先週は中央競馬ではGⅠがありませんでした。そして今週からGⅠ連戦がホープフルステークスまで続きます。その初戦が女王を決めるエリザベス女王杯です。今年も3歳馬も面白いメンバーが参戦しますし、古馬のメンバーもなかなかのメンツです。世代をかけた戦いというレースです。どんなドラマが生まれるか楽しみですし、配当面もかなり期待出来るレースになりそうです。
この記事では日曜日の阪神11Rで行われるGⅠエリザベス女王杯に出走する全頭をチェックしていきます。最後に現時点で注目している本命馬と穴馬、そして危険人気馬を紹介します。
★エリザベス女王杯2022出走馬！！
★エリザベス女王杯2022出走馬短評！！
アカイイト 牝5 56.0㎏ 幸騎手
昨年の勝ち馬なのですが、以降は結果を残せていません。今年になってもその不調から抜け出すことが出来ず、秋始動戦となった前走も10着と大敗しています。追い切りの動きもそこまで変わった印象は受けませんでした。復活するのはまだまだ先になりそうです。
アンドヴァラナウト 牝4 56.0㎏ R.ムーア騎手
主戦の福永騎手から世界的名手R.ムーア騎手に乗り替わるので、陣営はそれだけ期待しているという証拠でしょう。阪神2200mは問題ないと思うのですが、強敵相手にどこまでやれるか楽しみです。世界的名手がどんなマジックを起こしてくれるのか楽しみです。
イズジョーノキセキ 牝5 56.0㎏ C.ルメール騎手
前走のアイルランド府中牝馬ステークスでは強烈に脚で追い込んで重賞初勝利しました。岩田騎手が入念に競馬を教えていたこともあるかも知れませんが、前走で一皮剝けたかも知れません。去年は5着なので今回は前進が見込めそうです。ただ岩田騎手が騎乗停止のため今回はC.ルメール騎手に乗り替わるのがどうでるか。
ウインキートス 牝5 56.0㎏ 松岡騎手
近走は3着続きで惜しい競馬が続いています。自分の競馬が出来れば牡馬相手でもなかなか見応えのある競馬が出来るので、牝馬同士ならあと一歩に届くかもしれません。相手は楽ではないものの、スムーズに自分の競馬が出来れば楽しみです。
ウインマイティー 牝5 56.0㎏ 和田竜騎手
マーメイドステークスで久しぶり勝利して重賞を初制覇しました。秋始動戦の京都大賞典も3着と本格化した印を受けました。まだまだ余裕のある馬体だったので、しっかりココに向けて調整出来ていれば馬券圏内ならチャンスはあるでしょう。
ウインマリリン 牝5 56.0㎏ D.レーン騎手
近走はハイレベルなGⅠにしか出走していないので結果を残すことが出来ていないものの、能力的には高いものを持っているので復調したら怖い存在です。前走の札幌記念に久しぶりに馬券に絡んだので復調した可能性はあります。今回はD.レーン騎手を手配するなど勝負気配を感じるので一発に期待したいです。
クリノプレミアム 牝5 56.0㎏ 武豊騎手
GⅢの牝馬限定なら上位を争えるのですが、さらにグレードが上がると厳しいレースが続いています。前走のアイルランド府中牝馬ステークスでは+12㎏と状態面を整っていたのかも知れません。今回は追い切りを見る限りでは状態面はかなり整っていますし、今回はレジェンド武豊騎手とコンビを組むのでどんな競馬をしてくれるのか楽しみです。
ジェラルディーナ 牝4 56.0㎏ C.デムーロ騎手
前走でようやく重賞タイトルを手に入れた良血馬です。モーリス×ジェンティルドンナなのでデビュー前から活躍が期待されていましたが、なかなか結果が残せませんでした。4歳になって徐々にポテンシャルが開花しているだけにココも期待したい。前走は有利に働いた部分もあるので、今後に向けて試金石となるレースになるでしょう。
スタニングローズ 牝3 54.0㎏ 坂井騎手
3歳馬でオークス2着、秋華賞1着と間違いなく3歳牝馬の女王に近いポジションにいる。春までは少し未完成の部分があったが、始動戦の紫苑ステークスから完成度を上げてきました。これまでの競馬から阪神コースも問題ないですし、2200mも問題ないでしょう。坂井騎手が継続騎乗なのも心強いです。
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テルツェット 牝5 56.0㎏ 池添騎手
昨春からGⅠとGⅢを交互に走っています。牝馬限定のGⅠに出走しているものの、大舞台ではさすがに2桁着順が続いています。今年も昨年と同じクイーンステークスを勝利してのココなのですが、勢いが少し足りないので昨年の以上の結果を期待するのは酷なのかも知れません。
デアリングタクト 牝5 56.0㎏ 松山騎手
2020年に史上初の無敗で牝馬3冠を達成したのですが、以降は勝ち星から遠ざかっています。ジャパンカップでの敗戦が響いたのか惜しい競馬が続いている形になっています。勝ち星はないものの戦ってきた相手は超一流なので、今回のメンバーなら能力・実績ともに上位。復活をかけて得意の阪神2200mで勝負してくるでしょう。
ナミュール 牝3 54.0㎏ 横山武騎手
デビュー2連勝で世代の中でかなり注目を集めましたが、なかなか結果を残せることが出来ていません。桜花賞こそ10着と敗れましたが、阪神ジュベナイルフィリーズ・オークス・秋華賞では上位にしっかり入線しました。実績面はスタニングローズに劣るが、潜在能力は全く劣っていない。身体も強くなりしっかり負荷がかけられている今ならこの舞台で十分逆転もありえます。
ピンハイ 牝3 54.0㎏ 川田騎手
秋華賞には出走出来ませんでしたが、前走の西宮ステークスではかなり強い競馬でした。重賞勝利経験はないものの、桜花賞5着・オークス4着と世代の中ではトップレベルの能力を持っています。さらに前走で混合古馬を経験しているので厳しい流れにも対応できることを証明しました。前走に引き続き川田騎手を確保出来たのも大きい。初重賞制覇がココなら今後も非常に楽しみです。
ホウオウエミーズ 牝5 56.0㎏ 丸田騎手
前走新潟牝馬ステークスで約7ヵ月ぶりに勝利しました。コンスタントに使われているものの、しっかり結果は残せているので状態面も維持出来ている証拠でしょう。今回は主戦の丸田騎手に乗り替わるのはプラスなのですが、相手関係がかなり強化されるので厳しい競馬になるでしょう。
マジカルラグーン 牝3 54.0㎏ S.フォーリー騎手
久しぶりにGⅠレースに海外馬が参戦します。この時期の阪神はいつもよりもタフになっている可能性があるので、当馬にとっては良い傾向でしょう。さらに斤量が54.0㎏とかなり軽斤量を背負っているのも魅力的です。久しぶりに海外馬が日本でそんな競馬を魅せてくれるのか楽しみです。
ライラック 牝3 54.0㎏ M.デムーロ騎手
牝馬3冠は皆勤賞でしたが、3戦とも2桁着順だったので現状は少し力が足りていないでしょう。ただ54.0㎏で出走出来るのは魅力的ですし、ノーマークで自分の競馬が出来ればチャンスがあるでしょう。
ルビーカサブランカ 牝5 56.0㎏ 横山和騎手
愛知杯の勝ち馬なのですが、以降は結果を残せていません。牝馬重賞に連続出走しているもののGⅠはかなりハードルが高いので、結果を求めるのは酷でしょう。現状の能力でどこまでやれるか。
ローザノワール 牝6 56.0㎏ 田中勝騎手
今年の春の女王を決めるヴィクトリアマイルで18番人気ながら4着と激走したので、一発に期待したいファンも多いでしょう。今回は初阪神で初2200mなので適性面が気になるものの、相性の良い田中勝騎手と再びジャイアントキリングを目指します。
現時点での本命有力候補 ⇒ A.エリザベス女王杯2022本命有力候補は最強競馬ブログランキングへ
現時点での穴馬候補 ⇒ B.エリザベス女王杯2022穴馬候補は最強競馬ブログランキングへ
現時点での爆穴候補 ⇒ C.エリザベス女王杯2022爆穴候補は最強競馬ブログランキングへ
また上位に返り咲けるように頑張ります。
明日も神ログを覗いてみてください。
よろしくお願いします。
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