【ジャパンカップ2017】出走予定馬|予想|「秋古馬3冠」へキタサンブラックと騎乗予定の武豊!

2017年競馬予想

 

JRAが14日に来年1月からの騎乗依頼仲介業者制度の見直しを発表しましたがネットでは暗黒時代の突入と言われています。深い事情を説明すると話が長くなるのでまたの別の機会で取り上げようと考えています。簡単にようやくすると力のあるエージェントや政治的力のあるエージェントの属している騎手が必然的に勝利するので勝利する騎手が決まってくる問題があります。今年のGⅠレースを見ていてもM・デムーロ騎手とC・ルメール騎手と武豊騎手の独占場です。来年以降もこの制度が崩れることはないので来年のGⅠレースも強力なエージェントが付いている3人を買えば問題ないと言うことになります。美浦に所属する有名騎手は多くが異を唱えてエージェント制度見直しをしているが、栗東までは届いていないのが現状。その他いろいろな事を評して「暗黒時代の到来」と言われているのかも知れない。

 

まだ秋のマイル王を決めるGⅠ【マイルチャンピオンシップ】が終わっていないだけに気が少し早いかもしれませんが来週には秋古馬三冠GⅠ【ジャパンカップが東京芝2400mで行われます。海外からの招待馬も出走を予定しているので日本で海外で活躍している海外馬の生のレースを見ることが出来ます。秋のビックレースの1つなので少し早めですが出走予定馬の中から注目馬をピックアップして紹介したいと思います。

 

★有力出走予定馬

キタサンブラック
サトノクラウン
シュヴァルグラン
ソウルスターリング
レイデオロ

 

現時点で19頭の登録馬がいますが出走出来るのは18頭です。タンタアレグリアが16日に回避を発表したので事実上は登録している全ての馬が出走出来ることになります。ただ海外馬を中心に国内馬も出走するのかわからない陣営もあるのでゲート割れする可能性もあるかもしれません。

 

★ジャパンカップ出走予定馬短評

キタサンブラック
秋古馬三冠の第1戦天皇賞秋を横綱相撲で勝利した現役最強馬です。今年だけでGⅠ3勝と本当に強い馬です。前走は勝負度が少ないと考えてあまり高い評価をしませんでしたが蓋を開けてみればあの特殊な馬場でしっかり結果を残したのですから本当に強い馬としか評価出来ません。ここまでレベルが高い馬になると良いところを探すよりも、悪いところを探したくなるところです。現時点で不安な点はやはり前走あれだけタフな状況で勝利したので疲れが残っていないか。そして先週になって浮上した鞍上問題と不安な点があるので最終追い切りなどを見て判断したいです。

 

サトノクラウン
昨年香港でGⅠの称号を獲得して以降本格化した模様です。春にはキタサンブラックを抑えて宝塚記念では勝利して、前走の天皇賞秋ではキタサンブラックに唯一迫った2着とこのメンバーでも実力は上位です。M・デムーロ騎手との相性も良く1戦1戦コンタクトがしっかり取れているいるので逆転出来る可能性は十分あります。ただ現時点は鞍上はM・デムーロ騎手ではなさそうですし、この馬は馬場が悪くなればなるほど好走する確率が高い馬なので当日やその週の天気なども関わるので現時点では予想がし辛いです。良馬場なら危険な人気馬になる可能性もあります。

 

シュヴァルグラン
現時点ではM・デムーロ騎手が選んだ馬はこの馬なので、M・デムーロ騎手にとってはサトノクラウンよりも勝算を感じたのでしょう。勝ち切れない馬ではあるもののどの相手関係でもどのような条件でも崩れることのない安定感があります。主戦を務めていた福永騎手が降ろされてM・デムーロ騎手に乗り変った瞬間から別馬になった様な競馬を前走見せてくれました。叩き2戦目で状態面は上積みがあるでしょうしGⅠ請負人の騎手がエスコートしてくれるので初GⅠタイトルを獲得出来る確率が高まったのではないでしょうか。

 

ソウルスターリング
デビュー前から注目されていたフランケル産駒で春は桜花賞こそ勝利出来ませんでしたがオークスではしっかり結果を残して満を持して秋は秋華賞に挑戦せずに天皇賞秋を目標にローテーションを組まれてきました。結果としては秋は惨敗と評価しても良いと思いますが、前走の天皇賞秋ではタフな条件の中で協力メンバーの中6着と結果を残したのは3歳牝馬としては評価出来るのではないでしょうか。中間の動きを見る限りでは追い切りも軽いですが、前走がメイチだと思うのでこの程度の流しで問題ないと考えています。ただ前走の疲れが残っているとは考えているので抑えまでの評価が妥当ではないでしょうか。馬の状態やデキをしっかり見極める厩舎なので回避する可能性もあります。

 

レイデオロ
今年のダービー馬なので実力と能力は本物です。菊花賞には挑戦せずにここに向けてしっかり状態を組んできたので状態面は問題なさそうです。秋初戦の神戸新聞杯では同世代相手でしたがダービー馬らしい強い競馬をしてくれたので叩き2戦目の今回は期待が膨らみます。3歳馬が古馬を撃破している今年の秋GⅠを考えると3歳のトップクラスのこの馬も十分勝ち負け出来る可能性はあると考えています。間隔がややあいているのは気になるのですが中間はしっかり天栄で乗られて帰厩してもしっかり稽古を積まれているので状態面は問題ないでしょう。鞍上が最近不調なのが少し気になるところです。

 

★今週のマイルチャンピオンシップでも3歳馬が勝利すれば・・・

3歳世代は春の段階から強い世代と評されていましたが、秋のGⅠでその評価が確証へと変わりつつあります。今週行われるマイルチャンピオンシップでも3歳馬が勝つ可能性があるので、もし借りに勝利する事が出来れば今年の秋GⅠのトレンドとして「3歳馬が勝つ」となるのでソウルスターリングレイデオロに人気が集まるでしょう。となると暮れの有馬記念でも3歳馬が活躍する可能性もあるのでジャパンカップで3歳馬がどのような活躍をしてくれるのか楽しみです。

 

1週前軸馬候補 ⇒ キタサンブラック
前走の特殊な条件で勝利したので強さは本物ですが見えない疲れが気になります。追い切りで判断出来る可能性もあるので最終追い切りはしっかり注目したいです。あとは鞍上が武豊騎手のままなのか、それとも乗り替わるのかなど不安な点はありますが、前走を見る限りではここは抜けていると考えているので現時点では軸として信頼出来るのではないでしょうか。

 

 

タイトルとURLをコピーしました