GⅠレースのみ追い切り診断をしていきます。GⅠレースともなればどの陣営もある程度は仕上げてくるので追い切りだけではわからない部分は少なからずあるのですが、予想材料は少ないよりも大いに越したことはないので全頭追い切りをチェックします。それではGⅠ【日本ダービー（東京優駿））】の追い切り全頭診断をしていきます。
★日本ダービー（東京優駿）2019枠順確定！！
１枠01番 ロジャーバローズ 牡3 57.0㎏ 浜中騎手
１枠02番 ヴィント 牡3 57.0㎏ 竹之下騎手
２枠03番 エメラルファイト 牡3 57.0㎏ 石川騎手
２枠04番 サトノルークス 牡3 57.0㎏ 池添騎手
３枠05番 マイネルサーパス 牡3 57.0㎏ 丹内騎手
３枠06番 サートゥルナーリア 牡3 57.0㎏ D.レーン騎手
４枠07番 ダノンキングリー 牡3 57.0㎏ 戸崎騎手
４枠08番 メイショウテンゲン 牡3 57.0㎏ 武豊騎手
５枠09番 ニシノデイジー 牡3 57.0㎏ 勝浦騎手
５枠10番 クラージュゲリエ 牡3 57.0㎏ 三浦騎手
６枠11番 レッドジェニアル 牡3 57.0㎏ 酒井騎手
６枠12番 アドマイヤジャスタ 牡3 57.0㎏ M.デムーロ騎手
７枠13番 ヴェロックス 牡3 57.0㎏ 川田騎手
７枠14番 ランフォザローゼス 牡3 57.0㎏ 福永騎手
７枠15番 リオンリオン 牡3 57.0㎏ 横山武騎手
８枠16番 タガノディアマンテ 牡3 57.0㎏ 田辺騎手
８枠17番 ナイママ 牡3 57.0㎏ 柴田騎手
８枠18番 シュヴァルツリーゼ 牡3 57.0㎏ 石橋騎手
★日本ダービー（東京優駿）2019追い切り診断
１枠01番 ロジャーバローズ 牡3 57.0㎏ 浜中騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 単走 一杯 52.7‐38.6‐24.9‐12.4】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 併走 52.6‐38.1‐24.7‐12.3】
自己ベストに迫る勢いで追い切りを行えたのは高評価出来るポイントです。前走からの間隔を考えてももう少し動けなくてもと考えていたのですが、これだけ動ければ状態面は問題なさそうです。しっかり追われていますし、しっかり反応もしていたので最終追い切りの動き次第で評価したいです。
総評としては、最終追い切りで軽めな印象がしたが併せ馬に先着しているのでしっかり仕上がっているでしょう。1週前にかなり動いているので問題ありません。
１枠02番 ヴィント 牡3 57.0㎏ 竹之下騎手
1週前追い切り【－】
最終追い切り【栗東 CW(良) 併走 52.6‐39.2‐11.9】
1週前追い切りの映像が無いため比べる材料がないのですが、最終追い切りの動きはまずまず。ただ激走を期待出来る動きでもなかったです。
２枠03番 エメラルファイト 牡3 57.0㎏ 石川騎手
1週前追い切り【美浦 南W(稍重) 併走 強め69.3‐54.0‐39.8‐12.5】
最終追い切り【美浦 南W(重) 併走 82.0‐65.9‐50.4‐37.2‐12.8】
最後の反応はイマイチだったのですが、1週前追い切りとしてはまずまずの動きと考えて良さそうです。ただまだまだ伸びしろは十分にあるので最終追い切りでどこまで状態面を上げてくるか。
総評としては時計的には動けていないが馬場などを考えるとかなり動けているので仕上がっている印象を受けました。併馬を楽に突き放し、関係ない馬まで追い抜いて走っていたので、かなり気持ちも入っている印象を受けました。しっかり仕上げてきています。
２枠04番 サトノルークス 牡3 57.0㎏ 池添騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 併走 強め 83.2‐68.3‐53.5‐39.1‐11.7】
最終追い切り【栗東 CW(良) 併走 52.3‐37.9‐11.8】
先ほど紹介したクラージュゲリエとの追い切りで、非常に濃い内容の追い切りを消化しました。まだまだ伸びしろが十分あるので最終追い切りでどこまで上げてくるか注目したいです。
総評としては、3頭併せで真ん中には出走予定だったダノンチェイサーと併走。若干もたもたした動きは気になったが仕上がっている様子。
３枠05番 マイネルサーパス 牡3 57.0㎏ 丹内騎手
1週前追い切り【－】
最終追い切り【美浦 南P(良) 併走 552.8‐38.0‐12.6】
1週前追い切りの映像が無いため比べる材料がないのですが、毛艶は良さそうなので状態面は良さそうですが、体が硬くみました。
３枠06番 サートゥルナーリア 牡3 57.0㎏ D.レーン騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 併走 馬なり 87.0‐70.1‐53.5‐38.6‐11.4】
最終追い切り【栗東 CW(良) 併走 83.1‐67.2‐52.3‐38.1‐11.6】
D.レーン騎手を背に追い切りを行いました。併せ馬は古馬オープン馬のタニノフランケル相手に馬なりで子供扱いしたので、1週前追い切りとしてはかなり評価出来る動きです。追い切りのスピードはけた違いで時計もしっかり出しているので、最終追い切りでどこまで完成してくるかに注目したいです。
総評すると、仕上がっているの一言です。動きはもちろんのこと反応の良さとスピードが抜けている印象を受けました。操縦性も高いなので追い切りだけで判断すると死角なしでしょう。
４枠07番 ダノンキングリー 牡3 57.0㎏ 戸崎騎手
1週前追い切り【美浦 南W(稍重) 併走 一杯 79.8‐65.7‐51.9‐38.2‐12.7】
最終追い切り【美浦 南P(良) 併走 69.6‐54.0‐39.4‐12.8】
終いの脚はタイム的に遅くなっていますが、全体的の時計を見ると自己ベストを更新しているので状態面はかなり良い証拠でしょう。今回しっかり追われたことにより、最終追い切りでどこまで状態を上げてくるかに注目したいです。
総評すると、追い切りというよりも我慢を覚えさせる稽古と捉えることの出来る追い切りえした。1週前に時計は出していますし、状態面は引き続き良さそうです。
４枠08番 メイショウテンゲン 牡3 57.0㎏ 武豊騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 併走 強め 82.6‐67.5‐53.2‐39.6‐12.1】
最終追い切り【栗東 CW(良) 併走 81.5‐65.9‐51.0‐37.5‐12.1】
1週前追い切りは非常に物足りない動きでした。併走馬と変わらない動きで全てにおいて調整不足の印象を受けました。あれだけ動かしているのに反応が無いのは気になるマイナス材料です。
総評としては、最終追い切りではしっかり反応していたので1週前の課題はクリアしたかなと考えています。ただそれだけ幼さがあるとも取れるので、東京2400mを好走するには超えないといけない壁が多いか。
５枠09番 ニシノデイジー 牡3 57.0㎏ 勝浦騎手
1週前追い切り【美浦 南W(稍重) 併走 一杯 68.0‐53.4‐38.4‐12.5】
最終追い切り【美浦 南P(良) 単走 67.9‐51.9‐38.1‐12.4】
動きとしては問題ないのですが、併せ馬は格下だっただけにもう少し動いて欲しかったのが本音です。最終追い切りでどこまで状態面を上げてくるか。
総評としては最終追い切りがPなのは微妙です。1週前同様にもう少しやれても良かったのではと思います。
５枠10番 クラージュゲリエ 牡3 57.0㎏ 三浦騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 併走 強め 82.3‐68.0‐53.3‐38.7‐11.7】
最終追い切り【栗東 CW(良) 併走 98.8‐82.2‐67.5‐52.4‐38.8‐12.0】
併せ馬は2頭いて内1頭はサトノルークスでした。ただ実質はサトノルークスとの追い切りと言った感じの内容になりました。今回は最近の中で1番良い動きをしていましたし、皐月賞の時よりも良い動きをしているので最終追い切りでどこまで上がっているかで評価したいです。
総評としては、1週前追い切り同様に良い動きをしていました。状態面は維持出来ており、しっかり仕上がっている印象を受けました。
６枠11番 レッドジェニアル 牡3 57.0㎏ 酒井騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 併走 一杯53.2‐38.2‐24.9‐12.5】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 併走 55.8‐40.2‐25.6‐12.4】
間隔は詰まっているのですが、格下の併走馬相手ですがしっかり先着しているので状態面は問題なさそうです。最終追い切りもチェックしたいです。
総評としては、引き続き状態面はキープしている陽です。併せ馬より先着しています。鞍上が少し動かすとすぐに反応して脚を伸ばしていたのでデキも良いでしょう。
６枠12番 アドマイヤジャスタ 牡3 57.0㎏ M.デムーロ騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 併走 強め 79.7‐64.6‐50.7‐38.0‐12.2】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 併走 51.7‐37.5‐24.5‐12.6】
併せ馬は古馬オープンのアドマイヤエイカンで相手よりも終始良い動きをしていました。手応えと反応もかなり良く、時計もかなり良いので状態面は100％に近いのではないでしょうか。最終追い切りに向けて万全の状態であると考えてい良いでしょう。
総評としては、最後は少し遅くなりましたが動き的には問題ありません。フォームも安定しており、しっかり動いてたのでメイチと判断しました。
７枠13番 ヴェロックス 牡3 57.0㎏ 川田騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 併走 強め 78.7‐63.6‐49.7‐36.4‐11.2】
最終追い切り【栗東 CW(良) 単走 82.9‐67.2‐52.3‐38.4‐11.4】
映像を見ても分かるのですが、1週前追い切りにしてはかなり動きすぎている印象を受けました。併せ馬もレベルが低かったわけでは無いのですが、その馬を置き去りにして走っていたので現時点で仕上がっている印象を受けました。前走よりも状態面は良さそうなので最終追い切りでデキ落ちしていないかチェックしたい。
総評としては、1週前追い切りである程度仕上げてきたので、最終はさらりと流す程度の追い切り。走るフォームもきれいで無駄の無い動き。このデキなら勝ち負けまであるか。
７枠14番 ランフォザローゼス 牡3 57.0㎏ 福永騎手
1週前追い切り【美浦 南W(稍重) 併走 馬なり 69.5‐53.1‐39.7‐13.8】
最終追い切り【美浦 南W(重) 併走 55.7‐40.6‐13.2】
厩舎的には時計などはあまり期待できないのですが、内容としてはかなり良い動きをしている印象を受けました。併せ馬は古馬オープンの馬と消化したのですが、引けを取らない動きをしていたので最終追い切りでどこまで上がるかでしょう。
総評としては、1週前よりもさらに良くなっている印象を受けました。馬体も仕上がっている印象を受けたので、メイチに近い状態でしょう。
７枠15番 リオンリオン 牡3 57.0㎏ 横山武騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 併走 強め 54.1‐39.2‐25.7‐13.1】
最終追い切り【栗東 CW(良) 併走 83.4‐66.9‐51.7‐37.3‐12.0】
もう少し動いて欲しかったのですが、この内容なら合格点は上げれるか。最終追い切りでどこまで上げてこれるか。
総評としては、時計的には良かったのですが、動き的には1週前と変わらずなのであまり評価出来ません。
８枠16番 タガノディアマンテ 牡3 57.0㎏ 田辺騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 単走 キャンター調整】
最終追い切り【栗東 坂路(良) 併走 52.6‐38.4‐25.2‐12.6】
ローテーションを考えるとこれが限界といえるでしょう。最終追い切りの動きを改めて注目したいです。
総評としては、時計的にも動き的にもイマイチです。この動きだとローテーション的に疲れを残している可能性あり。
８枠17番 ナイママ 牡3 57.0㎏ 柴田騎手
1週前追い切り【美浦 南W(稍重) 単走 馬なり 88.2‐71.5‐56.5‐42.1‐14.1】
最終追い切り【美浦 南W(重) 単走 85.9‐69.8‐54.4‐39.7‐12.7】
時計面を見てても全く動けていません。鞍上が動かすも全く進まずなので状態面はかなり悪いと評価していいでしょう。
総評としては、1週前と変わりはありません。気合も入っていないので今週出走すると言うのが分かっているのか疑問。
８枠18番 シュヴァルツリーゼ 牡3 57.0㎏ 石橋騎手
1週前追い切り【美浦 南W(良) 併走 馬なり 68.1‐52.5‐38.2‐12.1】
最終追い切り【美浦 南W(良) 併走 55.4‐40.2‐13.0】
稽古中でも遊びの仕草が出ていたので幼さがレースがどのような影響を及ぼすのか気になるところです。終いの脚を見る限りでは能力は高そうなのですが、もう少し走って欲しかったのが本音です。
総評としは1週前追い切りに比べると時計的に悪くなっているし、動きも評価出来るわけではないので評価し辛いです。
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