有馬記念2022｜出走馬診断｜枠順確定後の本命候補と穴馬候補、そして超大穴候補まで発表！イクイノックス不安材料あり！穴馬の激走あるか！？

先週の朝日杯フューチュリティステークスは人気通りで決着しました。2歳重賞でここまで綺麗に人気順で決まるのは珍しく思います。ドルチェモアには2歳マイル王として来年もマイル戦線で暴れてほしいです。さて、今週は有馬記念ウィークです。まだホープフルステークスが残っているのですが、2022年の総決算という方も多いでしょう。今年の有馬記念にもファンが選んだ豪華メンバーが集結しました。注目は3歳馬ながら天皇賞秋を制したイクイノックスと春秋連覇を目指す古馬のタイトルホルダーの直接対決です。GⅠ馬からポテンシャルがGⅠ級の馬もいるので有馬記念は荒れると考えています。しっかり分析して的中させたいです。

この記事では日曜日の中山11Rで行われるGⅠ有馬記念に出走する全頭をチェックしていきます。最後に現時点で注目している本命馬と穴馬、そして危険人気馬を紹介します。

★有馬記念2022枠順確定！！

★有馬記念2022出走馬！！

アカイイト　牝5　55.0㎏　幸騎手

昨年のエリザベス女王杯を10番人気で勝利して一気にアイドルホースの仲間入りを果たしました。昨年の当レースは7着なので適性面は問題ないでしょうが、混合よりも牝馬限定の方が良績傾向にあります。相手関係は強化されるものの、前走で良いイメージは人馬ともにあるでしょうし、気楽に乗れる立場なのでスムーズな競馬が出来れば一発あっても驚けません。

アリストテレス　牡5　57.0㎏　武豊騎手

2020年の菊花賞では無敗の三冠馬コントレイルを苦しめたので今後の活躍が期待されていましたが、以降は思った様な活躍はしていません。今年は2戦しか出走しておらず、格下相手に大敗していることを考えると、ここで大きな変化があるとは考えにくいです。ただ秘めている力は本物ですし、昨年6着なので適性面も問題なく、武豊騎手に手戻りすることを考えると軽視は禁物です。

イクイノックス　牡3　55.0㎏　C.ルメール騎手

クラシックは惜しくもタイトルを獲得することが出来ませんでしたが、前走の天皇賞秋で初タイトルを獲得しました。春の2冠は運に見放されて結果を残すことが出来ませんでしたが、前走のパフォーマンスが当馬の真骨頂です。今回は条件的には当馬の今後を左右するであろう厳しい条件での競馬なので、斤量差を活かして来年に弾みをつけたいところでしょう。状態面と馬場コンディションを見極めて最終評価を決めたいです。

イズジョーノキセキ　牝5　55.0㎏　岩田康騎手

重賞経験は少ないものの、出ればしっかりパフォーマンスをしてくれます。前走のエリザベス女王杯の大敗には驚きましたが、鞍上のC.ルメール騎手が距離が長いとコメントしていたので、距離延長戦はどうでしょうか。鞍上が岩田康騎手に戻るのはプラスですが、距離延長が気になります。

ウインマイティー　牝5　55.0㎏　和田竜騎手

牝馬限定重賞ではあるもののマーメイドステークスを制して本格化しました。京都大賞典は強敵牡馬相手にひるむことなく競馬が出来たのは牝馬限定路線を歩んできた当馬にとって大きな収穫です。前走のエリザベス女王杯は叩き2戦目でしたが、まだ若干の余裕も感じました。馬体が絞れているという条件はあるものの、牝高牡低の近代競馬ならではの穴馬になってくれるでしょう。

エフフォーリア　牡4　57.0㎏　横山武騎手

昨年の勝ち馬なので連覇を目指します。今春は大阪杯と宝塚記念に出走しましたが、どちらも掲示板にも入らない負けだったので古馬になってからは一度も当馬らしい競馬が出来ていません。秋は有馬記念にだけを目標に調整されてきたので陣営の本気度は相当でしょう。中山コースは2戦2勝の得意コースなので適性面も問題ありません。半年ぶりのレースですがこのクラスの馬は実戦間隔は常にあると考えているので、追い切りで状態面はしっかりチェックしたい。

ジェラルディーナ　牝4　55.0㎏　C,デムーロ騎手

モーリス×ジェンティルドンナの子なのでデビューから注目されていましたが、なかなか幼いころは活躍することが出来ませんでした。しかし今年になって一気に才能が開花し、前走のエリザベス女王杯で初GⅠタイトルを獲得しました。血統的にも中山は問題ありませんし、中山で勝利経験もあるのでタフな暮れの中山で牡馬相手でもパフォーマンスは落ちないでしょう。今回もC.デムーロ騎手が騎乗してくれるのもプラスなので、混合GⅠ獲得で来年に弾みをつけたいところでしょう。

ジャスティンパレス　牡3　55.0㎏　T.マーカンド騎手

春のクラシック2冠では良い所がありませんでしたが、夏に一気に成長してきました。神戸新聞杯を勝利すると、菊花賞3着と長距離適性と能力があるとことを証明しました。鮫島克駿騎手からT.マーカンド騎手に乗り替わるのですが鞍上強化なので問題ないでしょう。中山コースも苦手意識はないと思うのでスムーズな競馬が出来れば一発あるでしょう。

タイトルホルダー　牡4　57.0㎏　横山和騎手

ファン投票で歴代最多の368,304票を集め話題になりました。前走の凱旋門賞は11着に敗れたものの、海外オッズでも支持を集めていましたし当馬の春の活躍を考えれば間違いなく現役JRA最強ホースです。昨年の有馬記念はまだ本格化する前で不利な条件の中での5着なので、適性面などは問題ないでしょう。気になるは非常にタフなレースとなった凱旋門賞の反動です。初海外ということもありメンタル部分も気になるところ。春秋グランプリ制覇に向けて追い切りの動きはチェックしておきたいところです。

ディープボンド　牡5　57.0㎏　川田騎手

2年連続凱旋門賞に出走しましたが今年も18着と結果を残すことが出来ませんでした。昨年もこのローテーションで有馬記念で2着と結果を残しているのでローテーションは問題ありません。前走からコンビを組んでいる川田騎手が引き続きコンビを組んでくれるのはプラスですし、今年もしっかり体力を回復していれば今年も好走してくれるでしょう。GⅠ馬ではないが、GⅠ級の能力は備わっているので去年のリベンジに期待です。

ブレークアップ　牡4　57.0㎏　戸崎圭騎手

この秋から一気に才能が開花した4歳馬です。今年の春までは条件戦にいましたが、秋にオープン入りをすると勢いそのままに前走アルゼンチン共和国杯を制覇しました。GⅠは未経験ではあるものの、中山コースは相性の良いコースなので適性面は問題ありませんし、乗りなれた戸崎騎手に手戻りするのもプラスです。一気に相手関係は強化するものの、勢いそのままならチャンスはあるでしょう。

ボッケリーニ　牡6　57.0㎏　浜中騎手

前走のジャパンカップで17着と大敗しているので、現時点の能力的に上位陣とは物足りない部分があります。重賞勝利経験はあるものの、勝ちきれるタイプという感じではありません。前走同様に今回もある程度メンバーが揃っているので、スムーズに競馬が出来て掲示板に入れるかどうかでしょう。

ボルドグフーシュ　牡3　55.0㎏　福永騎手

鞍上の福永騎手にとっては騎手としては最後の有馬記念です。天才騎手なのですが、まだ有馬記念のタイトルは獲っていないので、騎手人生の最後に有馬記念のタイトルは獲るためにかなり攻めてくるでしょう。クラシック候補に上がって来なかったのですが、神戸新聞杯3着で挑んだ前走の菊花賞では2着と長距離適性の高さを示してくれました。タフな中山2500mなら当馬のスタミナが活きるでしょうから、初中山でも問題ないでしょう。まだまだ伸びしろがあるので、追い切りで成長具合をしっかりチェックして評価したいです。

ポタジェ　牡5　57.0㎏　吉田隼騎手

今年の大阪杯の勝ち馬なのですが、大阪杯以降は良い競馬が出来ていません。宝塚記念と天皇賞秋は2桁着順と本来の当馬の良さを失った競馬でした。近走は後ろからの競馬が目立ちますが、本来は前の方で進めて末脚勝負するタイプなので、同型馬が多い今回はかなり厳しい競馬になりそうです。吉田騎手が継続騎乗するのはプラスなので、追い切りで状態面もしっかりチェックしたいです。

ラストドラフト　牡6　57.0㎏　三浦騎手

デビュー2戦目の京成杯勝利以来、重賞では勝ち星を上げていませんし、去年の春以降重賞で馬券に絡んだこともありません。力不足なのは明らかなのですが、当馬の脚質を考えると一発の魅力を感じます。前に行きたい馬が多い今回は、当馬向きの展開になる可能性があるので、無欲の追い込みに賭けたいです。

ヴェラアズール　牡5　57.0㎏　松山騎手

今年のジャパンカップの勝ち馬なのですが、初GⅠ出走で結果を残したので相当な能力でしょう。前走はR.ムーア騎手のファインプレーもあったように見えるが、それに応えることが出来るのは能力がある証拠です。芝転向後は一度も馬券を外していませんし、3連勝中と勢いにも乗っていますし、適応範囲の広さと安定感もあるので初有馬記念でも力を出しきってくれるでしょう。

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また上位に返り咲けるように頑張ります。

明日も神ログを覗いてみてください。

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