高松宮記念は荒れた結果になりました。勝ち馬のミスターメロディは人気馬でしたが、2着3着馬には2桁人気の穴馬が入線したので3連単4,497,470円と400万馬券となりました。3連複でも80万馬券、2連系でも万馬券と荒れたGⅠレースになりました。武豊騎手に外国人騎手がいても荒れるというのは珍しいので今年のGⅠ戦線は一波乱も二波乱もありそうです。予想としては◎無無でした。本命馬はミスターメロディで4歳世代を支持していたので予想としてパーフェクトだったのですが、2着3着馬を拾うことが出来ませんでした。大阪杯ではしっかりカバー出来るように頑張ります!
今週は春古馬三冠の一冠目GⅠ【大阪杯】が行われます。GⅠレースに格上げされてから今年で3年目なのですが、ドバイとの重なりもありなかなか以前の様にメンバーが集まりません。今年もアーモンドアイなど主力メンバーはドバイを選択しましたが、今年はなかなかのメンバーが集まったので面白いレースになると考えています。そして先週に引き続き荒れた結果になる可能性があるので波乱含みで予想をしていきたいと考えています。
★大阪杯2019出走予定馬(登録馬)
アクションスター 牡9 57.0㎏ 未定
アルアイン 牡5 57.0㎏ 北村友騎手
エアウィンザー 牡5 57.0㎏ 浜中騎手
エポカドーロ 牡4 57.0㎏ 戸崎騎手
キセキ 牡5 57.0㎏ 川田騎手
サングレーザー 牡5 57.0㎏ F.ミナリク騎手
スティッフェリオ 牡5 57.0㎏ 田辺騎手
ステイフーリッシュ 牡4 57.0㎏ 藤岡康騎手
ステルヴィオ 牡4 57.0㎏ 丸山騎手
ダンビュライト 牡5 57.0㎏ 松若騎手
ブラストワンピース 牡4 57.0㎏ 池添騎手
ペルシアンナイト 牡5 57.0㎏ M.デムーロ騎手
マカヒキ 牡6 57.0㎏ 岩田騎手
ムイトオブリガード 牡5 57.0㎏ 横山典騎手
ワグネリアン 牡4 57.0㎏ 未定
中心となるのは3歳で有馬記念を制したブラストワンピースでしょう。クラシック戦線で活躍した馬をはじめ超豪華なメンバーが揃ったと言えるのではないでしょうか。ここにアーモンドアイがいれば最強馬決定戦となったのではないでしょうか。
★大阪杯2019出走予定メンバー短評(前半)
アクションスター 牡9 57.0㎏ 未定
1週前追い切り【美浦 南W(良) 単走 68.9-52.8-38.3-12.9】
先週の日経賞に出走して12頭中11位とブービー着順です。連闘で今年すでに4戦目となるのでさすがに厳しいです。
アルアイン 牡5 57.0㎏ 北村友騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 単走 59.1-42.5-27.5-13.7】
池江厩舎の2頭出しの内の1頭です。右回りで1600m~2200mなら安定した競馬をしているので今回の条件を見るだけでも馬券からは外せない存在です。昨年の3着馬なので適性面は問題ないのですが鞍上が先週のGⅠレースで1番人気のダノンスマッシュを飛ばした北村友騎手が予定されているので信頼度は低いです。ただこれで人気が落ちるならあえて狙いたいです。
エアウィンザー 牡5 57.0㎏ 浜中騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 併走 55.0-39.7-25.1-12.5】
現時点では浜中騎手が想定されているのですが、スランプ気味の騎手なので評価が難しいところです。馬事体は阪神2000mは得意としているので適性面は何の問題もありません。金鯱賞で一度使われているので上積みも感じますし、休み明け初戦でもしっかり動いており、一線級相手にしっかり揉まれての結果なのでここでも生きるでしょう。馬よりも騎手が心配か。
エポカドーロ 牡4 57.0㎏ 戸崎騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 併走 81.0-65.4-51.0-38.1-12.0】
注目の4歳馬で昨年の皐月賞馬です。皐月賞1着、ダービー2着と世代レベルが高い中で結果を残して来ているので能力的には上位と考えているのですが、近走の戦績を見ている限りでは自分の競馬が出来ないと凡走する傾向にあるので戸崎騎手が上手くエスコート出来るかが鍵になるでしょう。
キセキ 牡5 57.0㎏ 川田騎手
1週前追い切り【栗東 CW(良) 単走 83.7-65.8-51.4-37.5-12.0】
有馬記念は使われての外枠だったので厳しい条件のなかで出遅れも跳ねのけて5着馬なので能力的にはメンバー上位です。今回休み明け初戦ですが1週前追い切りの動きを見る限りでは順調に稽古を積んでいる印象を受けました。しっかり立て直しが出来ている様でリフレッシュ出来ているようなので休み明け初戦でも侮れないでしょう。川田騎手がこの馬を選んだというのも自信の表れでしょうか。
サングレーザー 牡5 57.0㎏ F.ミナリク騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 単走 57.7-42.3-27.2-12.7】
ハイレベルなレースだった天皇賞秋と香港カップを2着4着でしっかりまとめていることを考えるとここでも能力的には上位です。芝2000mのレースならばアーモンドアイにも勝利出来る能力の持ち主と考えています。陣営も早々に外国人騎手のF.ミナリク騎手を確保している辺りも勝負気配を感じるので軽視出来ません。
スティッフェリオ 牡5 57.0㎏ 田辺騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 併走 51.6-37.9-24.9-12.7】
現在重賞2連勝中と勢いに乗っている存在ではあるのですが、どちらもローカル重賞なので一線級のメンバーが揃う今回は勢いそのままに行くのはさすがに難しいでしょう。適性面的には勝利経験のあるコースでもあるので問題ありませんし、叩き2戦目なので上積みを感じることが出来ます。連勝で明らかに力はつけているのは明白なので最終追い切りで状態面を上げてこれば穴馬として注目したいです。
★大阪杯2019出走予定メンバー短評(後半)
ステイフーリッシュ 牡4 57.0㎏ 藤岡康騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 併走 52.5-38.0-24.6-12.4】
不調気味だった藤岡康騎手ですが、先週の高松宮記念では17番人気の馬を3着に持ってきたのでスランプを抜け出たのかも知れません。この影響を受けて過剰な人気を集めそうな気もするのですが、4歳馬で近走安定した戦績を残しており条件的にも問題ないのですが、能力的には足りない部分があると考えています。コンスタントに使われているので上積みはあまり見込めませんし相手関係強化の一戦なので軽視します。
ステルヴィオ 牡4 57.0㎏ 丸山騎手
1週前追い切り【美浦 南W(良) 併走 78.6-63.8-49.3-35.7-12.5】
前走の中山記念は休み明け初戦ではあったもののGⅠ馬の底力を見せてくれました。休み明け初戦でステップレースにもかかわらずメンバー最速の上りを繰り出し、GⅠ馬の貫録を見せつけました。一度使われたので上積みも見込めるので前進が見込めるのではないでしょうか。鞍上も引き続き丸山騎手なので心強いです。唯一の不安材料は距離です。いくら状態面を上げてきても2000mはこの馬には長い印象があるので誤魔化すことが出来るかがカギになりそうです。
ダンビュライト 牡5 57.0㎏ 松若騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 併走 51.4-37.7-24.7-12.5】
ルーラーシップ産駒としてデビューの時から注目されてましたが、、鳴かず飛ばずでなかなか結果としては残し来ていないものの、どのレースでもどのメンバーでも安定感のある結果を残しています。前走の京都記念は6番人気でしたが、上手く流れに乗れればチャンスがあるような気がします。追い切り自体は状態面を整えている感じでしたが、それでも走っているので状態面は良好をキープしていると判断していいのではないでしょうか。今春は見逃せない存在の1頭です。
ブラストワンピース 牡4 57.0㎏ 池添騎手
1週前追い切り【美浦 南W(良) 併走 81.6-65.6-50.9-36.5-12.1】
3歳時に有馬記念を制した馬が2019の始動戦を迎えます。アーモンドアイが海外挑戦を選んだのは寂しかったですが、当馬がいるので春のGⅠ戦線が盛り上がる事は間違いありません。阪神コースは毎日杯で勝利経験があるので問題ありませんし、距離もベスト条件なので適性面は問題ありません。ただ始動戦でいきなり本番というのが気になるところです。鉄砲でも走る馬ではあるものの、今回は相手関係も揃ったGⅠが舞台なので休み明け初戦をどのように評価するかが馬券的中への別れ道になるでしょう。
ペルシアンナイト 牡5 57.0㎏ M.デムーロ騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 単走 60.7-44.6-29.0-14.8】
昨年の大阪杯で2着に入線しているので能力的にも適性面的にも問題ありません。昨年は大阪杯とマイルチャンピオンシップの2着が最高着順でしたが、他のレースでも崩れることなく安定した結果を残しているのでここでも崩れることはないでしょう。香港帰りでも堅実に走っていたので叩き2戦目の今回はさらに上積みが期待出来るのですが、鞍上のM.デムーロ騎手が今年に入ってかなりスランプ気味なので信頼度としてはそこまで高くはないと考えています。ただこの安定感は馬券からは消せないでしょう。
マカヒキ 牡6 57.0㎏ 岩田騎手
1週前追い切り【栗東 坂路(良) 併走 52.9-38.3-24.9-12.5】
前走の京都記念では久しぶりに馬券に絡みました。京都コースがフィットしている印象を受けました。管理する友道調教師もズブくなって切れ味が無くなったと言っているので京都の下り坂がきっかけを作ってくれたのでしょう。今回は阪神コースに替わるのでここで結果を残せば復調と考えて良さそうです。追い切りの動きは叩き2戦目なので上積みもあり、乗り込み量も豊富なのでかなり仕上がっている印象を受けました。引き続き岩田騎手が騎乗してくれるのもプラスです。急坂という難点はあるものの状態面は良さそうなので馬券には入れておきたいです。
ムイトオブリガード 牡5 57.0㎏ 横山典騎手
1週前追い切り【】
昨年は3連勝で一気にオープンまで駆け上がりアルゼンチン共和国杯でも強敵相手に2着と結果を残しました。今年に入ってから状態面がイマイチ上がって来ないので結果を残せていません。最終追い切りで状態面をチェックして馬券の取り捨てを決めようと思うのですが、今のところは条件的にも良いとは思えないので軽視します。
ワグネリアン 牡4 57.0㎏ 未定
1週前追い切り【栗東 芝(稍重) 併走 78.3-63.1-49.0-35.4-11.2】
ブラストワンピースと人気を分け合うのが昨年のダービー馬の当馬でしょう。不利な条件の中でダービー馬に輝いたのでその能力は本物でしょう。前走の神戸新聞杯では鞍上が変わったものの強い内容で勝利したので普通ならばブラストワンピースのライバル馬である事は間違いありません。鞍上も福永騎手に手戻りするので期待材料は多いのですが、最大の不安材料は状態面でしょう。1週前追い切りを見る限りでは動いてはいるのですが、5割前後の動きです。前走後は状態面が整わず、ぶっつけ本番という形になったのでいきなり動けるかが課題です。
★ここが目標なのか!?
タイトルでは質問を投げかけましたが、これは的中に向けてのヒントです。GⅠレースなのでどの陣営も渾身の仕上げを施してくるのは明白なのですが、大阪杯への各陣営の本気度の見極めが馬券的中のヒントになると考えています。どういう意味なのかというと、大阪杯の後に天皇賞春、宝塚記念と春古馬三冠は続きます。アーモンドアイはドバイに遠征しているので春は国内には参戦しないでしょうから、大阪杯の出走メンバーには三冠のチャンスがあると考えています。なので三冠に向けて大阪杯でどこまで仕上げてくるか。逆にその隙を狙って大阪杯に絞って勝負する馬はどの馬なのか。ここを見極めることが出来れば的中する確率もあがるのではないでしょうか。
現時点での軸馬候補 ⇒ A.大阪杯の軸馬候補は最強競馬ブログランキングへ
前半戦のメンバーの中で春古馬三冠の視点から可能性が高いのはこの馬ではないでしょうか。距離適性もなんとか対応出来ますし主戦を務めている〇〇騎手が鞍上なので春一冠目を狙いに来るでしょう。
現時点での穴馬候補 ⇒ B.大阪杯の穴馬候補は最強競馬ブログランキングへ
現在14位です。応援よろしくお願いします!
引き続き神ログをよろしくお願いします。
ご声援ありがとうございます。