先週は中央GⅠは中休み週でしたが、地方競馬の祭典JBC競走が行われたので、GⅠレースが無かったという感覚はありませんね。今年のJBC競走はJRAの紅一点である藤田菜七子騎手の参戦によって一気に盛り上がりましたね。結果としてはブルドッグボスに最後の直線で差されてタイトルは逃しましたが、2着に入線したので大健闘したのではないでしょうか。デビュー時は一過性の人気かと思いましたが、年々しっかり力をつけてきており、今後良い馬に巡り合う事があれば、いつでもGⅠ制覇出来る才能を持っているので静かに見守りたいですね。そしてレジェンド武豊騎手がまた大偉業を達成しました。JBCレディスクラシックをヤマニンアンプリメで制して地方競馬のGⅠ・JpnⅠを全競走制覇しました。GⅠレースは数が少ない上に、1つ勝つのですら難しいレースなのに、10レース全て勝つわけですから凄いの一言です。まだまだレジェンドとして頑張って欲しいです。
先週は中央GⅠは中休みでしたが、今週から年末まで中央GⅠは続きます。後半戦初戦となるのが、秋の女王決定戦GⅠ【エリザベス女王杯】です。今年の秋の女王決定戦は例年とは少しメンバー構成が違います。今年は秋華賞の出走メンバーの中に春の2タイトルの勝ち馬は不在でした。その桜花賞馬とオークス馬が両方ともここに登場します。さらに前哨戦のメンバーも豪華だったので、ハイレベルなレースになる事は濃厚です。
この記事では日曜日の京都メインのGⅠ【エリザベス女王杯】の有力馬展望を行います。
★エリザベス女王杯2019出走予定メンバー
秋の女王決定戦にふさわしいメンバーが各世代から集まりました。配当面も非常に楽しみなのですが、このレースで世代レベルがだいたい把握出来るので、今後のGⅠ戦線のためにもしっかり注目しておきたいレースです。騎手も世界で活躍するトップジョッキーが集まったので騎手達の駆け引きも面白いそうです。
★エリザベス女王杯2019有力出走予定メンバー短評
クロコスミア 牝6 56.0㎏ 未定
1週前追い切り【栗東 坂路(稍重) 単走 53.9‐38.8‐25.3‐12.7】
近2走は結果を残せていませんが、軽視禁物の1頭なので紹介しておきたいです。馬柱を見る限りでは他の有力馬と比べると汚れているのですが、昨年の同レースで2着に入線していますし、春の女王決定戦でも3着に絡んでいる大舞台で味を出す脇役なのです。鞍上が未定なのが気になるのですが、もともと秋にしっかり走っている馬ですし、追い切りの動きも順調そうです。最終追い切りの動き次第では上位強化したいです。
クロノジェネシス 牝3 54.0㎏ 北村友騎手
1週前追い切り【栗東 CW(稍重) 併走 79.8‐64.8‐50.9‐37.9‐12.4】
今年の秋華賞馬が秋の女王決定戦にも出走してきます。能力的には春の時点では世代Bクラスという感じでしたが、夏にしっかり成長して世代を代表する馬になりました。当馬の特徴は何と言っても「安定感」です。どのような条件、どのような展開でもしっかり馬券に絡む力の持ち主なので、馬券を買う立場としては一番信頼出来る馬です。秋華賞は特殊な馬場での競馬だったのでパワーを要する馬場となったので、距離延長も対応出来るでしょう。古馬と初対戦なのですが、追い切りで古馬OP馬相手に互角の動きをしていたので問題ないでしょう。自己ベストを更新しているので、秋華賞で叩いた上積みは大きそうです。最終追い切りの動きが引き続き良ければ中心視出来るでしょう。
スカーレットカラー 牝4 56.0㎏ 岩田康騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 単走 82.8‐65.0‐50.6‐37.4‐12.2】
今春から人気以上に好走を見せ続けている当馬。終いの脚がしっかり使えるようになり、近2走は最速の上りを披露しています。馬体重もしっかり増やしながらの競馬なので、今が完全に充実期と判断していいでしょう。京都適性もありますし、距離も問題ないので適性面の心配はありません。間隔が詰まっているので稽古は積めていませんが、1週前追い切りの動きは良かったので、最終追い切りの動きにも注目したいです。
ラッキーライラック 牝4 56.0㎏ C.スミヨン騎手
1週前追い切り【栗東 CW(稍重) 単走 78.3‐63.6‐50.2‐37.5‐12.0】
本来ならGⅠタイトルをいくつも持っていてもおかしくないのですが、当馬と同世代にはアーモンドアイがいるので二番煎じになる事が多々ありました。勝ち切れないことから闘争本能を失いつつありましたが、今年に入って復活しました。勝ち切れてはいないのですが、戦ってきたレースは全てレベルが高く、その中で安定した戦績を残しているので何か起爆剤になれば一気に爆発するに違いありません。その起爆剤になる可能性が高いのが今回の鞍上C.スミヨン騎手です。世界的名手で日本人にも馴染みのある騎手なので信頼もあります。前走の府中牝馬では＋16㎏が響きましたが、明らかに馬体がボリュームアップしていました。追い切りでも自己ベストを更新するなど、一度叩いた上積みを披露しているので最終追い切りでも好調をキープしていれば狙いたいです。
ラヴズオンリーユー 牝3 54.0㎏ M.デムーロ騎手
1週前追い切り【栗東 CW(稍重) 併走 93.7‐77.‐62.1‐48.9‐36.5‐12.2】
今年のオークス馬がここから始動します。デビューから無傷の4連勝で3歳牝馬のトップに立ち、秋華賞でのレースぶりを楽しみにしていたのですが、爪の不安から回避してエリザベス女王杯に向けて調性が進められてきました。初めての古馬対戦なので、未知数な部分があるのですが、当馬のキャリアを考えると現実離れしているので問題ないとも考えられます。1週前追い切りの動きを見ても爪の状態は問題なさそうですし、休み明け初戦でも走れる状態にはなっています。最終追い切りでもこの状態をキープ出来ていれば無傷でGⅠ2連勝もあり得るかも知れません。
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現在9位です。なんとか一桁台をキープしています。
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先週京都の淀で目を疑うような大爆発◎
指数30以下が好走期待馬です！
11/3(日)
京都1R3連単3,340円(指数05→10→10/1位→2位→2位)
京都2R3連単22,450円(指数04→20→26/1位→5位→6位)
京都3R3連単81,250円(指数22→23→08/4位→6位→1位)
京都4R3連単125,800円(指数09→29→33/1位→8位→10位)
京都5R3連単1,810円(指数13→24→18/1位→6位→3位)
11/2(土)
京都1R3連単55,480円(指数24→30→05/指数5位→6位→1位)
京都2R3連単24,490円(指数21→14→19/指数5位→2位→3位)
京都3R3連単19,520円(指数14→15→11/指数3位→4位→1位)
京都4R3連単4,840円(指数13→12→21/指数2位→1位→4位)
京都5R3連単26,980円(指数31→20→28/指数7位→1位→4位)
京都6R3連単30,590円(指数25→31→22/指数2位→3位→1位)
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ちなみに11/3(日)福島5Rは3連単71,630円(指数3→4→6位)の的中も！
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今週は「エリザベス女王杯(G1)」週！
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