どうも。固いアタリメよりも、柔らかいソフトさきイカの方が好きなスルメです。
前回に引き続き、【ボートレースって何やねん?】の第2回をやらせていただきたいと思います。第2回はちゃっちゃと終わらせ、早く予想のやり方に進みましょう(笑)
第2回「開催形態とレースの種類」
競馬の場合、新馬戦or未勝利、500万下、1000万下と順に勝ち上がり、GIを目指していきます。
ボートレースは、この流れを全て一開催で行います。一開催の日数は大体4~6日。この間に予選、準優勝戦、優勝戦と戦い抜きます。仮に6日間開催の場合、4日間で予選を行い、成績上位18人が、5日目の準優勝戦を戦います。最終日の6日目に、3つの準優勝戦で1着、2着になった6人の選手が、優勝戦を戦うという流れになります。
予選競走では、それぞれの着順にポイントが設定されています。初日から連戦連勝した場合、予選最終日を待たずに準優戦進出を決めることもよくあります。この様な選手は、枠番問わず準優でも確実に絡んでくる可能性が高いので、抑えておきましょう。
逆に初日はボロボロ(専門用語でゴンロク、ポイントが低い5着、6着ばかりの成績という意味)でも、日を追うごとに状態を上げてくる選手がいる。この様な選手の見せ場は、予選最終日の4日目。フライング覚悟のブチ込みスタートや、反則スレスレのターンをカマしてきたりします。これを勝負駆けと言います。思わぬ穴が出るのは、大体4日目です。穴党の方は、4日目に選手と同じく勝負しましょう。
続いてレースの種類 …の前に、一つ大事なことを忘れていました。
ボートレースの選手は、競馬のお馬さん同様、ランク付けがされています。最も低いランクはB2、最も高いランクがA1です。
分かりやすく等式で表すと、
A1>A2>B1>B2
となります。同じプロの選手に変わりはないですが、B2とA1選手では、序の口と横綱くらいの差があります。では、これを踏まえてレースの種類をご紹介しましょう。
①一般戦
これは選手であれば、誰でも出場出来ます。先の力量関係が、最も明確に現れるのがこの一般戦です。例えばA1選手1人、残りは全員B2選手というメンツなら、取り敢えずA1選手を買えば何とかなる。
②G3、G2
企業杯や女子選手限定のレースが開催されます。女子戦には女子戦の狙い方がありますが、それは追々触れることにしたいと思います。
③GI
ボートレースでは毎年、その場が開設したことを記念するレースが行われます。これを周年記念と呼び、A1選手を中心にハイレベルなレースが繰り広げられます。その他には、レース場の施設を改善した記念に開かれる、ダイヤモンドカップなどがあります。
④SG
GIよりも遥かに格上なレース。年間で9つ施行されます。最高賞金は、暮れに行われるグランプリの1億円。馬主さんが中心の競馬とは違い、ボートレースの賞金は、勝った選手に全て振り込まれます。つまり、1億円なら1億円がソックリそのまま自分の懐にはいいるということです。
選手はもちろん、我々ファンも目の色が変わるのが、SG競走。先に触れた勝負駆けも、SGになると”死闘”という言葉がピッタリの厳しいレースが展開されます。この大舞台へ出場出来るのは、ほんの一握りのA1選手だけ。全ての選手は、この舞台を目指して、戦い合っているのです。SGでよく名を見かける選手が、①の一般戦に出てきたら、優勝候補筆頭で推理しましょう。
今回のまとめ
①ボートレースは、予選、準優勝戦、優勝戦の流れで一節を戦う。
②選手はそれぞれランク付けされており、最も高いランクはA1。
③競走の種類によって狙いを考える。
次回は、いよいよお待ちかねの予想編をやらせていただき、基礎講座を終了したいと思います。
では、また!
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