今週は障害レースを含めて3重賞が行われます。札幌メインで行われるGⅢ【クイーンステークス】が行われます。このレースにはGⅠ馬も出走するのでレースレベルが非常に高くなりそうです。この秋のGⅠ戦線に向けて実力馬が出走してくるので注目のレースです。
★有力出走予定メンバー
アンドリエッテ 国分恭騎手
ソウルスターリング 北村宏騎手
ディアドラ C・ルメール騎手
フロンテアクイーン 蛯名騎手
リバティハイツ 北村友騎手
今年の当レースも豪華なメンツが集まりました。近走の戦績を見る限りでは有力メンバーには不安材料があるので、展開と流れ次第では結果は大きく変わりそうです。
★有力メンバー短評
アンドリエッテ 国分恭騎手
今までのキャリアを見る限りではこのメンバーの中では強調出来る材料はありません。ただ近走はしっかり最後に脚を使っており3着1着と結果を残しているので、自分の競馬に徹する事が出来れば複勝圏内も狙えるのではないでしょうか。前走の好走の疲れがあるかも知れませんが、追い切りを見る限りでは問題ない動きをしていました。勢いがあるのは事実なので無理矢理消す必要はありません。ただ昨年の夏の競馬を見る限りではあまり戦績を残せていないので洋芝と言う点に疑問が残るので抑えまでではないでしょうか。
ソウルスターリング 北村宏騎手
GⅠ2勝馬で昨年のオークス馬です。フランケルの国内初年度産駒でオークス馬ということもあり注目され続けています。昨秋には果敢にも牡馬も出走する王道古馬三冠の天皇賞秋・ジャパンカップに挑戦しました。結果的には牡馬のレベルを超える事は出来ませんでした。ただ反動がかなり大きく全く走らなくなりました。近2走は当馬らしい競馬をしていません。精神的な問題はなかなか復調が難しいので戻るのに時間がかかりそうです。稽古では良い動きをしていましたが、まだまだ復調には時間が掛かると考えています。
ディアドラ C・ルメール騎手
昨年の秋華賞馬なので能力上位です。秋華賞での競馬はかなりの能力が無いと出来ないのですが、実力馬を差し切っての勝利なので評価出来るでしょう。実力的には出走メンバーの中で最上位ですし、今回は牝馬限定戦なので相手関係も楽になるので勝ち負け出来る1頭ではないでしょうか。ただ問題はローテーションが最悪と言うことでしょう。休み明けでドバイ帰りなので状態面が非常に不安定です。実力、実績面では中心視することが出来ますが、固定となると難しい1頭です。
フロンテアクイーン 蛯名騎手
現在5戦連続馬券に絡んでいる馬なので勢いがあります。馬柱を見る限りではこの馬が一番綺麗かも知れませんが、相手関係が楽なレースでの結果なのでこのメンバーの中で今まで通りの結果が残せるのかというと疑問が残るところです。さらにオープンで勝利経験がないのも気になります。勝ち癖もないので、相手関係が一気に強化される今回は難しい1戦になるのではないでしょうか。
リバティハイツ 北村友騎手
3歳馬なのでキャリアが他のメンバーに比べると少ないのでまだまだ確信が持てない部分もあります。キャリア的にも1600mまで走っていないので距離に対応が出来るのか不明なところです。血統的にはキングカメハメハ産駒なので1800m戦は問題なさそうですし、稽古の動きを見ても状態面は良さそうなので走れる状態にあると判断しています。斤量も楽なので上手く展開に乗る事が出来れば面白い1頭ではないでしょうか。
★有力2頭は黄色信号点滅！！
11頭出走登録しているメンバーがいますが、ソウルスターリングとディアドラは正直抜けている存在です。どちらもGⅠ馬として結果を残している馬です。出走メンバーを見渡してもこの2頭がベストコンディションの時に勝てる馬はいないでしょう。ただ今回は2頭ともベストコンディションとは程遠いのが現実です。ソウルスターリングは精神面的に問題があり、ディアドラは海外帰りに久しぶりの競馬と課題が非常に多いです。もちろん自力でカバー出来る部分もありますが、2頭の状態がどこまでに達しているかが大事でしょう。最終追い切りも確認してこの2頭の取り捨てを判断したいです。
現時点での軸馬候補 ⇒ 
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直近の戦績を考えればこの馬が一番堅軸と考えています。不安材料が無いわけでは無いのですが、その不安材料も自力でカバー出来る可能性があります。それだけ能力が高い馬なので勝ち負けは難しいかも知れませんが、馬券を外すのは考えにくいです。
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競走馬には右回りが得意、左回りが得意といった個性があるが、直線競馬も同様に『千直巧者』と呼ばれる存在がいる。ＪＲＡで直線競馬が行われるのは新潟芝１０００ｍの条件のみ。しかも重賞はアイビスＳＤの１鞍となれば、『千直巧者』が「今年の最大目標」とココに狙いを定めてくるのは当然の話だろう。だから、前走の着順云々は関係なく、ココでガラリ一変を見せるシーンもあるわけで、点で考える必要があるレースなのだ。
ただ、ここもサマースプリントシリーズの１つであるということは、線で考える必要もあるということ。シリーズチャンピオンを狙うために、ココが勝負なのか、はたまた着を拾ってポイントを稼ぐための参戦なのか、各陣営の思惑は様々だからだ。
そして、直線競馬は枠順の影響力が大きいコースであることも見逃せない。開幕週で行われるようになってからも、内枠不利、外枠有利の傾向は未だに残っている。枠順発表前に打たれる新聞の予想やコメントを参考にして馬券を買うなど、危険極まりない条件でもあるのだ。
このレースを獲るためには、確かな関係者情報を入手して各陣営の思惑を把握し、直前まで情報収集ができる態勢が必須となる。増沢末夫、中野渡清一、平井雄二、境征勝、安田富男と言った競馬界の大物ＯＢや大物関係者が在籍する当社シンクタンクは、現在４年連続的中と実績を持って圧倒的な情報力を証明している。今週は、当社シンクタンクの情報力を実感して頂くために、アイビスＳＤの【３連単勝負馬券】を含めた関係者情報を特別に無料公開することが決定。この機会に、是非とも本物の情報力を体感して頂きたい。
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