインのGⅡ【アルゼンチン共和国杯】の有力馬展望を行います。最終追い切り後（水曜日以降）に追記で最終追い切りベスト3の馬を公開します。
★アルゼンチン共和国杯2019出走予定メンバー
今年も理念と同様でのちのGⅠレースで活躍出来そうな馬が集まりました。GⅠ連戦の箸休め的なレースですが、メンバーも豪華ですし、配当的にも期待の掛かるレースです。
★アルゼンチン共和国杯2019有力出走予定メンバー短評
アイスバブル 牡4 55.0㎏ 浜中騎手
1週前追い切り【 映像無し 】
前走の小倉記念は3番人気に押されながらも7着と結果を残す事が出来ませんでした。しかし敗因は明確で、単純に距離不足だったのでそこまでマイナス材料ではありません。今回は距離延長の一戦で、今春の目黒記念で2着と結果を残しているコースなので適性面は問題ありません。福永騎手から浜中騎手に乗り替わるのですが、騎乗経験があるので問題ないでしょう。不安材料は前走小倉記念から少し間隔があいたという事です。本来ならオクトーバーステークスを使ってここに来る予定だったのですが、開催が中止となり使えず直行という形になりました。調整狂いが出た可能性は否めないが陣営は問題ないとコメントしているので最終追い切りの動きをチェックしたいです。
アフリカンゴールド セ4 55.0㎏ C.ルメール騎手
1週前追い切り【栗東 CW(重) 単走 81.3‐65.8‐51.4‐38.5‐12.4】
キャリア的には前走で3勝クラスを卒業したばかりなので、昇級初戦からいきなりの格上挑戦となります。ただレース内容からはGⅠ級の片鱗を感じることが出来ます。好位を確実に取りに行けるスピードがあり、しっかり終いの脚が使えるスタミナと脚を持っているので崩れるタイプの馬ではないのでもっと高いレベルでもレーススタイツでは通用するタイプでしょう。早い段階で去勢手術を受けて、ようやく本来の輝きを取り戻しつつあります。さらにここに来てC.ルメール騎手を確保してきたというのは陣営の自信の現れでしょう。格上挑戦も軽視は禁物でしょう。
オジュウチョウサン 牡8 53.0㎏ 松岡騎手
1週前追い切り【美浦 南W(稍重) 併走 57.4‐43.0‐12.9】
障害の絶対的王者が再び平地GⅠへ挑みます。前走は自己条件の六社ステークスに出走しましたが、謎の大敗で陣営も敗因が掴めず、一気に暗唱に乗り上げました。今回は今までコンビを組み続けた石神騎手から松岡騎手へと乗り替わり気分を変えて勝負する形とないました。障害で結果を残している馬なのでスタミナは文句なしなのですが、瞬発力勝負になるとどうしても分が悪いです。中間の調整は上手くいっているみたいですが、最終追い切りでどこまで追う事が出来るかで取り捨てが決まるでしょう。暮れのGⅠに向かうならここでは負けられないのですが。
ムイトオブリガード 牡5 56.0㎏ 横山典騎手
1週前追い切り【 映像無し 】
前走からかなり間隔は空いていますが、もともと夏が苦手な馬なのでしっかり休養して秋に備える形に。前走はスタミナ勝負の展開になり結果を残す事が出来ませんでしたが、今回はメンバー的にも真逆の展開になりそうなので、好走する可能性が十分に考えられます。帰厩直後は重い動きでしたが、稽古を積めば積むほど動きは良化しているようなので、最終追い切りの映像が非常に楽しみです。鞍上も横山典騎手に手戻りするので改めて期待ｄしたいです。
ルックトゥワイス 牡6 57.0㎏ 福永騎手
1週前追い切り【 映像無し 】
前走目黒記念での勝ち方のインパクトが強かっただけにここも人気の存在となるでしょう。上り最速の脚を使い、まとめて差し切るのだから能力は本物です。メンバーに3歳馬や4歳馬がいるので年齢的にはベテランなのですが、彼らと成長曲線上はあまり変わりなく、まさに今が充実期と言ったところではないでしょうか。これだけ良いことを書けば不安材料が無いように感じますが、最大の敵は状態でしょう。秋始動戦は京都大賞典が当初のプランでしたが、状態面が整わず延長する形になりました。中間も稽古を嫌がる素振りを見せていたとか。馬体は出来上がっているみたいなのですが、最終追い切りのうごき次第では中心視は出来ない人気馬になる可能性も。
★最終追い切りが良かった馬ベスト３！！
※最終追い切り後追記します。
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左→菊花賞(G1)
中→ローズS(G2)
右→毎日王冠(G2)
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