日本の真裏で開催されているリオ五輪ですが連日のメダルラッシュに折り返しを過ぎても盛り上がりは冷めません。ポケモンGOよりも盛り上がりが冷めない所を考えるとさすがオリンピックと考えてしまいました。メジャー競技は地上波で連日放送されていますがマイナー競技などはなかなか地上波では見られませんよね。BS放送などでは見られます。お恥ずかしい話だがカヌーがオリンピック競技だとは知らずにニュースで羽根田卓也さんの銅メダル獲得を知りました。欧州ではメジャー競技なようですが、日本勢がカヌー競技でメダルに輝いたのは男女を通じて初めてのようなので新たなる扉を彼が開けてくれたようです。どんな競技でも日本人が活躍してくれる事は良い事です。メダルの数を大人は気にしてしまいますが、未来ある子供にとってはいろいろな可能性を感じる大会なので選手の皆さんには自分の競技で全力で頑張って欲しいです。そんな選手の中で競馬との関わりがコレからでそうな選手がネット上では話題になっています。競馬好きとかではなく、日本中央競馬会に入社するというのだから驚きました。その選手は柔道男子90キロ級で金メダルを獲得したベイカー茉秋選手です。彼は現在東海大学4年生と就活真っ最中で第一志望が日本中央競馬会なのだ。なぜ日本中央競馬会なのか？と疑問に思いましたが、それは柔道の為でした。実はJRAは柔道の事業団チームの中では強豪で過去にもオリンピック選手を輩出しています。今年も男子100キロ超級代表の原沢久喜が所属しており６月の全日本実業団体対抗大会を制覇しています。競馬とオリンピックがこんなところで関係しているとは思わなかったので驚きました。彼の姿をいつか競馬場で見ることがありそうです。
今週はいよいよ【札幌記念】(札幌・GⅡ・芝2000m)が行われます。前回全馬診断の前半をお伝えしましたが今回は後半で残りの全ての馬の診断をしていきます。前半記事でもお伝えしましたが今年はサマー2000シリーズの前3戦の勝ち馬が相次いで札幌記念を回避して新潟記念を選択したのでメンバー構成が例年に比べると違和感のある構成です。例年と様相が違うのでデータなどが当てはまるのか微妙なところです。
★出走メンバー短評（後半）
メイショウスザンナ
クイーンSの走りを見ている限りではまだまだ衰えは感じられません。1頭抜けた存在の馬はいますがあとはメンバーレベル的にトントンなので展開が嵌ればチャンスは十分にあります。牝馬で年齢が7歳なのであまり人気しないと思うので叩き2戦目で上積みと状態が良ければ狙ってみたい。
モーリス モレイラ騎手
説明不要の絶対的マイル王が2000m路線に登場します。2000m以上のレース経験はあるのですが2年前の京都新聞杯以来です。普通の馬なら400mの壁は高いのですがこの馬にとっては楽勝ではないだろうか。なぜならこの1戦彼には負けられない理由があるからです。秋GⅠに向けて路線を決める意味でも100％に近い競馬をしてくるのではないだろうか。
ヤマカツエース 池添騎手
距離適性は主戦としている距離なので問題ありません。馬場適性も洋芝でもしっかり走っているので問題ないでしょう。逆転候補と考えているのだが久しぶりのせいか状態が非常に気になります。宝塚記念では2桁着順と凡走したのでその疲れがしっかりとれているか。久しぶりでも自分の競馬は出来ると思うので最終追い切りの動きをみたいです。
レインボーライン 福永騎手
ダービー以来の出走なので状態が気になる所ですがハイレベルなダービーに出走した運と実力の持ち主なのでココでも中心視出来る可能性があります。1600m～1800mくらいの距離で戦績を残しているので距離短縮は好材料です。3歳馬なのでどれだけ成長しているのかにも注目したいです。
レッドソロモン
格上挑戦となりますが2000m路線では安定した戦績を残しており、2連勝中の勢いにも注目したい。もちろん条件戦と重賞では戦い方が違うので一概に比べることは出来ませんが、重賞経験もあり2連勝中の戦い方が非常に良かったので穴馬として注目したいです。追い切りの動きが良く、台風の影響が出れば重い印を打つ可能性があります。
レッドリヴェール 坂井騎手
2歳女王のタイトルを持っているGⅠ馬ですが近走の戦績はあまり良くありません。ただ前走のメンバーレベルは低かったが競馬内容は評価出来たのでここでも注目したい。洋芝適性は問題ありません。得意なコースで叩き2戦目で状態も上昇となると軽視するのは危険な1頭かも知れません。
ロジチャリス
初2000mですが個人的には1800mまでが限界なのではと考えています。2000mでメンバーレベルは混戦ですがそれなりの実力馬が集まったので厳しい競馬になりそうです。福永騎手がこの馬を選ばなかったことを考えると勝負出来ないと感じたのでしょうか。どちらにせよ難しい戦いに変わりはありません。
ワールドレーヴ
除外対象。
★モーリスをもっと詳しく掘り下げる！
このレースで誰もが気になるのはモーリスの存在でしょう。陣営は早くからこのレースに出走する事を表明していたので、七夕賞・函館記念・小倉記念の勝ち馬は参戦を見送りました。この事態により休み明けの実績馬と夏を使われて結果が残っていない馬の対決になりました。モーリスにとっては勝利し易い条件になりましたが、久しぶりの2000m戦に休み明けと不安材料があるため全幅の信頼は置けないかもしれません。ただ陣営はそんな甘い考えをハナから持っていないかも知れません。まず堀厩舎はしっかりレースには仕上げてくる厩舎なので信頼度はあります。さらにこの路線をクリアすれば彼自身レース選択の幅が広がり秋GⅠの選択肢が増えます。この距離がクリア出来れば天皇賞秋に出走してくる可能性が高くなります。モーリスにとっては秋に向けての試金石となるレースです。鞍上も雷神モレイラ騎手を手配するくらいなので本気度も高いでしょう。
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モーリスはゴリ推しなのであえてオススメにはしません。最終予想では本命にするかもしれませんが今は違う馬に目を向けたいのであえてモーリス以外で選ぶとこの馬になります。今回走れる状態ならば洋芝適性は問題なく、距離も問題ないので逆転候補筆頭でしょう。鞍上も世界で結果を出すほど乗れているので勢いそのままに騎乗してほしい。
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安田記念 ワイド★ー△（3点）11.3倍 的中
鳴尾記念 馬連 ◎ー★（5点）6.3倍的中
エプソムC 馬単 ◎ー▲（5点）11.7倍 的中
ユニコーン ３連単 ◎○△（8点）15.6倍 的中
宝塚記念 馬連/３連複 的中
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第52回 札幌記念(Ｇ２)
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関係者の間から「ＧＩに昇格を」との声もあるように、夏競馬期間中で最も重要かつ格の高いレースがこの札幌記念だ。古くからＧＩ馬の参戦があるだけでなく、ココからＧＩを制した馬も輩出しており、まさに『夏のＧＩ』と言っても過言ではない。
なんといっても今年の注目はモーリスの参戦だろう。昨年の年度代表馬でＧＩ４勝とその実力が世界トップレベルであることは間違いない。しかも、世界トップジョッキーの１人であるモレイラが乗るとなれば強力。だが、『出走がほぼ確定』と報道は先行していた裏で、実は『状態を見ながら』と陣営は出走に踏み切るまで慎重な構えであり、今回は実績のない2000mの距離が課題になる。決して死角が皆無ではないのだ。事実、的中をお伝えしている安田記念では８番人気と世間はノーマークだったロゴタイプの後塵を拝している。この札幌記念にも世間を“アッ”と驚かす穴馬が存在しても何ら不思議はない。
実は、既に一発逆転の可能性を秘める穴馬をマーク済み。あとは陣営からの最終的な裏付けを取り『ＧＯサイン』を待つのみだ。そのとっておきの穴馬を含めた札幌記念の『爆穴３連単情報』を今週は特別に無料公開する。当社シンクタンクの情報力をまだ体感していない方はぜひともこのチャンスを見逃さないでいただきたい。
なお、今回ご参加頂いた方には特別に、同日に行われる北九州記念の勝負情報も公開させて頂く。
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