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エイシンヒカリが日本競馬界の偉業『3カ国GⅠ制覇』に向けて!
海外に挑戦する日本馬が増えた事で、世界各国で行われる重賞レースに親近感が沸く様になってきました。今も昔も凱旋門賞への挑戦と制覇の夢は変わりませんが、イギリス、フランス、オーストラリア、アメリカ、ドバイ、香港などいろいろな場所で日本馬が活躍しています。世界に挑戦する日本馬は国内では敵無しの評価を受けがちですが、世界を舞台にすると立場は逆転して挑戦者の立場です。
最近では日本にいてもイギリスの王手ブックメーカーウィリアムヒルなどを使って海外のレースを賭けられるようになったので思うのですが、日本馬は人気を集める事があっても挑戦者という立場はまだまだ変わりそうにありません。アメリカの3冠に挑戦したラニも同様です。日本ではラニの偉業に応援の声などがたくさんありますが、外国でのラニの評価は全く違います。ラニの気性の荒さからゴジラと呼ばれていて怪物ではなく怪獣扱いです。無論理由としてはそれだけではありません。東日本大震災で放射能が漏れた事は世界中で知られているため、ゴジラの放射熱線とかけてゴジラと呼ばれているようです。ラニはアメリカ生まれなので少し可愛そうな気もするのだが、世界各国が日本馬を認めつつある証拠なのかも知れません。
もともと相手にもしていなかった日本馬達の活躍がめまぐるしいので、このようなパフォーマンスは日常的になるでしょう。ただその先に日本馬が世界から認められるゴールがあるので、今は彼らの活躍を願うしかないのかも知れません。
今回の記事ではエイシンヒカリが挑戦する【プリンスオブウェールズステークス】を予想します。まずこのレースは日本の競馬ファンには馴染みが少ないので知らない方もいるのではないでしょうか。なので、簡単なこのレースの説明と予想をします。現地アスコットは10日に記録的な豪雨があり、極端な不良馬場を嫌った有力馬が相次いで回避を表明し6頭で争う1戦になりました。
★【プリンスオブウェールズステークス】とは
プリンスオブウェールズステークスとは、ロイヤルアスコット開催のG1レースの1つです。ロイヤルアスコットはイギリス競馬最大の祭典で、5日間の開催期間中に8レースものG1レースが行われます。主催はイギリス王室で、各レースの表彰式ではエリザベス女王が自ら関係者に優勝トロフィーを手渡します。そのためロイヤルアスコットは伝統と格式高いレースで、イギリス国内だけでなく世界中から注目を集めます。ロイヤルアスコットでの勝利は大変名誉なことであり、競馬関係者の夢でもあるのです。日本で言えば【日本ダービー】と同じイメージで良いと思います。ロイヤルアスコットで開催される8つのGⅠは全て芝レースですが条件と距離が様々です。今回エイシンヒカリが挑戦するプリンスオブウェールズステークスはその中でも1番のメインレースと知られており4歳以上の芝2000m戦です。優勝賞金は約6,800万円とヨーロッパのGⅠレースの中では高額な賞金です。
★プリンスオブウェールズステークス2016オッズ
では、早速プリンスオブウェールズステークスの全馬診断と最終予想を発表します。
★プリンスオブウェールズステークス2016出走メンバー短評
エイシンヒカリ(A SHIN HIKA)
ライバル馬が続々と回避したのでチャンスは十分です。オッズ的にも勝ち負けを期待されるのではなく、どのような強い勝ち方をしてくれるかという期待のオッズになっています。ただしシャンティの馬場にマッチしたからといって、アスコットの馬場がマッチするかは分かりません。不良馬場は前走のイスパーン賞で経験しているので問題ないでしょう。競馬に絶対はないので100%勝てる訳ではありませんが、十分に勝機はあります。
マイドリームボート(MY DREAM BOAT)
ココでは力不足なので消し。
ザグレーギャツビー(THE GREY GATSBY )
2014年のフランスダービー馬です。人気の一角になりそうですが、昨年9月以来の出走なので休み明けの不安があります。状態も万全とはいえないので割引が必要です。フランスダービー馬なので能力はあるのでしょうが、最悪の馬場コンディションと久々と言うこともあるので厳しい競馬になりそうです。
トリスター(TRYSTER)
前走ドバイターフでリアルスティールに敗れはしたものの3着と強さは魅せてくれました。ドバイ以来なので走れる状態なのか不透明なところです。脚質的にも追込み馬なのでラニ同様に間に合わない可能性は十分に考えられます。アスコット競馬場も初出走なので適正の問題もあるので信頼度は低いです。
ウエスタンヒム(WESTERN HYMN)
昨年は同レース3着と凱旋門賞馬Golden Horn(ゴールデンホーン)相手に素晴らしい競馬でした。適正は申し分ないので、この不良馬場をこなせれば怖い存在です。鞍上のデットーリ騎手との相性が良いのも特徴です。相手なりにしっかり走るので大崩れはありませんが、ワンパンチ足りない印象です。
ファウンド(FOUND)
この馬がエイシンヒカリの最大のライバルとなる存在でしょう。凱旋門賞馬Golden Horn(ゴールデンホーン)にも勝ったことのある最強牝馬です。勝ち切る癖がないのが難点で2着が多い馬です。ただ前走コロネーションCから中10日なので疲れがないか心配です。
★プリンスオブウェールズステークス2016最終予想
◎ 01. エイシンヒカリ(A SHIN HIKA)
○ 06. ファウンド(FOUND)
▲ 05. ウエスタンヒム(WESTERN HYMN)
△ 03. ザグレーギャツビー(THE GREY GATSBY )
△ 04. トリスター(TRYSTER)
★プリンスオブウェールズステークス2016買い目
単勝・・・1点
◎ 01. エイシンヒカリ(A SHIN HIKA)
エイシンヒカリ頑張れ!
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