フレッシュさはありませんが、ジャパンカップのアーモンドアイ強かったですね。3強の中では一番辛いローテーションかつ体質面に難がある中で、絶対的王者という強い競馬を後輩たちに教えるような感じがしました。C.ルメール騎手も完全に彼女に任せた競馬でしたね。あそこまでのレースが出来るのに引退はもったいない気もしますが、アーモンドアイを管理するグループの規則なので仕方ありません。繁殖入り後はエピファネイアと種付け予定なので、どんな仔が生まれてくるか楽しみです。
今週はダート王を決めるチャンピオンズカップが日曜日の中京メインで行われます。世紀の一戦ともまで称されたジャパンカップの後のレースなのでなんだか腑抜け感がありますが、チャンピオンズカップにもこ好メンバーが集まりました。ジャパンカップが超堅い決着になったので、今週は一波乱ありそうです。
この記事では日曜日の中京11RのGⅠ【チャンピオンズカップ】に出走馬を枠順別に全頭診断を行います。
★チャンピオンズカップ2020枠順確定！！
★チャンピオンズカップ2020全頭診断！！
１枠01番 タイムフライヤー 牡5 57.0㎏ 藤岡佑騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 単走 86.3‐68.6‐53.1‐39.1‐12.5】
最終追い切り【栗東 CW(良) 単走 83.9‐66.7‐51.5‐37.5‐12.1】
前走の武蔵野ステークスは凡走しましたが、今年に入ってようやく結果につながってきたので、ベスト距離に戻る今回は替わり身に期待出来るのではないでしょうか。昨年の競馬を見る限りではコース適性は問題ないと思うので、強敵相手にどこまで自分の競馬でくらいついていけるかでしょう。
１枠02番 ゴールドドリーム 牡7 57.0㎏ 和田竜騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 単走 81.2‐64.3‐49.7‐37.0‐11.8】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 単走 51.7‐37.7‐24.5‐12.1】
7歳と陰りが見えてもおかしくない年齢になりましたが、まだまだ走ってくれます。さすがにGⅠで勝ち負け出来るクラスかというと厳しいかも知れませんが、このコースは得意なコースで結果を残しているコースなので、馬券圏内なら十分に考えることが出来ます。
２枠03番 メイショウワザシ 牡5 57.0㎏ 高倉騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 単走 53.2‐37.7‐24.4‐12.2】
逃げ馬なのでこの枠はプラスなのですが、さすがにGⅠとなると力不足です。先週のキセキのような演出を期待したいですが、そこまで能力もないと思うので厳しい競馬になるでしょう。
２枠04番 エアアルマス 牡5 57.0㎏ 松山騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 併走 82.8‐67.0‐52.6‐38.1‐12.0】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 単走 53.5‐38.7‐24.8‐11.9】
昨年ダートに転向していきなり3連勝して注目を集めましたが、近走は重賞レースが続き連勝が出来ていません。近2走は1800m戦を走っていますが、前走の内容的には距離に疑問が残りますし、左回りの戦績を良くないので条件的には厳しいでしょう。脚抜きの良い馬場になればいいですが、今週の天気予報を見る限りでは追い風はないので自力でどこまでやれるか。
３枠05番 クリンチャー 牡6 57.0㎏ 三浦騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 単走 85.2‐69.3‐54.5‐40.4‐13.0】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 単走 52.2‐38.6‐25.1‐12.7】
菊花賞2着なので芝で着実にキャリアを積んで来ていましたが、今年はダート路線に転向して再起を図る形になりました。なかなか結果は残せなかったものの、もともとの能力の高さで惜しい競馬が続いていました。しかしそんな生活にも前走のみやこステークスで終止符を打ちました。まだまだトップレベルと対等に戦えるのかというと疑問は残るものの、芝GⅠで好走する力がある馬なので嵌れば怖い存在です。
３枠06番 エアスピネル 牡7 57.0㎏ 福永騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 併走 52.7‐38.8‐25.6‐12.8】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 併走 53.2‐39.0‐25.4‐12.5】
今年からダートに転向した実績馬です。ダートに転向してからも才能をいかんなく発揮しているものの、勝ち切れないのが特徴です。ダートでも惜しい競馬が続いています。左回りや距離などの条件は問題ないのですが、中京コースという点が気になります。小回りコースでは凡走傾向があるので、中京はプラスとは思えません。ただ今回は好調の福永騎手を手配しているので陣営の勝負度は高そうです。
４枠07番 カフェファラオ 牡3 57.0㎏ C.ルメール騎手
1週前追い切り【美浦 南W(稍重) 併走 81.5‐66.2‐52.2‐38.1‐12.1】
最終追い切り【美浦 南W(稍重) 併走 68.8‐53.1‐39.0‐12.5】
3歳馬ではあるがキャリア5戦4勝と素晴らしいキャリアを歩んでいます。陣営もかなり自信を持っていた馬なのですが、初GⅠとなったジャパンダートダービーでまさかの7着と惨敗しました。スムーズさを欠いたとはいえ世代GⅠでこの結果はプラスとは言えません。前走で古馬とやりあえることは証明しましたが、強豪古馬との対戦は初なのでどこまでやれるか。
４枠08番 サンライズノヴァ 牡6 57.0㎏ 松若騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 併走 54.6‐39.6‐25.4‐12.5】
東京コースが得意な馬なので中京コースも問題ないと思われがちですが、中京コースとの相性はあまり良くありません。2018年の同レースで6着ですし、ターンが少ない方が当馬は良いみたいなのでコースは懸念材料です。ただ今年は本格化したのか絶好調の戦績を残しているので、今の地力だけで懸念材料をねじ伏せることが出来るか。
５枠09番 アルクトス 牡5 57.0㎏ 田辺騎手
1週前追い切り【美浦 坂路(稍重) 併走 51.6‐37.3‐24.3‐12.3】
最終追い切り【美浦 坂路(良) 併走 51.1‐37.0‐24.5‐12.4】
前走交流GⅠではあるものの南部杯をレコードで勝利しました。惜しい競馬が続いていましたが、モズアスコット相手の一戦なのでこの勝利の価値は大きいです。能力的にはGⅠクラスであるのは間違いありませんし、中京コースも中京ダート1400mのプロキオンステークスを勝利していることから問題ないでしょう。ただ結果を残しているのがマイルまでなので1800mに対応出来るかは未知数です。
５枠10番 アナザートゥルース セ6 57.0㎏ M.デムーロ騎手
1週前追い切り【美浦 南W(稍重) 併走 66.5‐51.2‐38.0‐12.9】
最終追い切り【美浦 南W(良) 併走 66.8‐52.4‐39.1‐12.5】
GⅠレベルかとなると疑問が残りますが、重賞レースでも比較的安定感のある結果を残しています。中央はGⅢアンタレスステークスを勝利していますし、交流GⅠ川崎記念では5着には来ているので、能力的には展開が向けば複勝圏内ならといった感じです。少し前走から間隔は空きましたが、叩き良化型なのでレースを使っているのはプラスです。血統的にも遅咲きタイプなので警戒は必要でしょう。
６枠11番 チュウワウィザード 牡5 57.0㎏ 戸崎圭騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 併走 82.1‐66.8‐51.3‐37.7‐12.2】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 併走 52.4‐38.0‐24.8‐12.4】
今年はGⅠを3戦使って2度はクリソベリルに完敗しているものの、川崎記念は制しているので調子は好調をキープしています。C.ルメール騎手から戸崎騎手に乗り替わりますが、騎乗経験がありますしダート戦なら問題ないでしょう。今までの鞍上を見てれば陣営がかなり期待しているのはわかりますし。今回はクリソベリルが不調の可能性があるので逆転まであって良いのではないでしょうか。
６枠12番 モズアスコット 牡6 57.0㎏ 横山武騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 単走 55.2‐40.3‐26.4‐13.2】
今年のフェブラリーステークスの勝ち馬なので春秋連覇を目指す存在です。フェブラリーステークス以降はなかなか結果を残せませんでしたが、マイルチャンピオンシップで2着に入り復調を見せました。しかし武蔵野ステークスの競馬を見ている限りでは落ちめかなとも思っています。今回が引退レースなので頑張って欲しいがどこまで。
７枠13番 インティ 牡6 57.0㎏ 武豊騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 併走 83.8‐67.2‐51.8‐37.7‐11.8】
最終追い切り【栗東 CW(良) 併走 82.0‐66.6‐52.3‐38.4‐12.1】
昨年のダート界を賑わせた当馬も6歳になり完全に落ちぶれてしまいました。昨年の3着馬ですが、完全に嵌った印象で今年はほとんど活躍出来ていません。GⅠでは能力不足でしょう。追い切りの動きも良くはありません。
７枠14番 ヨシオ 牡7 57.0㎏ 亀田騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 併走 51.5‐37.9‐25.2‐12.9】
最終追い切り【】
ジャパンカップ出走もビックリしましたが、連闘でチャンピオンズカップに挑むというかなりタイトなローテーションです。ジャパンカップはかなり厳しいレースになったので、さすがにここで好走するのは厳しいでしょう。まずは無事に回ってきてほしいです。
８枠15番 クリソベリル 牡4 57.0㎏ 川田騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 併走 52.6‐38.5‐25.0‐12.4】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 併走 54.0‐39.4‐25.2‐12.5】
このレースの主役は間違いなく当馬になるでしょう。キャリアは9戦ではあるものの負けたレースは初海外遠征となったサウジカップのみで、国内の8戦はすべて勝利しています。国内では敵なしで今年は連覇を目指します。今年は昨年よりも良い状態で臨めそうと思っていたのですが、追い切りの動きを見る限りでは動きが重いです。レースまでに上がってこればいいのですが、昨年よりも厳しいレースになる可能性が高いかも知れません。
８枠16番 サトノティターン 牡7 57.0㎏ 藤岡康騎手
1週前追い切り【 映像なし 】
最終追い切り【美浦 南W(良) 併走 67.7‐52.7‐39.1‐13.0】
重賞レースでは力不足ですし、昨年も当レースに出走して惨敗しているので今年もメンバーを考えると掲示板も難しいでしょう。追い切りの動きもまだまだ思いので、今回は軽視で良さそうです。
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また上位に返り咲けるように頑張ります。
明日も神ログを覗いてみてください。
よろしくお願いします。
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＜第21回 チャンピオンズＣ(GI)＞
クリソベリルを脅かす
隠れ穴馬の正体？
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2000年からダート国際招待競走・ジャパンカップダート(東京・ダ2100M）として創設。2008年から舞台を阪神ダ1800Mに移し同年創設のジャパンオータムインターナショナルに指定される。2014年に国際招待が廃止され通常の国際レースとなり舞台も中京ダ1800Mに変更された。中京競馬では高松宮記念に続くＧＩ競走となり師走の中京開催の目玉となっている。
阪神・中京に移行してからの過去10年、人気馬の成績では、1人気[3.3.1.3]、2人気[2.0.1.7]、3人気[1.2.3.4]と1人気が6連対とまずまずの成績。平均配当では馬連4120円、3連複1万3950円、3連単9万6070円と波乱傾向。
ステップレースでの成績では地方交流重賞が7勝、みやこＳ組(2勝)、武蔵野Ｓ組(1勝)。中京開催に移行してからの勝ち馬クリソベリル(日本TV盃)、ホッコータルマエ(JBCクラシック)、サンビスタ(JBCクラシック)、サウンドトゥルー(JBCクラシック)、ゴールドドリーム(マイルChS南部杯)、ルヴァンスレーヴ(マイルChS南部杯)6頭の前走は地方交流戦であった。
今年は、ここまで9戦8勝、昨年の覇者クリソベリルが連覇を狙う。直近2走も地方交流GＩで2連勝中と昨年同様に勢いがある。その他では4戦3勝のカフェファラオ、サンライズノヴァ、オメガパフューム、アルクトス、ゴールドドリーム、インティ、モズアスコット、チュウワウィザードなどのＧＩ馬(地方交流含む)が参戦。
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＜第21回 チャンピオンズＣ(GI)＞
クリソベリルを脅かす
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