フランスのGⅠイスパーン賞に参戦したエイシンヒカリと武豊騎手コンビが、2着馬と10馬身差をつける大勝で海外G1連勝を収めました。以前にもお伝えしましたが、イスパーン賞はフランス競馬の1年を占う意味でも重要なレースですし、凱旋門賞を占う意味でも非常に重要なレースです。さらに今年は仏ダービー馬のニューベイなど紛れもない強豪が出走していたので、少頭数戦ではあったが内容の濃い1戦になる事は間違い無かった。そんなメンバー相手に戦前は不利とされていた脚質で大差の勝利を収めたのでエイシンヒカリにとっても日本競馬界にとっても価値のある1勝です。そしてエイシンヒカリの鞍上を務めた武豊騎手にとっては、秋の凱旋門賞に向けての重要な1勝になった事は間違い無いでしょう。エイシンヒカリは日本では気性の荒さから今ひとつ波に乗れなかったが、海外のレースではまるで別馬のような集中度合いで折り合いもしっかりつけており、レース内容も前走とは違った内容での勝利なので価値が高い1勝です。目標としている世界最高峰のレースでイギリスGⅠのプリンスオブウェールズSに向けて準備は万全といったところだろう。武豊騎手自身もエイシンヒカリの父ディープインパクトやキズナで敗れた最高峰の舞台での勝利にかなり執念を抱いているのはインタビューやコラムなどでも読み取れます。ただ追加料金を払わないとエイシンヒカリは凱旋門賞への登録は出来ないのでまだ分からないが、仮に出走が叶えば鞍上は武豊騎手でいくだろうから非常に夢のあるレースになりそうだ。まずはイギリスGⅠのプリンスオブウェールズSでの彼らの活躍と勝利を心から願いたい。
いよいよ枠順が発表される日が来ました。馬券購入者はここからダービー当日まで頭を悩ます日々が続くでしょう。有力馬は後ろから行く馬が多いので展開などを考えても前で競馬が出来る馬が有利になりそうですが、金子軍団の1頭が前でどのような競馬をするのか注目ポイントです。週始めには出走予定メンバーを全頭診断しましたが、改めて上位人気馬を展望していきます。
★上位人気予定メンバー
１番人気 マカヒキ 2.8倍
２番人気 サトノダイヤモンド 3.9倍
３番人気 ディーマジェスティ 4.1倍
４番人気 リオンディーズ 5.5倍
５番人気 スマートオーディン 9.3倍
★上位人気メンバー短評
マカヒキ
中山コースよりも東京コースの方がこの馬の脚質に合っているのでコース替わりは問題ありません。最終追い切りも皐月賞よりも状態が上がっている様に見えた。ただ血統的な実績が少なくダービーに向いているかどうかが微妙なラインでもあります。そして脚質的に大外を回しての一気で来るので届くかどうか微妙なラインでの競馬になるので頭としての信頼度はそう高くありません。連軸としてはやはり信頼度が高くなるので馬券のタイプで取り扱いが変わります。
サトノダイヤモンド
馬体の仕上げと追い切り共に陣営の本気は感じられます。有力馬が後ろから競馬する馬が多い中この馬は自在性があるので前で競馬出来る強みがあります。デビュー当初からダービーを目標に作られて来ているので2歳時は全て捨ててここに臨んで来ています。もしこの馬が勝てば今後このローテンションがベースになるかも知れません。鞍上がGⅠではあまり結果が残せていないのが不安な点です。後は“サトノ”の冠名の呪縛から解き放たれるかも見どころです。
ディーマジェスティ
サイン記事でも書きましたが11年のサインを考えるとこの馬がダービー馬に近いです。中間ではデキ落ちかという調教内容でしたが、最終追い切りではしっかり時計を出していました。今回は皐月賞の様な楽な競馬は出来ないのでどのような競馬を見してくれるか非常に楽しみです。厳しい競馬がしいられるだけに外枠に入ったら少し割引が必要かも知れません。
リオンディーズ
鞍上がM・デムーロ騎手の時点で人気が上がってしまうので予想オッズを見る限りではオッズと実績が比例していない様に思えます。ただこの馬は折り合いがつけばこの5頭なのでは1番強い力と能力を持っているのは実績からわかります。道中でどれだけ気分良くこの馬を走らせる事が出来るのかが鍵になるでしょう。馬券的には扱いが難しい馬ですが消す事は出来ない1頭です。
スマートオーディン
最後の末脚は実績通りメンバーの中でも良いモノを持っていますが終末の天候を考えると少し不安な所です。良馬場なら末脚を生かせるのですが、馬場が渋って切れ脚を削がれると凡走の可能性もあるので馬場傾向や天候なども気にしておきたい。鞍上の戸崎騎手はクラシックタイトルを手にしていないので信頼度も少し落ちます。有力馬の中では1番危険視しているのは現時点ではこの馬です。
★キーワードは【オークス最下位の馬番】！
毎年GⅠレースの中ではある法則が流行します。例えば『重賞未勝利』の馬が毎週GⅠを制したシーズンもありました。今年も何か法則が流行していないかと考えていましたが面白い法則を見つけました。実は『先週の最下位だった馬番が、今週の勝ち馬の馬番』となっているのです。さかのぼって調べてみると5月1日に行われた天皇賞春からこの法則が続いています。今週で5月最終週の競馬なのでこの法則が続けば、先週のオークスで最下位だったダンツペンデントの馬番は『10』なので、馬番が10の馬に注目したい。
現時点での軸馬予定 ⇒ A.人気ブログランキングで発表
枠順などが発表される前にこの記事を書いているのでご了承ください。枠順が発表される前の軸馬として予定しているのはこの馬です。外枠に入らない限りこの馬で勝負しようと考えています。展開的にこの馬にとっては楽な展開になるでしょう。ここに向けての臨戦過程が1番整っており、馬体のデキと完成度も1番高いのでこの馬から勝負する予定です。
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【去年も日本ダービーで的中が炸裂】
2015年5月30日（日）
第82回 日本ダービー(Ｇ１)
馬単14→1 2,220円 的中
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昨年、選んだ馬はわずか３頭。
◎１４ドゥラメンテ
○１２アダムスブリッジ
▲ １サトノラーゼン
【買い目】
馬単ながし１４→１、１２
２着で５番人気のサトノラーゼンをしっかりと捕え、
馬単わずか２点で的中！
そして、各馬を選んだ理由は・・
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初の右回り、
初の2000ｍだった皐月賞でも
別格と思える瞬発力を披露し、
同世代のライバルを一蹴した◎ドゥラメンテ。
相手には、
馬場の悪かった若葉Ｓの敗戦だけでは
見限れない○アダムスブリッジ、
絶好枠を引いて最短距離を走れる
▲サトノラーゼンが狙い目だ。
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※予想の一部を抜粋しております。
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