【スプリンターズステークス2017】出走予定馬｜予想｜予想オッズ2.7倍レッドファルクス連覇に向けて視界良好か！？

1 ★出走メンバー短評（後半）
2 ★GⅠ実力馬か！？夏の上り馬か！？

秋GⅠの開幕戦となる【スプリンターズステークス】を取り上げるメディアを多く見かけます。秋GⅠの開幕戦なので仕方ないのですが、クラシックレース最終戦も控えているのでお忘れなく。神戸新聞杯で4着に敗れたルーラーシップ産駒のダンビュライトですが菊花賞への出走が危うくなってきました。賞金加算することが出来なかったので自力では出走出来ません。菊花賞でも楽しみにしていただけに非常に不安ですが見守るしか出来ないので今後の他馬の動向に注目です。菊花賞に出走が叶えば運を味方に菊男と共に好勝負に期待したいです。

先日スプリンターズステークスの前半メンバーの診断を公開しましたが、今回は後半メンバーの診断を公開します。前半メンバーもかなり混戦模様でしたが、後半メンバーもかなり混戦なので非常に難しいレースになるでしょう。ただ秋GⅠ初戦で良い流れ乗っているのでこのまま有馬記念まで乗り続けたいです。

★出走メンバー短評（後半）
★GⅠ実力馬か！？夏の上り馬か！？

★出走メンバー短評（後半）

ビッグアーサー

スプリント能力が非常に高い馬で2016年の高松宮記念を始め大くのスプリント重賞で結果を残しているのでここでも上位の評価が出来るでしょう。ただ今回は香港から帰国初戦でセントウルステークスを使う予定でしたが左前脚痛で回避しているので怪我の治り具合とデキが勝負のカギとなるでしょう。実力的にはこのメンバーならもちろん勝ち負け出来るのですが、中間の動きを見ても万全とは言えません。約10か月ぶりでケガ明けなので出来れば前哨戦で様子を探りたかったのですが、最終追い切りまで見て評価を決めたいですがここは軸向きとはいいがたいです。

ファインニードル　

前哨戦のセントウルステークスを制した馬なのでここでも注目を集める存在です。中山1200mでも勝利経験があるので適性面は問題ありませんし、スピード能力も高いのでGⅠ初挑戦となりますが有力馬と勝負出来てもおかしくありません。ただ前走手綱を握ったM・デムーロ騎手が選ばなかったのは少し気になるところです。さらに前走でかなり仕上がっていた印象も受けました。最終追い切りの動きを見て判断したいですが、なかなかここから手は伸ばし辛いかも知れません。

フィドゥーシア

セントウルステークスでは本命の印を打ちましたが9着に敗れました。前走1000mを使ってることで完全にリズムを壊した印象を受けましたが、上手く逃げ切れなかったのが敗因でしょう。今回は前走で1200mを使ったことで前走の様な競馬はしないでしょう。中間の動きを見てもデキ落ちは無いので前走の負けで人気が落ちるなら狙ってみたいです。アイビスサマーダッシュで久しぶりながら2着の競馬は力がないと出来ないことでしょう。三浦騎手に乗り替わるので本命視は出来ませんが馬券には入れておきたいです。

フミノムーン

除外対象馬です。出走するたびに成長して力をつけている印象があったので残念です。来春に彼の姿をGⅠで見たいです。

ブリザード

スプリントとマイル王国である香港からの刺客です。過去に参戦した香港馬に比べるとGⅠ勝ちが無い馬なので少し力不足感が否めません。前々走のGⅠレースでも大敗しており、海外遠征は初めてなのでなかなか評価が難しいところでもあります。ただこの馬のキャリアを見て驚くのは堅実さです。厳しい条件でもしっかり掲示板を確保する競馬をしているので安定感がある馬です。中山の馬場がこの馬に合えばスプリント王国らしい競馬を見せてくれるので要チェックの存在でしょう。

メラグラーナ

前走のセントウルステークスでは2桁着順が続いていたので重い印を打つことは出来ませんでしたが4着と好走したので復調気配が伺えるのではないでしょうか。春のスプリント王を決める高松宮記念では不甲斐ない競馬となってしまいましたが、今回は復調気配もある中で3戦3勝の得意舞台でもある中山1200mなので印を回したい1頭です。能力的には十分GⅠを獲れてもおかしくないので抑えておいて損はないでしょう。

モンドキャンノ

3歳世代のスプリント能力が高い当馬が古馬スプリントGⅠに挑戦します。この春はマイル路線で思ったような戦績を残すことが出来ず秋に立て直しを図りました。始動戦となったキーンランドカップでは1番人気に支持されましたが6着に敗れました。当日の馬体を見てもまだまだ余裕残しの馬体だったのは確かなので本番のここに向けての仕上げだったのでしょう。勝負に強い池添騎手を手配する辺りを考えてもここは勝負気配が強いと考えています。古馬の一線級相手にどこまでやれるかわかりませんが穴馬として注目したいです。

ラインミーティア

アイビスサマーダッシュを8番人気ながら制して、続くセントウルステークスでも6番人気ながら2着とスプリント路線で絶好調中の馬です。近走の競馬内容と年齢を考えるとさすがにここで上積みに期待するのは難しいかも知れません。近2走の勢いがあればこの混戦メンバーなら内で上手く立ち回ること出来れば複勝圏内の可能性は十分考えられるので最終追い切りのデキと状態で判断したいです。鞍上はベテラン騎手なのですがGⅠレースとなるとどうでしょうか。

レッツゴードンキ

2015年の桜花賞以来GⅠタイトルは手にしていません。一時期はスランプにも陥りましたが、近走は徐々に復調して安定した戦績を残しています。一時はダートも使われましたが本質的には芝の1200m～1600ｍが合っていると考えているのでこの舞台でも問題ないでしょう。5歳になってそろそろ大人になっても良いのですがまだまだ気性面に難があるので上手く走る事が出来れば牡馬相手にでも勝ち負けになるでしょうし、走れなければ凡走の可能性もあるのでなかなか中心視は出来ないところです。叩き良化型のタイプなので始動戦から力を出せるとは考えていないので現時点では抑えまでか。

レッドファルクス

昨年の勝ち馬なので適性面は文句ありませんしここでも中心視出来る1頭です。2連覇に挑戦する立場なのでここでも期待したいです。昨年ここを勝利後は香港スプリントに挑戦しましたが大敗して一時はどうなるかと思いましたが、春のスプリントGⅠ高松宮記念では休み明けながら3着と好走したので状態面はしっかり戻っていると考えています。前走の安田記念はマイル戦だったのでこの馬にとっては少し距離が長いレースでしたがそれでもしっかり対応していたのでここは能力上位でしょう。休み明けでも堅実に走る馬なのでその辺りも心配ないので軸向きともいえるのではないでしょうか。

ワンスインナムーン

高松宮記念に出走して16着と惨敗しましたが、自己条件ではやはり能力上位の競馬を見せてくれました。近2走は2連勝と勢いに乗っているのでここでも注目したいですが、3戦目で上積みは期待できないですし相手関係も一気に上がるので2連勝と勢いに乗っているからと言って評価するのは難しいところではないでしょうか。中山1200mでは2戦2勝としっかり結果を残しているだけ適性面は問題ないので抑えておいても損はないかも知れません。

★GⅠ実力馬か！？夏の上り馬か！？

かなり混戦模様のメンバー構成ですが、人気を集めるのはGⅠ馬やGⅠで好走している馬でしょう。GⅠレースで結果を残すことが出来るのは能力が高い証拠なので当然でしょう。ただ有力どころは始動戦なので初戦から好走出来るのかと言うと疑問が残ります。対抗出来る夏の上り馬も暑さの疲れが出たりと状態面が気になるところです。混戦模様なのでどの馬にも勝つチャンスがあるでしょうが、GⅠ実力馬と夏の上り馬の対決が濃厚でしょう。個人的には使われて状態が良くなっている馬のほうが信頼出来ると考えているのですが、GⅠレースなので最終追い切りまでチャックして最終的に本命馬を決めたいです。

軸馬候補　⇒　レッドファルクス

出走メンバーの中で実力があり安定感があるのはこの馬でしょう。混戦模様のメンバー構成ですがこの馬は頭一つ抜けている印象があります。鞍上のM・デムーロ騎手も大舞台に強い騎手なので連覇に向けて条件は揃ったのではないでしょうか。

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